2013-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20130506111132

すごく共感した。それからえこんでしまった。

まず内面的な要因について。研究者孤独に強い人が多い気がする。ときどき信じられないくらい社交的な人はいるけれど、そういう人も、一人で研究に没頭する時間は大切にしている。もともと「一人でも大丈夫」な人が、研究者になっていく過程ますます孤独への耐性をつけていく、っていうのはあると思う。一人の時間大事だし、たいていのことは一人でできる。そうすると誰かとパートナーとして深く関わるのが、億劫になっていく。「女の子うさぎなんだょ、寂しいと死んじゃうんだょ」的女子なら寂しさを埋めるために必死彼氏を作るだろうけど、別に一人でも大丈夫で、しかも一人の時間がないと仕事にならない場合彼氏存在メリットデメリットを上回らない。ときどき、「彼氏作らなきゃ、結婚しなきゃ」と思うけれど、「めんどくさいなー 研究時間削られるしなー」で終わってしまう。

次に外的な要因について。ではなぜ男性研究者結婚できるのか。それは男性研究者(常勤、任期なし)は「エリートの夫、専業主婦の妻」モデルに一応合致するため、婚活市場で人気があるからだ。男性研究者からしても、家事育児をしてもらえて、自分研究に没頭できるというのはとても都合が良い。

そう考えると、女性研究者専業主夫の夫を見つけると問題解決なんだろうな、と思う。出産自分でするとしても、その後夫に育児を任せられれば、半年程度の休暇でなんとかなる。夫が専業なら海外赴任も問題なし。

女性生き方多様化している以上、男性生き方多様化して欲しい。どっかにいませんかー 家事が得意で、子ども好きで、家庭に入りたい、きちんとした優しい男性子どもが手を離れたら、好きな仕事をするもよし、趣味に没頭するもよし。経済的には一生支えるから精神的に支えて欲しい。そんな男性に巡りあいたい。

記事への反応 -
  • 小学生のころから研究者になりたいと思っていたのだが、この博士就職難のご時世に、運よく常勤職につくことができた。給料もいい。教えるのは好きだし、研究するのはもっと好き(...

    • すごく共感した。それから考えこんでしまった。 まず内面的な要因について。研究者は孤独に強い人が多い気がする。ときどき信じられないくらい社交的な人はいるけれど、そういう人...

      • 家事が得意で、子ども好きで、家庭に入りたい、きちんとした優しい男性。子どもが手を離れたら、好きな仕事をするもよし、趣味に没頭するもよし。経済的には一生支えるから、精神...

    • 唐突だけど以前読んだ本で、「宇宙の果てまで―すばる大望遠鏡プロジェクト20年の軌跡」というのがあったので紹介する。 関係ないと思ったらスルーしてください。 http://anond.hatelabo.jp/...

    • 何回やれば気が済むんだよこのワナビー君の妄想

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    • 俺が出すからシングルマザーにでもなればいい。生んでしまえばあとは適当に育つ。

    • 俺は男で結婚はしたものの、子供はやっぱ無理かなと思うね。 運も能力にも恵まれてないから。id:u06nhみたいな奴は何様なんだろうな? 増田はどうか知らないが、実家が裕福ならシッタ...

    • これについて「主夫になってくれる人がいれば」と言ってる人が結構いるが、主夫がいる程度で子育て丸投げして研究に集中なんてできるもんか?無理じゃね?って思う。その辺どう思...

      • そんなもん人によるわな 奥さんが専業主婦だろうが働いてようが奥さんに完全丸投げで子育てなんて何もしてない子持ち男も世の中大量にいるしね ただ奥さんに育児完全丸投げされても...

    • 研究成果や学生達という子供達が育っていくんだから, 遺伝子は残らなくてもそれでいいんじゃないの? 子供や家族がいなくても,研究者として生きて功績を残すのはすばらしいことで...

    • 参考にできる女性の先輩はいませんか? 私はおばさん・おばあちゃんになるまで研究者を続けていらっしゃる先生を数人知っています。 みんなそれぞれ結婚したりしなかったり、子ども...

    • http://anond.hatelabo.jp/20130506111132 の 「ついてきてくれるパートナー」について。 やっぱり男は「ついてきてくれるパートナー」がほしいものなの?

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