2016-03-05

後悔はしていないが嫉妬している

初めに書くけど単なる愚痴です。

自分の年齢は30代半ば、地方自動車整備工場で働いてる。残業はほぼ無いが休みは週一で年収は400万円そこそこ。

結婚はしている。自分実家に親と2世帯で暮らしている。親は年金暮らし。妻もパートで働いて。暮らしは楽とは言えないが、たまに旅行食事に贅沢もしている。ただこの先給料が上がることを望めないこともあり、欲しいとは考えているが子どもを作ることには積極的になれない。

正月に毎年中学校同級生と飲むのが恒例となっている。

人達は誰もが聞いたことのある上場企業に勤めている者、監査法人に勤めている者、県庁に勤めている者などいわゆるエリートの友人が多い。自動車整備工場に勤めているのに、と思われるかもしれない。そのような友人が多い理由中学まで自分が成績上位におり、そういうグループに属していたからだろう。友人達は大抵、東大合格者を毎年出すようなその地域で一番偏差値の高い高校に進んでいった。

自分もその高校に進めると思しき成績を中学校時代は収めていた。

しかし小さなから自動車が好きで、その道に進みたい気持ちが強く、今はもうそ学科は無くなってしまったが高校自動車整備科に進学した。その後会社は変えたがずっと自動車整備の仕事を続けている。今でも付き合ってくれる友人には感謝している。

毎年友人達の話を羨ましく聞いている。大企業海外相手仕事をするスケールの大きさや、小難しい法律の話など仕事の中身についても興味深いが、なんといってもその恵まれ給料だ。

どこどこのレストランが美味しかったと値段を聞けば数万円、最近マンションを買ったと値段を聞けば億には届かなかったなど、値段をいちいち聞く方が悪いのだが…

もちろん偏差値の高い高校自分が進学していたとしてもそのような生活ができていたかなんてことを考えることに意味はないことは分かっている。

今の仕事は好きだ。仕事が終われば自分の車をいじることも許されている。

仕事に対して誇りもある。田舎と言うこともあり移動に車は必須だ。整備を誤れば人の命を危険晒すことになるという責任感がある。車を運転する時間も長くなるので、その間は快適に過ごし欲しいと色々提案もするし、お客さんに感謝されることも多い。

だが都会で働く友人達は華々しく見える。同じ仕事でここまで貰う給料に違いが出るのかと。それだけ価値の高い仕事であり、自分仕事価値が低いのだろう。でも誰かがやらなければならない仕事なんだと思いたい。必ず必要仕事なんだと。

嫉妬している自分が嫌いだ。ただどうしても自分の何倍も稼いでいる友人を羨ましくも妬んでしまう。中学決断が間違っていたのかと思わせてくる。この思いをずっと抱えていくしかないのだろうな、と最近は諦めている。

  • 人を傷つけない健全な嫉妬ならば、向上心になるので害はないのではないでしょうか?しかし、もし、友人に意地悪したりとかまでいくと、友人は苦悩し続けるでしょう。 http://anond.hatelab...

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