2023-10-15

男女平等がやっぱり納得いかない

社会でこんなことを表明してはならないとはわかっているので増田しか書けないけど、やっぱり今の社会における男女平等の作り方が本当に納得できないと思った。

来春の昇格で、同期入社の面々がついに管理職になり始めるような年次になった。

前提として、弊社における同期入社ストレートでの昇進割合はだいたい20%程度なのだが、

昇格の面談などは既に終えており、俺は今年度では昇進できないことが確定した。

一方、同じ部署で唯一の同期で、それなりに仲良くしている女性の昇進が決まった。

まりこんな事は言いたくないが、正直に言えば、その女性よりは明らかに俺の方がパフォーマンスは高いと思っていた。

というか、実績として残して来た数字や今までの経歴を考えても、明らかにの子よりも俺の方が会社には貢献して来たし、新しいプロジェクトの立ち上げやプロジェクトリーダーを任せてもらえた年数なんかもよっぽど俺の方が早かった。

にもかかわらず、昇進したのは彼女で、俺は昇進できなかった。

そして、ちょうど先週末、たまたま帰りが同じになったので飲みに行き、昇格の話になった。

その際に彼女は「まあ、私は女で下駄を履かせてもらえているからね〜」とあっけらかんと言ってのけた。

彼女自身自分女性であることをもって昇進したということを自覚していたし、フラットに見て私の方が仕事ができるということを認識はしているような口ぶりだった。

客観的事実として能力が高いのは俺の方であるにも関わらず、性別理由彼女は昇進し、俺は昇進できなかった。

性別という生まれつきで変えることのできない要素によって俺は昇進の機会を奪われたんだな。そう思うと、本当に理不尽で悔しくて仕方がなかった。

そもそもで言えば、今まで女性がそのように性別理由に昇進できないような社会構造になっていたのを、性別関係なく昇進できるフラット構造に変えていくのが社会として目指すべき方向なのではないだろうか。

立場を逆転させて、男性側が今度は性別理由に昇進の機会を理不尽に奪われている今の状況は、本当に社会として正しいことなんだろうか。

いや、正しいんだろうな、わかってる。

社会として目指すべき方向は男女の平等で、それを急ピッチで実現させるためには、今回の俺みたいなケースも生じるんだってことはわかる。

俺の被った不利益は、最終的に実現される社会利益に比べればちっぽけなもので、だから社会としても俺が受けた理不尽仕打ち必要な(そして軽微な)コストとして切り捨てられるんだよな、わかるよ。わかるけど、俺が生きてるのは俺の人生であって、「健全社会のため」とかいう俺には何も還元されないような綺麗な言葉で俺の得るべきだった、得られたはずの機会を平然と奪われるのはやっぱり納得ができない。

社会のためだから仕方ないね、なんて言えるわけがない。

本当に納得ができないし、こんなにも理不尽自分のチャンスが奪われると思っていなかった。

今でも本当に腹が立って仕方がないし、文章にして書いているとやはりやり切れない気持ちが湧き上がってくる。

一方で、「女性優遇するな」なんて表明した時に自分にどんな目が向けられるのかというのは容易に想像ができるので、声を上げることすら俺にはできない。

時代に逆行した"正しくない" 言動として封殺されるのだろうということは容易にわかる。

じゃあどうしたら良いんだろうな、俺は。

たぶん本当に、ただこの時代に生まれしまったというその一点だけで俺は得られたはずの収入や今後の人生を奪われたんだから

  • カワイソ

  • 男女は全く関係ない。 元々サラリーマンの人事なんて不平等で理不尽なものだ。女性管理職比率のために下駄を履かせるなんてのは山ほどある不平等の中の一つでしかない。 サラリーマ...

  • 女登用は上場企業の株主へのアピールのためのブームみたいなもんだから、まあ近いうちに終わるんじゃねーの?と思ってるよ 内部の人のモチベ下げちゃうわけだし、能力不足の女上司...

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