#石炭火力発電を輸出するって本当ですか
というハッシュタグを見つけた。
自然とカップ麺をすする手は止まり,じっくりと活動内容や文章を読み込んでいた。
ベトナムへの石炭火力発電所輸出に対して質問を投げている。あわよくば建設中止を狙っているのだろうか。
私が同じような年だった時には,塩ラーメン大盛・半チャーハンを食べることのみに喜びを感じ,こんな高尚なことを考えた記憶はない。
特に読んでいた記事はこれで,頑張って理解者を増やそうという気持ちが見てとれる。
#2 SNSでいただいたご質問・ご意見にお答えします! part1
https://note.com/honto_desuka/n/n68b4f560abb8
告知画像のクオリティの高さ,行動方針が非常にセンセーショナルになっているのが非常に目をひく。
10代~20代の子が,これだけのアクションをできるのは素直にすごいと感じていた。
ただ,記事の中で違和感を感じる内容があり,その違和感は恐怖へと変わった。
> 石炭火力発電ブンアン2のSO2、NOx、PMといった大気汚染物質の予測排出値は、日本だけでなく中国や韓国、アメリカなどで建設される際の排出制限よりも大幅に上回っています。
という記述があるが原文(英)には,予想排出値という説明はない。
原文では,単純に発注国であるベトナムが持っている基準が他国や国際的な標準に劣るという話だ。
実際に他国の技術で石炭火力発電所を建てた場合の予測排出値がそうなるとは,どこにも書かれていないのだ。
さすがに予想排出値とするのは拡大解釈が過ぎると思うが,ベトナム語でならどこかに正確な記述があったのだろうか。
その後の文章では,原文での章題を訳しているように見えるが
> 分析調査によると、以下の問題点が提示されています。(レポート本文)
この若者も3章のタイトルは排出基準と訳していて,予測値でない。
では予想排出値という単語はどこで出てくるのか?と,もう一つ引用している記事を見てみると
この記事の文章や単語を拝借しており原文を翻訳したものとは思えない。
何なら,排出基準の比較グラフの画像ですらこのサイトからの引用だった。
さらに言えば…
https://www.nocoaljapan.org/ja/smbc-mizuho-tokio-marine/
引用元であるこの団体は,み〇〇とS〇〇〇をはっきりと揶揄している。
もちろん,若者たちが公開質問状を送った相手のうちにも含まれている。
どうしてこの団体と若者たちは同じ対象にアクションを起こしているのか。
私は若者の活動には応援したいのだが,言葉や画像を別の団体からコピーしているのを見てしまうと,この若者の背後にいる大人たちが見え隠れしてしまう。
若者と大人たちは行動理念を共にしており,この大人たちが若者たちにどんな影響を与え何を教えているのか。
どうして大人たち自身でなくてこの若者たちの力を借りざるを得なかったのだろうか。
そして誰が,お金や技術をだしているのか。そういった疑問が絶えない。
尚,記事中にはこちらからの引用もあるが,こちらの団体については増田と言えど,言及は控えたい。
さて,こんな形で受注した国がもめている中,発注国であるベトナムのことが非常に心配なった。
財布と相談しながら長い吟味の末,ラーメンが食べたいとお店で注文したのに,なぜか厨房では議論が続いていて
「健康を害するからラーメンは出せない。ラーメンは中止にして,ヘルシーなサラダだけ出そう」と議論が続き,いつまで経ってもラーメンが出てこない。
30分なら耐えれただろうが,1年あるいは2年遅れるだけでも飢えてしまう。
そんなところで,私はすっかり冷えていたカップ麺を食べ始めた。
今日はカップ麺を食べることができたが,いずれは目の前の料理を食べることすらできず顔も知らない大人の理想によって殺されるのだろう。そう感じた。
飢えによって死にたくない。
自然エ〇〇〇ー財団まじでやばい