2018-06-26

ファンと作者の関係について

 森博嗣という作家ファンをしている。ファンクラブにも入っている。最近、この作家の熱烈なファンインターネット上で交流意見交換)を持つことがあり、ファンにも色々いるのだなと感想を持ったので、自分へのメモとしてまとめておこうと思う。

 少し抽象的に書く。この作家作品を発表し始めた初期から日記ビジネスとして公開し、書籍化してきた。また、ファンからメールに全てリプライする、サインの代わりに名刺交換することにより、本の売上を伸ばしてきた。つまりセルフプロデュースである。また、ファンクラブを大事にし、ファンクラブ向けに小説または日記を寄贈するなどの活動も行っている。

 この作家は、講談社から出版が一番多く、最新のビジネスとしての日記で、あるファンとの交流を公開した。最新の日記は間もなく書籍として販売される。書籍価値、売上を伸ばすため、このビジネスとして書かれた最新の日記WEB上での公開を締め切ることが、最近作家日記で告知された。

 私としては、ファンとの交流を書いたこ記事は、この作家の今までのファンクラブの接し方から考え、寄贈するのが自然に思えたため、作家メールアドレスにこの意見を送った。また、そのファンは、インターネット上で連絡窓口を持っていたため、連絡とこの記事ファンクラブに寄贈するよう作家にお願いをしてみたらという意見を述べた。

 私の感想として、この記事著作権は、ファン創作が一部取り入れられているとはいえ、森博嗣のものである。熱心なファンとの交流は、このビジネスとしての日記の読者にとって興味があり、読者数が増えることを計算したものに思えた。また、この記事ファンクラブへの寄贈は、この作家の最新の日記書籍の売上を伸ばす効果があると私には感じられた。

 しかし、連絡をとったファン意見は違ったようだ。私にとって森博嗣は、読んでいて楽しい時間が過ごせる書籍の作り手の一人であり、本を買うという対価を払うことで、森博嗣と私との関係は対等となる。しかしこの熱心なファンにとり森博嗣偉人(神)のような存在であるようだ。このような感情を私は他人に対して持ったことがないため、新鮮な経験であったため、ここに記録することにした。

  • いやお前みたいに冷めてる方がむしろ珍しくて、そういうサロン経営みたいなことしてるタイプって、神と信者の関係性でやってる方が多数派なんじゃねえの?

  • よくある信者商法だよ 売れ続けてる作家は大体コアファン抱えてるよね 村上春樹とか筒井康隆とかも結構ファンと交流して コンテンツとして発信してたの思い出したわ

記事への反応(ブックマークコメント)

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