一向にパフォーマンスに成長がみられないとかそういうことではない。
同厨の存在だ。
2.5次元と呼ばれる舞台の中でもいま現在1.2を争う人気のある舞台だった。
イベントがあれば、推しはそのキャラとして振る舞うことを求められる。
SNS等のオープンな場所でのコメントにいわゆる腐女子と思われる人たちのそういった発言が目立つようになる。
そうしてやがて推しが付けてくれたファンの愛称をもじって、私達は揶揄されるような存在になった。
と言われることもあった。
そのことがとても恥ずかしかったし、情けなかった。
そういうファンと一括りにされたくなくて、私は限りなく良いファンで居ようと努めた。
だけど昨晩、推しの所属事務所から発表されたコメントを読んで、もう本当に根本からぽっきりと心が折れてしまった。
事務所にああまで宣言されないと、やっていいこと悪いことの区別がつかないような人と、推しを応援し続ける限りはまた一括りにされてしまうんだろう。
今回の件に言及している人のTwitterのアイコンやヘッダーを見ると、推しのカレンダー画像や、ブログにあげている写真が無断使用されていたりしてげんなりした。
知り合いに無償で配布する予定だった分も合わせて、軽く見積もって30万分のチケットがまだ私の手元には残っている。
おそらく消化できずチケットはただの紙に成り下がり、劇場には30万円分の空席が出来ることだろう。
界隈に居る人なら私の推しが誰かなんてすぐに推察出来るはず。
推しには申し訳ないと思いながら、ただ現場に行く気力もなく最後にこうしてどこかに吐き出してしまった私も、どうしようもないオタクだ。