2015-11-27

彼氏と別れた

少しだけ泣いて暮らして、また元の生活に戻ってしまうのが悲しい


半年ほどの短い付き合いの後、彼の口から告げられたのは、「最近気持ちが冷めてきたから、別れて欲しい」という言葉だった。
半分読めていたような、それにしても突然な。そんな感情の中、私の口から出たのは、「了解です。努力が至らず申し訳ない」 という謎に業務的でやけに思い切りの良い言葉だった。我ながら変だった。変だったから、向こうは少し笑ってた。

そうして終電まで改札の前で話して、うっかり終電を逃して、私は深夜のコンビニお金おろしタクシーに乗り込んで帰った。 それがもう最後なのだった。 今まで毎日LINEをして、たまの休みには予定を合わせて出かけて、行事は当然一緒に過ごす、そんな相手と、別れようの一言でもう二度と顔を合わせることはなくなる。すごく不思議なことが世間にはあると思う。

「別れよう」と切り出されてからタクシーに乗り込むまでの恋人ではない数時間、今までには聞けなかった、話せなかった、いろいろな話をした。
彼氏は「かっこいい自分しかみせていなかった」と言った。
彼氏はすごく優しい人で、私と出かけるときは万全に予定をたててくれたし、いつも私のことを思いやった行動をしてくれた。 にもかかわらず、数日会っていないとどんな人だったか忘れてしまうような、何だか不思議と印象の薄いようなところもあった。
それは彼の言う”本当の自分を見せていなかった”ことが理由の一端であろうと思った。
年齢が離れていて、学校会社など共通コミュニティーを持っているわけでもない私たちは、お互いのことをいくらでも切り貼りできたし、誤摩化すことが可能だった。
まり、私は、彼氏という人の、”核”の部分を掴めていなかったのかもしれない。


印象的なエピソードがある。一度、彼氏の部屋で寝ているとき彼氏は実は名前人格が全て嘘で、本当は全くの別人」という夢を見た。
分かりづらいが「スパイラル〜推理の絆〜」の結崎ひよのちゃんみたいなやつである。例えがBBAでごめんである。起きてからその話を彼氏にしたところ、「本当だったらどうする?」と冗談めかして言われた。
それは冗談なのだが、でも、今になって「他人によく見られたいから、良い所しか見せられないんだよね」と、別れたあの夜に少し寂しそうに自分コンプレックスを語った彼の姿と、その夢の話とがやけに被って思い出される。私は知らないうちに何かを察してそんな夢を見たのだろうか、と思うのだ。

それでも、あなたが演じていたわけではない優しさでこっちが救われた事は多分にあるはずだし、
何より演じていたとしても構わず、とてもよいものだったということを主張したい。


というかまだ全然好きなのだけどどうしよう。
別れを切り出される前は、こっちの方でもさめていて、そろそろ別れようかなとか思っていたのに。一日目は物理的に胸が痛くてご飯が食べれず、3日くらいたってからようやく少し食べれるようになってきた。こうして少しずつ回復していって忘れるのだろうか。
そうする前に「やっぱりもう一度話したい」とか言うべきなのだろうか。 恋愛経験なさすぎてわからない。3分に一回くらい「ちょっとーーーー!好きなんですけどーーー!!!」とか思ってる。

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