2015-01-23

行政実施するアンケートへの回答には、優等生バイアスがかかる

行政メタボ中年男性に、必死健康介入してる。

 やれ「特定検診を受けろ」、やれ「腹八分目しろ」。

 しかし、一向にメタボは減らない。

★多分、行政側も、危機感を感じて

 「何故あなたは、メタボを放っているんですか?」的アンケート中年男性に取ってると思う。

★そういうアンケートで、多数の回答を集めるのは

 「メタボを解消したいが、運動時間がない」とか

 「メタボを解消したいが、スポーツ施設が近くにない」的選択肢

 その結果を受けて、行政スポーツ施設を整備したりする。

 ・・・だが、本当にそのアンケート結果は正しいか?「本音の回答」か?

★「メタボを解消したいが、運動時間がない」「メタボを解消したいが、スポーツ施設が近くにない」は、

 いわば「優等生的」回答。

 一方「メタボ解消なんてメンドクサイ」とか「特定検診なんてかったるい」的な回答が「本音な回答」。

★「そもそも、メタボママ何が悪い?俺は一生暴飲暴食で楽しく生きるぞ~」

 というウラヤマシイ、いや自堕落本音回答も本当は多いと思う。

 しかし、「役所からやってきたアンケート」となると、回答者無意識のうちに「優等生的回答」を選びがちになる。

 行政を相手にしてタテマエ回答を答えてしまう。

 果たして無意識のうちに「お利口さん」になった回答を「正」として、各種行政遂行するのは正しいだろうか?

 結局、市民のホンネとずれた政策をしてしまい、課題解決から遠ざかってしまわないか?

★これが「綾小路きみまろ総研」みたいなホンネトークが許される雰囲気機関によるアンケートなら、回答者本音を語る。

 だから政府は素性を隠して、綾小路きみまろ総研(?)に調査委託した方がうまくいく。

 政策目標を実現したいなら、まず「市民のホンネを聞き出せるようなアンケート」を行うのが入口である。 

★実際、「国民健康栄養調査」で申告された「毎日の食事での塩分摂取量」より

 「日本人の尿を採取し、そこから逆算された塩分摂取量」の方が多い、という話もある。

 役所調査に対する、回答する側の一般市民の「いい子ぶりっ子バイアス」は、無視できない

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