2017-07-24

推し若手俳優に恋をしてしまった

正直どうしたらいいかからない。いつからか公演には入っても「俳優」ではなく「好きな異性」という見方しか出来なくなった。ゆるゆるなオタクのくせをしてガチ恋が入った私は上手く気持ちを整理出来ずにいる。

先日母からの紹介で男性とお会いしてきた。見合いよりは軽いが母にとっては交際を前提にした食事会にしたいようだった。三人で食事をした後に母は抜けていき男性と二人で少しお茶をして本屋に行った。別れ際に連絡先を聞かれた。一人になった帰り道で、駅まで送ってもらいながら他愛ない話をしたことと会話の中でその服いいねと着ていた服を褒めてくださったことを思い出していた。それは一番好きな人のために選んで買ったものから当たり前だろう、推しイベントに着ていった服だった。

大したことはしていないくせに気持ちだけは自分の中で大きくなり、どうしたらいいのか分からない。推しから認知されているわけでもなくこれからされる可能性も未知数で恋人になれる確率なんてきっと0に近い。私の頑張り次第なところは多くあるかと思うが、そもそも自分恋人になれるだなんて思うことがおこがましいのかもしれない。確証のない噂だが推し遠距離恋人がいると聞いたことがある。降りるか降りないか迷うのは、推しガチ恋をしてきた「二年間」という短いけれど自分にとっては長かった期間を否定すること、もしかしたらと考える可能性にすがっているからだと思う。

されど恋と言っても相手俳優で私は1ファンでその距離はきっと変わらない。そこから先へ無理矢理踏み込もうと思うことは恐れ多くて出来ない。結局私は行動しない。だから距離は縮まらないし悪いときは離れてしまう。無かったことになる。しか20代という期間を捧げてもいいのだろうか、とも考えてしまう。現実恋人を作りお付き合いをする努力はもちろんする。可能性の低い恋だ。今は良くても30代40代になったとき独身でいることを悔やむのではないか。それなら静かにフェードアウトしていった方が絶対にいい。しかしそれが出来ないくらい彼に惹かれているのもまた事実だ。ごめん、ごめんね推し。あまり大きなお金を落とせないから「いい子ちゃん」でいようと、無害でいようと思っていたのにそれにもなりきれなかった。こんなとき良かった思い出だけ思い出すのはなんでかな。あの時くれた私信しかったんだよ。本当は。騒げなかったけど。そもそも私信だったのかな?偶然だったかもね。好きになってしまってごめん。これからもたぶんずっと好きだ。本当にごめん。

男性から連絡が来ていた。お礼と後日空いている日を尋ねるものだ。しかしもう会わない気がしている。推しの出演舞台に関するチケット情報検索していた。外面しか見せていなくても偶像崇拝でも、あぁこれからもずっと追っているだけなんだなあ、わたしは。

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