「何故あなたは、メタボを放っているんですか?」的アンケートを中年男性に取ってると思う。
★そういうアンケートで、多数の回答を集めるのは
「メタボを解消したいが、スポーツ施設が近くにない」的選択肢。
・・・だが、本当にそのアンケート結果は正しいか?「本音の回答」か?
★「メタボを解消したいが、運動の時間がない」「メタボを解消したいが、スポーツ施設が近くにない」は、
いわば「優等生的」回答。
一方「メタボ解消なんてメンドクサイ」とか「特定検診なんてかったるい」的な回答が「本音な回答」。
★「そもそも、メタボなママで何が悪い?俺は一生暴飲暴食で楽しく生きるぞ~」
というウラヤマシイ、いや自堕落な本音回答も本当は多いと思う。
しかし、「役所からやってきたアンケート」となると、回答者は無意識のうちに「優等生的回答」を選びがちになる。
果たして、無意識のうちに「お利口さん」になった回答を「正」として、各種行政を遂行するのは正しいだろうか?
結局、市民のホンネとずれた政策をしてしまい、課題解決から遠ざかってしまわないか?
★これが「綾小路きみまろ総研」みたいなホンネトークが許される雰囲気の機関によるアンケートなら、回答者も本音を語る。
だから、政府は素性を隠して、綾小路きみまろ総研(?)に調査委託した方がうまくいく。
政策目標を実現したいなら、まず「市民のホンネを聞き出せるようなアンケート」を行うのが入口である。
★実際、「国民健康栄養調査」で申告された「毎日の食事での塩分摂取量」より