旧陸軍は、現場が東京を無視して独断専行して進軍し、満州さらに支那へ戦線拡大して、挙句自滅した。
「帝国陸軍の本質」の筆者は、その理由を明治初期の陸軍大学校教官メッケルの教育内容にある、と看破。
「場合によっては、大本営の命令を待たず、独断で行動すべし」と教育した。
その教育があって、帝国陸軍は現場が勝手に行動する軍隊になった。
しかし、メッケルがそのように教育したのには、それなりの理由があった
★メッケルは19世紀半ばのプロイセン軍のメソッドを日本に移入。
プロイセン軍は最強の軍隊で、ドイツは統一するし、フランスも破った。
★19世紀半ばは、まだ無線電信が発展してなかった。
⇒現場軍と大本営とは、軍馬とか伝書鳩とか、アナログな方式で命令を伝達するしかなかった。
だから、大本営の命令を待ってたりしたら、行動が大幅に遅れて致命傷になる。
★帝国陸軍の士官のタマゴたちは、メッケルから「独断専行するように」と教育されたとき、
「なぜ独断専行すべきなのか?」を深く考えなかった。
考えていたら、無線電信技術が発達した20世紀の戦争で、独断専行が無益有害であったことに気付いたハズ
小学校の教室の天井高は、文部科学省の省令で事細かに決められているのだが、
「省令より低い天井高にしたいと思います、特に教育に支障はないと思いますが、いかがですか?」と
文部科学省にお伺いを立てた。
以前の薪ストーブ、石炭ストーブで教室暖房行っていた時代の名残で
薪ストーブ、石炭ストーブもない現代では、あまり意味のない規定
★そうすると文部科学省は
草加市の申請を拒否した。
★「教育的効果」という文部科学省の言い分に疑問を感じた草加市は、自ら実験を実施。
天井が高い教室と、低い教室に児童を入れ、それぞれ「どっちが学習しやすいか?」を聞いてみた。
⇒結果は「天井が低い方が、心理的に落ち着く」という、文部科学省赤っ恥な結果になり、
地獄への道は善意で舗装されているとは - はてなキーワード http://anond.hatelabo.jp/20140507125535