2013-11-02

映画スティーブジョブズ感想

映画スティーブジョブズを観た

(※以下、ネタバレを含みます

全体的には、物語ジョブズ学校を退学したあたりからまり、友人たちと実家の小さなガレージからAppleを立ち上げ会社上場させ、解任などすったもんだありながらも前へ進んでいく物語だった。

個人的には楽しめた。

ただ、ジョブズ好きな人には物足りない内容だったと思う。

理由は、

(1)出生に関する情報が少なすぎた

映画自体が大学中退することろから始まるので、幼少期の情報がすくなすぎたと思う。

唯一、幼少期に関する内容が、ジョブズ彼女との会話の中で「親に捨てられた。。。」などと言っているシーンだけでだった。

(2)冒頭シーンでジョブズインドで何を感じ取ったのかがわからなかった。

若き日のジョブズが友人とインドに行って宗教的な価値観人生観に影響を受けたと思われるシーン(たぶんその後のジョブズにかなり影響のある部分)があるのだが、それがあまりにもあっさりで結局ジョブズインドで何を感じとったのか、そしてその後の人生のどんなところでこのシーンがどのように影響するかがイマイチよくわからなかった。

(3)Pixarでの活躍が全く描かれてない

ジョブズファンならここも描いてほしかったはず。

世界企業を2つも育て上げるなんてとんでもない功績(世界中を見渡してもジョブズぐらいなのではないか)なので、多少は触れる必要があったと思う。

(3)病気のシーンが一切なかった

ジョブズ人生を描くと言う意味では、晩年死に至までの過程、つまり病気との戦いはとても重要な部分だと思うが、映画内で病気のシーンは一切なかった

現実には、当初は周りからアドバイスを一切無視して手術や治療を拒否し続け、しだいに病状が悪くなっていく中で、息子の「父(ジョブズ)のために医者になりたい」と言う言葉を聞いてまた病院へ通い始め手術を受けるようになる、と言う物語的にはとても感動的なエピソードがある(テレビ番組世界仰天ニュース」でこのエピソードを放送していた)のだがそれは是非とも映画化すべきだったと思う。

特に手術を拒否するところでは、おそらく(1)の出生に関する部分や(2)のインドで感じ取ったものが大きく影響する部分だと思うので、病気のシーンを描かないなら、インドのシーンは必要なかったのではないだろうか。

いざ書き上げてみると、足りない部分しか思い当たらなかった。。。。

自分で言うのもなんだが、足りない部分の指摘は誰だって出来るし、

今回私が足りないと思って挙げた部分を全部盛り込もうとすると、通常の映画の尺では全然まらないだろうから

これはこれでありなのかなぁと思った。

そうゆう意味では、ジョブズ映画内でのセリフシンプルに」というのがこの映画自身にも当てはまっている

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