2018-10-03

とんかつ屋悲劇」ってコラムを読んで自分のことを考えた

https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamuratomohiko/20180827-00094583/

とんかつ屋悲劇 ~ 行列ができる人気店がなぜ廃業するのか

というネット記事がありました。

 「何十年も変わらない値段と、チェーン店ではありえない品質の高さと格安さ」などとグルメサイトでも称賛されていることが多い。しかし、それを可能にしているのは、すでに減価償却の終わった古い設備、ローンを払い終えた自社店舗、そして年金をもらいながら夫婦で切り盛りしていることなどだ。

 ある意味年金経営継続への補助金のようになっているわけだ。こうした経営を続けてきた場合、いよいよ世代交代の時期になると若い現役世代にはとても生活をしていけるだけの収入を得ることができない。

自分家族経営に毛が生えたような法人後継者、つまり現社長長男という立場なんだけど、

これを読んでいろいろ考えてしまった。

ちなみに業界は言わないけど、明らかな斜陽産業です。

自分は3代目になる予定なんだけど、会社の状況が凄くこの話に当てはまる。

減価償却の終わった古い設備

・1代目がローンなしで取得・建設した土地自社ビルなどの不動産

年収400万以下が9割を占める従業員たち

現社長は今まで長い間黒字だったことを自慢げに語るんだけど

設備投資をほとんどしていない

新規事業に挑戦など、口にはするが全く実行には移さな

不動産の手入れもしていない、もちろん建て替えなどしていない、すでに築50年は経っている建物が3棟ほど

不動産建替に必要キャッシュ全然足りてない

従業員給料も5年で1万円上がればいいほう

こんな状況で、(黒字で当たり前とまでは言えなくても)経営者としてはどうなのかな、と感じる。

また、自分がこの会社を引き継いだ時にまっとうな会社として経営できるのだろうか。

外壁が剥がれ落ちてきそうな建物を建て直し、従業員にまっとうな給料を払えるのだろうか。

まあ不安だなぁという感想でした。

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