はあちゅう氏が告発した件について、告発そのものを叩いている人はほとんどいないと思っている。
「ハラスメント行為は受けた本人の被害感情が第一にある」ことが前提としてのmetooムーブメントだとして、
氏や擁護する諸氏の意見は、本人の被害感情を認めずに加害側や観察側が被害認定している。
それこそがハラスメントの構造だというのに、自分の行為はハラスメントとは思っていない。
告発の件は、氏の日々の言動を一旦置いておいてもいいと思える位、勇気を感じたし冷静な言葉が並んでいるように見えた。
氏の童貞発言等はどうなのか、という意見に対しては、「その件含め、自分の過去の発言については近いうちにきちんと謝罪したい」などと整理してもらえれば特に問題も無かったと思う。
さらに残念なのはそれが話題になってすぐにtwitterで発言されたことだ。
自分の被害はメディアを使い時間をかけてしっかりと煮詰めて行ったのに、
他人の被害は脊髄反射と言ってもいいような速度でさらっと言い訳で返した。
metooで社会を変えたいのではなく、自分の課題だけ解決すればいいんだなと、日頃の言動も思い出して自分はそのように受け取った。
氏はnoteで謝罪をされたけれど、関係の諸氏も含めて、一旦黙った方が良い。
発信するなら、きちんと問題を把握している中立の記者の取材に答える形で、整理して発信した方がいい。
擁護者も黙って欲しい。
発信した人が全て偉いムーブメントを止めるな、なんていうのは傲慢な意見だ。
セクハラ等ハラスメントの無い世の中を実現することだけが目標である。
metooは、旧態依然の社会への武器として素晴らしいとは思うけれど、告発者に過分なリスクを背負わせすぎる。
metooだけでなく、weknow位で全員で対処できるといいのに。