発達障害のあるうちの子。運動会のダンスの練習でついにくじけた。「もう学校行きたくない・・・でも学校は好き。ダンスの授業で自分だけ何度も怒られるのがつらい・・・やっぱり学校行きたくない・・・」と泣いてる。
一斉に笛の音で動く、とか、右かうウェーブが来て、順番に立ち上がって腕を回してまた座る、今度は左からうウェーブが来て、また立ちあがって腕を回して座る、みたいな動きがどうしても遅れてしまう。
まっすぐでもなく、斜めでもなく、「ダンスの振り付けとして正しい向きに整列して並ぶ」という「漠然とした」概念が理解できず、何度も先生に名前を呼び捨てにしてマイクで怒られて、ついには「出て行け」とまで言われてる。
でも「普通にしろ、普通に」という説明では理解できないらしく、「早すぎる」「遅すぎる」と、本人がどう努力しても先生の求める正解にならない。
スポーツは大好き。親としてはこの障害の特性として、運動能力に難がある、というのは医者から言われていたし、親としても気づいていたので、小さいときからいろんなスポーツをさせてきたおかげで、これまで単純に走る、とかボールを投げる遊びとかは人並み以上にできるようになって、本人も大好き。運動が得意とかいうより、本人が運動が大好き、という子に育ってくれたことをうれしく思っていた。
なのに、この「全体主義」的なダンスの授業でそれがもろくも崩れ去ってしまう危機に瀕していて、親としてなんとも切ない。
主治医に相談したら「先生に、もうこれくらい大目にみてやってください。うちの子はこれが精一杯ですから、といったらいいです」と助言された。
何度も担任の先生に相談はしてて、一応理解してくれてるはずなのに、運動会前で先生のほうが必死になってるからだろうか、毎日のように怒られてしょげ返ってる。
おなじ学年にはなかよし学級の子もいてて(うちは知能的に普通なので普通学級)その子には「○○さん、もう少し前を向きましょうね」ぐらいにやさしく指導されているらしい。
うちの子は先生がほっぺたを両手で挟まれて、「こっち。こっちを向け」とされたり、列からはみ出てたら、足でこんこんって蹴られて「ゆがんでる」っって怒られたりするらしく、過度な身体接触にも非常に抵抗があるタイプなので、
それもキツイらしい。きっと痛くないはずだけど、「先生につかまれたほっぺたがいたい」って言ってる。きっと、痛いのはほっぺたではなくて、心なんだろう。
運動会の組体操みたいに危険はないけど、「全員で同じことをする」ことを求めるダンスの指導って、発達障害のある子にはとてもキツイ。
今は踊ることにものすごい苦手意識が出てしまって、このままではせっかく運動大好きに育った子どもが運動そのものが嫌いになりそうで、親としてはほんと「学校、なにしてくれる」って腹立ちもある。
同じような障害を抱える親の会に出てきたけど、同じように、お遊戯が、ダンスが、よーいスタートが・・・と同じ悩みを抱える親は多かったよ。
発達障害だけど生まれてこの方社会の「普通」と俺の「普通」が一致した試しが無かったため、すっかり社会不適合者に育った。 折角入った大企業は辞めて転職するし結婚しても子供は...
発達障害者からしたら普通の側の人間だからこそ普通に気づかんのやろとツッコんでてデスヨネーとおもいましたまる http://anond.hatelabo.jp/20150919065818