「『博士課程行くの?』と聞かれたと仮定して、絶対行かないよって決めてる人はその理由を一旦紙に書けるだけ書いてみる。そして最後に質問を『なんで修士課程行くの?』に変えて、紙をじっと見る」という遊びは危険なので、該当する人はくれぐれも院試勉強中などにやらないように
というつぶやきがあったのでやる.
行かない理由の結論としては研究するモチベーションもインセンティブもないことである.
依然として僕の価値観としては, 修士に行って博士に行かないことは妥当だと思えた.
- 本当に研究したいことなどない (解決したい問題はあるが, それは小学生が宇宙飛行士に憧れるのに似ている)
- このネタで論文をかけるかどうかしか考えていないことに嫌気がさす
- 常に研究のことが頭から離れない3年間(B4, M1, 2)につかれた
- さらに3年間は長すぎる
- 労働環境が劣悪
- とても月20万(DC1, 2, etc.)だけでやろうとは思わない
- 日本の大学機関は衰退していくであろうという僕の想像 (大学教員という職業は狭き門であるし, そもそも魅力的ではない)
- 就活でアピールできるものは「勉強頑張りました」しかなかった
- 業績を稼いでそれをアピールしようと思った
- 1 on 1で飲みに行く友人は片手で数えられる
- 彼女などいなかった
- バイトなどはしていない
- 平日は大学と家の往復
- 土日は引きこもる
業績は修士としては十分すぎるほど稼いだ.課程博士の審査基準をすでに満たしている.
業績だけみると, 僕の分野の修士では日本においてはトップレベルだと思っている.
↓こちらも参考に 研究者を志して、諦めた俺と諦めなかった人の10年後の現在 http://anond.hatelabo.jp/20160207203750