不倫然りタトゥーしかり何かを必死に叩いてる人は自分がただ嫉妬してるだけってことに早く気づいたほうがいい。日本は同調圧力が凄まじい上に自己肯定感を低くする教育ばかり行う国だから、自分より自己肯定感が高くて自由に振舞ってる人間が羨ましくて許せないだけ。いつまで「世間」に騙されてんの?
彼女のTweetを(こういうことが言いたいのだろうかと忖度して)整理します。
■主張
(日本において)
世間(常識の枠)から逸脱した人を攻撃するモチベーションの根底にあるのは、嫉妬という感情である。
■前提
日本は自己肯定感を低くする教育ばかりするから、自己肯定感が高い人を羨ましいと思いがち
■煽り
いつまで「世間」に騙されてんの?
■隠れた前提
この隠れた前提。私には「えっ、そうなの?」「そんなことはないだろう」と、思えるものでした。
自己肯定感が低くて不倫している人はいないんでしょうか。私にとってこちらのほうが一般的に思えるのですが。
あ、そうか。
不倫している人は、(他人から見れば)自己肯定感が高く見える。たとえ本人は自己肯定感が低くとも
ということなのか……。
その認知のズレはちょっと興味深いからデータがあれば見てみたいぞ。こういうのを示唆的というのでしょうか。
しかしいずれにしたって彼女のこのTweetの文章は、意識してか、意識せずなのかは知りませんが、
隠れた前提がすでに一般的に認知されている常識であるように機能している。
この隠れた前提。常識ではないですよね。
我が道を貫いて不倫している人が世間にどれくらいいるのかが逆に気になるレベル。
このように前提が隠れてしまった結果、文章全体をざっと読んだだけでは、何か引っかかるけど、その引っかかりの原因がわからない文章になっています。
その上「いつまで『世間』に騙されてんの?」と煽られてますからね。この煽りによって読者は冷静に読めない。なるほど、こういう小技が地味に効くんですね。
書いてて、気づいたんですが、
我が道を貫く人を必死に叩いてる人、という感じで主語にすれば、こんなややこしいことにはならないですよね。
ツッコミどころがひとつ減るので、ツッコミコメントも整理され、全体的にわかりやすくなるでしょうに。
まあ、やはり今の話題になっているものを取り込まないとバズりませんからね。
はい。