2014-02-11

選挙に行かなかった30歳の男の言い分

今回の選挙に行かなかった30歳の男性独身です。ちなみに非正規雇用IT土方

今回は投票率が悪かったせいもあって「選挙に行かないヤツは非国民!!」みたいな風潮で非常に肩身が狭い。実際にそうなんだけども、一応こちらの言い分も書いとく。

以下はあくまで俺の視点から見た今回の都知事選感想ね。

まず、選挙本質って「いかに自分のためになりそうな人」を選ぶか、でしょ?

そういう意味じゃ、30歳の非正規雇用独身男性の俺の立場はいかに「働く環境改善して勤労意欲を向上させてくれそうな人かどうか」が選ぶポイントなんだ。

要は給料上げてくれるか、正社員にしてくれるかどうか。もうこれしかない。

はっきり言って高齢者のための福祉とか30歳の俺には関係ないし、いくら将来自分に返ってくるからって年金対策がどーだなんて現時点では選ぶポイントにならない。

あと子供もいない俺には子育て施策関係ない。

まあ東京オリンピックを盛り上げて雇用を増やすって公約はあったけど、いくら風吹けば桶屋が儲かるが経済の常といっても、IT業界にいる俺までには回ってこないのはわかるよ。

てか、世間の2~30代が一番興味があるのって「労働とその対価」でしょ?要は金儲け。そこを焦点とした公約が今回の立候補から全然見えてこなかった。その代わりか知らないけど、若年層向け(らしい)の公約が「原発廃止」や「靖国参拝」だ。

東京都民はこれで選ばされるのか...ってちょっと暗澹とした気持ちになった。

そういう意味じゃ今回の候補で最も近いかな、と思ったのは家入一真だったわけだが、家入一真家入一真であるという一点だけで論外。これは今まで彼を見続けてきた結果であって、彼はどう考えても政治家向きではないよね。でも次に繋げる土壌になるのであればそれは見守りたい。

まあ今回の選挙ではっきり思ったのは、年もいってない、子供もいない、第一次産業第二次産業にも隷属しない俺みたいなただ中途半端若いだけの奴は、都からしてみれば何の打つ施策もないんだよね。ああ、自分で頑張ってくださいよってなもんなんだ。

俺が今、低所得非正規雇用結婚もできないのは全て自分のせいで、つまるところ誰が都知事になったって、何も変わらない。これは本当に事実なんだ。

これがわかったから、とりあえず俺は今回の選挙棄権して、そして自分をちゃんと見直そうと思った。

なんというか国民としてしっかりしようと思ったんだ。

から舛添さんが何をしようと、例えどんな不祥事をやらかそうと俺は叩いたりしないよ。

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