LoLってのは5vs5で殺し合ってはリスポーンを繰り返す感じのゲームで、それに移動速度がめっちゃ早くて相手を後ろに放り投げるのが得意技のシンジドっていう害悪ハゲがいるんだが、そのハゲが試合中見事に敵チームの隙間を高速で縫って後列で守られていた紙装甲高火力アタッカーをぶん投げた途端、視聴者コメントがうおおおおって盛り上がったのさ。
もうね、一瞬で流行りまくった。
Twtichっていう実況サイトなんだけど、そこのコメント欄があっという間に「日大」で埋まったの。
そりゃそうだよ。
あまりに完璧なタイミングでタックルが決まって、それで相手のアタッカーは「殺人」されたんだもの。
これはもう「日大殺人タックル」より相応しい単語を見つけるほうが難しいよ。
何がすげーって殺し合いゲームの実況コメントに相応しい単語になっちまってる所が凄いよ。
とっさに思いついた奴も凄いけどさ。
いや、あのコメント欄はすごかったね。
以下余談:読まなくていいぞ
いやそもそもあの害悪ハゲは本当特殊すぎるというか、上手く決まると観ている側も楽しいけど対策されたら哀しみを背負いすぎて試合が壊れるんだよなあ。
序盤は見事にレーン戦拒否したり的にキル渡さず自殺してみせたりで完璧な害悪ハゲだったし、中盤の高速移動殺人タックルはパーフェクトなゲームメーカーっぷりだったけど,後半見事に空気だったのがなあ。
害悪プレイしないと存在価値がどんどんゼロに近づくって性質は相手のプレイも制限するけど、味方のプレイも制限しまくるわけで、チームメイトの協力無くしてはピック事態が戦略として間違っているのに、後半仲間割れみたいになっているんだもの、それもう実質4.5v5でしかも相手の方が格上ってそれどうやって勝つんですかって話だよ。
まあ、一矢も報いずに負けるよりかは、色々派手に暴れて負けてくれたから最後の湿っぽさを除けば全体的には悪くなかったかなー。
……と思いたいんだが、どうせ上に行けば行くほど韓国チームの「物凄く上手いんだけど、ただひたすらに上手いだけでシーソーゲームにならないからイマイチ盛り上がらないヒエヒエの世界王者決定戦」が加速していくんだろうなあ……世界で最も上手いプレイを見るのは純粋に楽しいけどそればかりじゃ飽きてしまうし、上手いプレイであればあるほどスキが減りすぎて一瞬のスキで全てが決まる緊張感がありすぎて見ていて疲れすぎる試合になるのじゃよ。