アイドルを一人の女性として見ないでアイドルとして扱ってくださいというツイートに、
擬似恋愛をウリにしておいて今更何を言っているというコメントがつき、それに対しセカンドレイプかというコメントがついている。
ここまで多くの事実誤認がある。
一部ブコメがセカンドレイプ扱いしている「疑似恋愛をウリにしている癖に」という言葉は、
被害者女性に向けたものではなく、アイドルの元締めである芸能事務所やプロデューサーに対しての言葉なのだろう。
しかしそれ以前に「アイドルが疑似恋愛をウリにしている」から「今回のような事件が起こった」というのは間違いである。
今回の事件の被害者はアイドルではなくミュージシャンであり、事件が起こったのもライブハウスのある施設の敷地内で、握手会などではない。
大体アイドルが暴漢に襲われる事件は昭和からある。アイドルが身近になったから暴漢が増えたかというとそういうデータはないはずだ。
またアイドルをアイドルとして扱ってくださいと言うが、自称ファンの男のtwitterを読めば男が「誠意が足りない」「ファンを大事にしない」などと言っており、
「(被害者女性が)ファンに対して不誠実だった」と考えていることが分かる。
むしろ「ファンがいるから成り立っている商売」とファンの立場を誇大に解釈したことが原因だろう。
コンビニ店員に絡むクレーマーにコンビニはみんなのものですと言っても引き下がるわけがない。
クレーマーはコンビニ店員を社会の怨嗟の吐け口にしているだけだ。
しかしモンスタークレーマーに対して事務所など第三者で「お前は客ではない」と突き放すことは大事だろうと思う。
性犯罪が起こると犯人がアニメを見ていたと報道されるように、被害者女性はアイドルとして報道されている。
それに乗せられた外野にまで「オタクの勘違いを利用している商売の癖に」と言われる。
こんなに簡単に乗せられるのには「アイドルはどうせ水商売」という見方があるからだ。
待ってましたとばかりにアイドルが水商売であることを暴いた気になっている。
ツイッターの犯人ツイートを3ヶ月さかのぼるとんな事関係無い単なる糖質だと分かる。
客は選べんよ というか選ばずに営業してるでしょアイドルって