2014-05-21

就活システムが嫌だ。

少し前から私もついに就活生になってしまい、就活をしているのですが、3社ほど落とされました。ちなみにそれ以外で1社内定は出ていますが、半分コネみたいなものです。

「3社なんかじゃまだ文句を言うには早い」と就活の諸先輩方には怒られそうですが(苦笑い)、私としてはなぜ3社も行って3社とも落とされるのかよくわかりません。自慢になってしまます大学の中では「キミならすぐに(就職先)決まるよ」とか、「(大学事務の)○○よりお前のほうが十倍くらい使えるのに」とか、「ウチの講義のティーチングアシスタントやってくれないかなあ」とか、はたまた「お前とは将来的にウチの先生になってもらって一緒にやっていけるといいんだけど」なんて言われていたのですが。学部の頃から成績もいいですし、僕は途中から研究内容を替えたけど、一生懸命勉強して、タラタラ研究してる奴らはすぐに追い抜いたし、研究では小さなチームの統率も任命されて、仲間と協力しあって意欲的に研究を進めていて、最近英語論文投稿したし、筆頭著者だけでも今年度だけで4回は学会発表を予定していて、攻めまくっている。

だいたい3,40分の面接で一体俺の何がわかるというのか。同じ会社選考が進むたびに何度も同じ志望動機を言わせるのとか、アホらしい。会社たかだか1時間前後会社説明会しかやらないにもかかわらず、「キミの志望動機は甘い」とか言うのはお互い様だと言わざるをえない。チェックポイント会社給料、規模、将来性、勤務地、給料福利厚生ブラックかそうじゃないか、せいぜいこの程度だし、それなりにこれらの条件を満たす会社というのはそこそこ存在する。そこで正直なところを言えば、どの会社志望動機は大して変わらない、と多くの就活生は思っているに違いない。正直者よりも、面接の場だけ取り繕ってキレイ事を言うアホな学生企業はよしとして採用するのか。アホか。

就活すると全員リクルートスーツなのも日本の閉塞感を感じさせる。つまりこういうことだろう。「他人と同じことをして、決して目立ってはならない」。目立ったら、異質扱いでサークルから弾き出される。こういったネガティブゲーム就活、いや今の日本の多くの社会は成り立っているのではないか。だから社会に対する小さな抵抗として、僕は淡い紺色のストライプスーツ就活をしている。ちなみに、欧米では黒のスーツ葬式パーティーの時しか着ないらしい。

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