だがしかし、これは英国の問題ではなく日本も関係する風評被害を喰らったような事態である。
これにより日本株価の急激な暴落が発生。リーマンショック以来の世界恐慌らしい。
自分も現在学生ではあるが、売り手市場となった就活現場にこれが上乗せされるとなると、成績優秀者及び学歴のレベルが高い者だけが生き残る社会になるのかもしれない。
こういった危機感を持っただけでは危ういが、それよりも心配になるのは特に就職率が高いことを公言していた大学であろう。
中小、零細企業がどこまで生存できるのか分からないが、今後企業自体の存続危機も見込まれるはずだ。
採用基準のベースとされていた大卒、そしてその大卒の大半が大学のキャリアセンターなどを利用して就活していたに違いない。
もし今後本格的に就職難で売り手から買い手市場へと変化してしまったら、困るのは学生などの若い人材である。
昔のように資格がなくても働けるわけでもなく、実力+有力な資格が必要とされるだろう。
そこから考えるとすれば、日本では中学生や高校生の進路先として普通科の学校ではなく、高専のような職業に直結したカリキュラムに基づいた教育に流れてもおかしくない。
将来的には学校の授業で早い段階から自分の人生設計について考えさせるようになり、その職に就くための具体的な教育が徹底されると予想できる。