2016-12-15

フィギュアスケートアニメへの論争について少し考えてみた

10話をきっかけに各所で荒れに荒れてた某スケートアニメ

主に話題になっている点は主人公コーチ関係描写ですね。原案者のツイートである意味決定的ともなったからでしょう。このことが嫌がられた原因は単なる同性愛的な描写で括られていますが厳密に言うと大きく2つに分かれているように思います

①単に同性愛的な描写が受け付けられない

②『モデルとなる選手彷彿させる部分がある』から同性愛的な描写が受け付けられない

①に関しては極論ですが言われてる通り嫌なら見るな、で済むとは思います

ただこれだけ話題になっているのでアニメスクショTwitterをしている人はTLで流れてきてどうしても目に入ってしまう。選手ツイート検索しても関連のアニメが引っかかってしまうなどあるので苦言を言いたくなるのも仕方ないのかもと個人的には思いました。

次に②に関してです。おそらく今回のことで駄目になった、というスケートファンの方のほとんどはこちらのタイプだと思います

そんなのキャラと切り離して考えられないほうが悪いと思われるかもしれませんが、公式の設定や選手エピソードなどが散りばめられているのでそう簡単には切り離せません。(それが苦痛でどこかで視聴を止めた方も多いとは思います。)

途中から切り離して楽しんで見ることができるようになったという方もいると思います

そんな中で10話のエピソード。そして原案者の方のツイートです。

これが選手モデルエピソードなく完全オリジナルキャラだったら受け入れることもできたかもしれません。

ですがあまりにもモデル選手彷彿とさせてしまう点が多すぎるのです。

実際先日のリアル試合ときツイッターを見てみるとアニメからの人もこの選手〇〇(キャラ名)っぽい〜というツイートがちらほら目立ちました。

スケートファンからすればその逆、このキャラが〇〇という選手っぽいと見えているのです。(あくま選手モデル憶測に過ぎませんし色んな選手の要素を一人のキャラに織り交ぜているように感じます。)

ですから制作側のモデル選手の色恋の妄想に見えてしまって嫌悪感を感じてしまうのではないかと。

ですので異性愛なら叩かなかっただろうなどとも言われますが②に関しては異性愛でもどのみち今回のように言われていると思います

②に関しては同性愛自体問題ではなく『選手モデルがある』ということが問題なのです。

おそらく楽しんで見ている方の多くはこのことに関して①のイメージが多いのでTwitterなどで同性愛差別だ!と反対意見一つに包まれしまうのでしょう。

②の考え方の人はそこが問題じゃないんだ、とつい言葉を強く言ってしまい両者熱くなりだんだん論点もズレていき(視聴者マナーについてなど)論争がエスカレートしたんじゃないかと私は思いました。

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