例えば自分の書いた漫画をツイッターで告知するのダサいと感じる人。
多分ほんとに良いものは告知しなくても売れるみたいなのが根底にあるから、宣伝しちゃうとそうじゃないと遠回しに言ってるみたいでダサいという気持ちがあるんじゃないかと思う。
ただある程度フォロワーを抱えてる作者なら間違いなく宣伝効果あるから適当にしちゃダメでしょ。
絵師とかもさ仕事くれとは書くけど、見積もりこうやって作りますみたいなの書く人ほとんど居ないじゃん。
そのくせ相場からかけ離れた値段提示されると「ばかなの?」みたいに言ってくる。
つまりさ、消費者側に本来自分がやるべき需要と供給が噛み合う値段の提示を投げてるわけ。これも結局「金のことかくのはダサい」みたいな精神があるからでしょ。
だから日本のクリエイターは作れる人というだけでお金が稼げない。金を稼ぐにはビジネスマンにならなくちゃいけない。
ものを作る人は「俺らが作った製品がないと何もできない営業w」みたいに思う人もいるかもしれないが、逆に言えばクリエイターは営業がいないとまともに自分の商品を売れないって人が多くなってる。営業の重要性を把握できてないから。
世界で売れてるハンバーガーはパティシエが作った絶品ではなく、宣伝上手なファーストフード。売ることと商品の良さは無関係ではないけどイコールではないから、クリエイターはビジネスマンとしても頑張んなきゃいけない。金の匂いをプンプンさせるのがダサいとか思ってる余裕はないと思う。
結局外国はクリエイターの給料が高いってのも彼らがビジネスマン的活動もできるからじゃないかな(推測)。だから企業からすると高い金払わなきゃ囲えない人になる。だって個人で給料以上に稼げる人が多いから。
クリエイターは売る商品を作ることはできているんだから、後は売る能力を身につければ社会的地位も上がるだろうし、企業に対してダンピングするハメになることも少なくなると思う。
一人ひとりが大小違うだろうけど持ってる嫌儲精神がクリエイターの首絞めてると思うから、もっとビジネスマンとして頑張って欲しい。