2013-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20131208165221

電波状況が悪くなったり、電車騒音に遮られたりすると、声のボリュームが大きくなってくる。それだけならまだしも、単に会話が盛り上がってきただけで、自分がどこにいるのかも忘れて、無意識に声がでかくなってくる。

降りる人に気づかずに通路やドア前を塞いでいることに気付かなくなったりもする。

これ、電話が悪いんじゃなくてうるさいことや人のじゃまになることが悪いわけで、個別にこれらのことをやらないように啓発すりゃ良い話でしょ。小学校でハサミを使ったいじめがあったからハサミの持ち込みを禁止にする。みたいな話だ。やるべきことはいじめやハサミを使った暴力を止めることであるはず。

大体、通話を解禁しても大概の人はそれなりに周りに気を使うだろうと個人的には思う。マナーの悪い人を想定し、しかも個別の悪いことを指摘するのではなく「すべての人が携帯電話を使うことを禁止すること」で対応。なんというか、ダメマナーの見本だ。

マナーってゼロイチじゃなくて、「周りが不快に思う」と「個人個人が快適である」の社会の中でバランスしながら形成されていくもの。「車内で携帯を使いたい(他人の通話も我慢するから)」「車内で他人の通話を聞きたくない」という今回の話は、携帯の普及率が低い頃には後者派が多かったろうが、これからはどんどん前者の声が大きくなるだろう。

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