http://530000micro.hatenablog.com/entry/2015/11/18/201500
たしかに小学校のときに保健体育の時間でビデオを見て、子供を作る特定の方法があることは知っていた。
ちゃんと熱心に見たし、その後の小テストでも悪い点は取らなかったはずだ。
精子が卵子にたどり着いて受精すると赤ちゃんになる、とまあ大雑把には理解できていたのだ。
俺は男女間に真実の愛が生まれると、精子がフェロモンのように空中に散布され、愛する女性の元へと空気中を泳いでいくものだと思っていた。
ポイントは真実の愛という部分で、だから子供の恋人ごっこ程度ではそう簡単に子供が生まれないのだと思っていた。
正直、どうしてこんなバカな話を中学高校と本気で信じていたのか、俺自身もよく分からない。
オタク趣味にハマったのもこの頃で、中学二年の頃には友達のお兄さんから借りたエロゲをやりまくっていた。
エロゲと言ってもいわゆる泣きゲーのストーリー重視がほとんどだったから、どっちかというとそっち方面で好きだったんだけど。
それでもHシーンはあって、そのときは女の子の肌の白さと軟体動物みたいな柔らかさに、ただただ感心するばかりで興奮もなにもなかった。
絵ではあっても、結合部分もちゃんとこの目で見ているはずなのに、どういうわけか普通にスルーしていた。
オナニーという言葉は周囲から頻繁に聞いていたし、エロゲでも何度かその単語を見ていたはずなのだ。
友達とのエロ話にも普通に参加していたはずなのに、具体的な部分だけはなぜか脳が処理をしてくれなくて、完全に耳から耳へと抜けていた。
だけど、俺の脳がちゃんとオナニーという行為を認識したのは、なぜだか大学生になってそういう話に参加したときだった。
そこで初めてオナニーという単語が気になって、「それってよく聞くけどどういう意味なんだ?」と素で聞いてしまった。
というかこうして書き出してみると、自分でもちょっと信じ難い。
そんな俺も今では立派なオナ猿ニートです。
生物に興味はあった? 「交尾」について知ってた?
性器結合させるセックス自体は中学生の頃には知ってたけど ピストン運動すると聞いたときには驚いた。。。