はてなキーワード: ブランドとは
体質的・性格的な要因によって、自然と倹約家になってしまった私の特徴をつらつらと書き綴ったものであります。
飲まないので出費ゼロ。職場の飲み会はない。友人と遊ぶのは昼オンリー。
眠いでござる。0時をまわると意識を失うでござる。これでも起きられるようになった方。高校生くらいまでは10時には寝落ちしてた。
元々薄味派。私が料理を作ると、母に味が薄いと怒られていたほど。しかし、母も健康に気をつけるようになって薄味派に。家で食べる食事が全て薄味に。すると、外食の味が濃い、辛いと感じるようになり、外で食べたいと思わなくなってしまった。惣菜やコンビニ弁当もしかり。
食べたいと思うことがない。不思議。お酒苦手な人は甘いもの好きなんて言われるけど、あてはまらない。よって、コンビニでスイーツを買うこともアイスを買うこともない。
これは全然いいことではない。お祭りやテーマパークに誘われても行けないから。人混みへ行くとものすごく頭が痛くなってしまう。薬も効かないくらい。
傘もファッションの一部という認識なので、お気に入りの傘3本から服に合わせて選択。街を歩いていると、結構ビニール傘の人が多い。緊急時に買ったものなのかな?天気予報を見ないタイプ?
化粧品の場合は肌に合うかどうかが一番大事。財布やバッグはインスピレーションで決める。どこのブランドかには興味がない。
よほど気に入った物以外は買わない。ということは、「気に入った!」という直感がとても大事ということでもある。
とはいえ、すぐにボロボロになる物もある。例えば夏服は汗をかいて何度も洗ううちにヨレる。すぐにダメになる物にお金をかけるのは合理的ではない。ダメになってしまうからと着るのを控えるのは更にもったいない。服とは着るものである。
夏服で水洗い不可?買いませんよ、絶対。
月に10冊、中古本をまとめ買い。合計1500円くらい。予算は3000円くらいだったんだけど……。
読書以外の趣味は小説を書くこと、たまに手芸。料理はするけど趣味ではない。食べたいものを作って食べる。それだけ。
あと、ゲームはしない。人と一緒なら楽しめるけど、一人では楽しめない。
次の電車は10分後かぁ……。待つor歩く?→絶対歩いてしまう。
買い物の醍醐味は、いかにお得に購入できるか頭をフル回転させることにある。
これは次のポイント10倍デーまで待って買う。これは今買わないとなくなる→どこで買えば一番得か、即座に調査。
何にどれだけ使ったか、把握しておきたい。スマホ時代。アプリでつけられるの便利だね。子供のころはおこづかい帳に記入して、毎回電卓叩いてたよ。
飽きたのでこのへんで。
最近はふくよかな人向けのお洋服のブランドも沢山出てきて、選択肢が増えていると思う。
OverEとかHEART CLOSETとか、ニッセンにもグラマーさん向けみたいなのあるよね。
だけど私には服がない。
服屋に買い物に行っても、買う洋服がない。
正確には①自分が着られるサイズ、②自分に似合うデザインと色、③自分が気に入るデザインと色の3つが揃った服がない。
連勤明けの休みを潰して来た病院の待ち時間に書いてるんだ、冗長でごめん。
・20代後半の女
・157㎝、65kgのおデブ
・ブラはデザインによるけど大体H80
この情報だけでも胸のでかいおデブだということはわかると思う。
ついでに骨格ストレートなので首は短くて、手もむちむちで指も短い。
どう頑張っても細く見える要素がそもそもないのだ。
・はっきりした色が最高!薄い色、くすんだ色はNG
・柄は派手であればあるほどよい
・薄い柔らかい布より、固くてしっかりした布
・飾りはデカくて派手な程よい
・首の詰まった服は🙅♀️、襟付きとVネックは🙆♀️
・スカートやパンツはマーメイドやフレアみたいに下が広がっているもの
サイズの縛りに加えてこの条件、もう服を買う気がないだろうというレベル。
この時点でしまむらとHoneys、あとearthとかも消える。
SNSを見てるともちろん骨ストで細くてかわいい子がたくさんいる。
一般的に美しいとされる体型になれないのが骨ストなのかな? と思ったりしている。
もちろん今の自分の体型が肥満だってことは数字でも見た目でも自覚している。
ほな痩せたらええやん、って話でもなくってね。
ハタチくらいのときには50kgの時代もあったけれど、その時にもフリーサイズは着られなかった。
着られたとしてもシルエットは美しくないし、「思ってたんと違う」になってた。
当時それこそニッセングラマーやハトクロでワンピースを買ったりした。
胸はキツくないし、腹回りに余った布がない、腕も動かしにくくなくて快適だった。
友人らには褒められたけど、正直納得はしていなかった。
「なんか違うなあ」がずっとあったからだ。
後々これについては似合わない原因にたどり着いた。
ニッセンの方はお値段相応の生地で、重たい生地が似合う私にはイマイチだったっぽい。
ハトクロのワンピースは自分のPC(パーソナルカラー)が原因だったっぽいなあと判明した。
いつも安定に似合う黒とか紺ばっかりだから…… とチャレンジしたのが良くなかった。
ほんと、白って200色もあんねんから、自分に似合う白を探すん大事やね!!
最初にも書いたように、最近はふくよかな方向けのお洋服が沢山ある。
ほな太ったらええんかいな、と狙ったわけじゃないけれど薬のせいもあり70kgを超えたこともあった。
太ったことで服選べるようになったね、よかったね! ってなるならよかった。
ぜーんぜん選べない。
どうにしろ全部、体の中で一番でかい部分に合わせて服を買うのだから。
トップスは変わらない。
そりゃ体重の増減でバストサイズも変わるし、実際10㎝弱変化はあった。
みんな大好きユニクロを例に挙げるけど、レディースのTシャツの袖と丈短くない?
あと色もなんかパステルっぽいのとか、くすみのある色とかばっかりで、
胸が大きい人向けブランドは胸がサイズアウトで、着られるものが多分もうない。
サイズ表見るたびに着られないことを再認識して悲しくなるので、
おせわになりました。
じゃあふくよかさん向けは?というと、着られはする。
試着して悪くないなって思えば買ってたし、ビッグシルエットのアウターは結構買った。
ただねえ、なんか、妊婦になるんだよね、シルエットが。
痩せてた時からAラインワンピースは妊婦になるから避けてたけど、
ふくよかさん向けはそもそも着丈が長めなことが多い。
それ自体はありがたいけど、自分でウエストマークしないと見た目が妊婦さんになっちゃう。
あとやたら余る背中の布。
まあ背中の布が余るのは大体なんでもそうなんだけど。
その後フォローのように
「ママねえ、お腹に赤ちゃんいた時ねえ、おっぱいおっきくなった!」
そのちびっこには、自分が体験したことから今目の前にあるものと結びつけて考えられて偉い!賢い!
などと、とりあえず褒めたけども。
まあつまり?
シルエットが妊婦になること、似合わないくすみカラーを選ぶことを自分が受容できれば、
別に世の中洋服なんて沢山あるんだから、買える洋服だって増えるのだ。
だけど、世の中にこんなに沢山可愛い服と色々な人に向けたブランドがあるのに、
ただそれが悲しい。
ただ勘違いされたくないのは、別にわたしはわたしの体型嫌いじゃない。
首も手足も太いのは、虎みたいでキュートじゃ〜んって思ったりする。
ヒョウとかチーターよりトラが好きなんだよね!
あとゴテゴテに盛れば盛るほどかわいいなってなるので、全然嫌じゃない。
将来は湯婆婆みたいに全部の指にデケェ指輪つけた婆さんになりたい、絶対わたしに似合う。
Dハロの時期にヴィランズバウンドするでしょ、めっちゃ似合うのよ。
友人には「ハロウィンの時期は輝いてる」とか「スリザリンっていうかアズカバン」とかも言われた。
健康には良くないし痩せよって気はあるのでぼちぼち頑張ってる。
けど結局痩せたところで、痩せてた時期に着たい洋服が着られていたかというと
そんな成功体験ないので「着たい服を着るため!」っていうモチベにはならない。
ダラダラ書いてるうちに診察も終わったし、
何書いてんだかわかんなくなっちゃったな。
もしおんなじような人が居たらそれだけで嬉しいけど、
そういう人がどういうお洋服をどこで買ってるかも知りたい。
とりあえず最近Twitterで見かけた、骨ストの人ってヨーロッパ貴族的なドレス似合うよね〜!
の話を見てて「わかる〜」ってなった。
基本的に自分は行政サービスの縮小(not民営化)や福祉の縮小希望で、企業誘致や観光資源のブランド化など、静岡県には稼いでほしいので、鈴木康友候補を推したい。
以下自分語り
・リニアは慎重派
水枯れが嫌すぎるけどリニアそのものが嫌なわけじゃない。水が守られるなら開通はしてほしい。理想を言うなら迂回ルートでさっさと開通してほしい。
反対。子供嫌いな自分に利がないのが一番な理由だけど()子供が大切な存在というのは認識している。しかし正直そんな焼け石に水みたいなことで少子化改善できる気もしないのでやはり反対。周り見てるとこの程度の支援なくても子供欲しい子は産むし産まない子はこの程度の支援じゃどうにもならないくらい金が足りないか自由がなくなるとか子供嫌いとかそもそも子供産む気ない人。そのわりにお金はかかるし、他のことに使った方が有意義。
賛成。
・企業誘致
大賛成
大賛成。但し市役所の窓口対応、休日開庁とかそういうホスピタリティ系。インフラの民営化は絶対反対。
・福祉の縮小
賛成。とにかく全体的に福祉をもう少し手薄くして、稼ぐ方に注力してほしい。
大っ嫌い。景観悪すぎ。太陽光パネルどうせ大して発電できないのにコスパ悪すぎ。そんなことするなら原発の安全性を高めることに資金投入してさっさと再稼働してほしい。
思ったよりも色んな人に読んでもらっていて嬉しい。基本的には言い訳で書いたように「おっさんオタクの思い込み」で書いたものなのだが、ちょっとだけ追記させて欲しい。
いくつかのコメントで「覇権じゃなくて単なるソシャゲの流行り」「増田のハマったものリスト」とあったが、一応客観的指標としてコミケのサークル数は参考にしている。興味があればこのリストとコミケのジャンル規模推移を比較してみてほしい。
唐突にホロライブが入ったのはその時期「vtuber」ジャンルが急増していたからだし、ソシャゲが多いのは単に話題提供が定期的にあって流行りが持続しやすい(=同人ネタになりやすい)からである。
その意味で「同人人気指標」というツッコミは仰る通りだが、さりとて他にもっともらしい覇権の指標も思いつかない(かつては円盤の売上が重要な指標であったが、今は完全に形骸化している)。
逆に「この時期の覇権はAじゃなくBだろう」みたいな具体的指摘は大歓迎である。
追記は以上。
長くオタクやってる人は感覚的に理解できる話だと思うけれども、「20代~40台男性オタク向け二次元コンテンツ」は
その転換が直近で起こったので、これまでの歴史や思うところを独断と偏見で書き連ねる。
■本筋に入る前の言い訳
しいて言うならコミケのジャンル別サークル数変動で大まかな変遷は把握できるが、完璧ではないしラグも出る。
というか、そもそもの話をすれば「覇権コンテンツ」や「男性向け二次元オタクコンテンツ」の定義も結局は人それぞれだ。
なのでこの文章を見て「1から100までおっさんオタクの思い込み」と言われても全く反論は出来ない。するつもりもない。
■要約
ここ10年くらいの「覇権コンテンツ」は大体次のように推移している。
2012年頃~2015年頃:アイドルマスターシンデレラガールズ
※2012年~16年頃までは時期を区切って上記のように分類したが、実際にはデレマス・艦これ・ラブライブが
抜きつ抜かれつといった感じで三国志のように覇権争いをしていた。ある意味オタクコンテンツの覇権論が
一番面倒くさかった時期である。
また、ホロライブとウマ娘も同様に便宜上分けて書いたが、どちらかというと共生関係に近い。
■各コンテンツの詳細
「たかがポチポチゲーにウン万円も突っ込むなんて馬鹿のすること」と言って憚らなかったオタクたちをガシャの文明に放り込んだ元凶。
それまで「妙に濃いファンがいる不思議なコンテンツ」程度の知名度であったアイマスの名前を一躍メインストリームに引き上げた。
アイマスの特徴はキャラクターと声優を密接にリンクさせること。この関係は神(キャラクター)とその意思を宿す巫女(声優)にも
例えられ、ファンのコンテンツへの忠誠度を上げる手法として極めて優れている。
今でこそ当たり前に行われているオタク作品のライブイベントにしても、積極的に活用を始めたのはほかならぬアイマスである。
ラブライブやその他のアイドルコンテンツはこの点でアイマスを明確に参考しており、その意味でオタク文化の多様化に一役買っている
ともいえるかもしれない。
2011年のサービス開始以来一貫して高い人気を誇っており、特に2012年頃は間違いなく覇権コンテンツであったが、その後メイン
アプリの交代やアニメを挟みつつ横ばい状態から緩やかに緩やかに衰退していく。後に述べる艦これやラブライブと違い特に明確な
転換点があった訳ではなく、波風を立てず静かにフェードアウトしていった、ある意味幸せな存在。
今ではかつて覇権に君臨したコンテンツであることを知らない人も多く、界隈の片隅で他のアイマスコンテンツと肩を並べて穏やかな
余生を送っている。
デレマス(アイマス)の独壇場だったアイドルコンテンツに風穴を開けたのがラブライブ。実はコンテンツ自体はデレマスより前に存在して
いたのだが、オタク雑誌内の連載企画という地味さもあって知名度は殆どなかった。
潮目が変わったのが2013年のアニメ化。アイドルものと言いつつ中身は完全なスポコンアニメで、かわいい女の子+熱い展開の組合
せがオタクの心を掌握。さらに同じタイミングでスクフェスというラブライブのリズムゲームが大ヒットし覇権に躍り出た。特に若いファンを
中心に絶大な人気を誇ったが、半面その年齢層が災いしたのか同人人気は他の覇権コンテンツに比べてやや弱かったりもする。
ラブライブの真骨頂はライブを中心としたリアルイベント。オタク向けIPとして初めて単独東京ドーム公演を行ったのもラブライブである
ラブライブが覇権から脱落した理由は、簡単に言うと「代替わり」である。ラブライブはプリキュアのように一定期間でコンテンツを代替わり
させる方針があり、初代ラブライブであるμ'sも2016年のファイナルライブで展開を終了。その後Aqours⇒(虹ヶ咲)⇒Liella!⇒蓮ノ空と
代を経るごとに人気が漸減、気が付けば中小コンテンツに足を踏み入れてしまった。特にμ's→Aqours の重要な継承でお互いがお互いを
うっすら嫌悪するブランド間対立が発生してしまったことが致命的だった。いくつかあった基幹となるアプリゲームも相次いでサービス終了し、
今では蓮ノ空を除けは時より思い出したように同窓会イベントをする程度の熱量で運営されている。
2013年に出現したブラウザゲー。リリース直後から爆発的ヒットを成し遂げ、雨後の筍のごとく擬人化コンテンツがオタク界隈に氾濫した原因。
手軽なゲーム性と適度な難易度、個性的なキャラクターなどが話題になったほか、課金を殆ど必要としないゲームデザインが当時氾濫していた
艦これの勢いはユーザー、特に二次創作主導の色が強く、同人界隈の賑わいは他の覇権コンテンツと比べても群を抜いていた。最盛期には
Pixivのランキングが艦これ絵で埋め尽くされたものである。
半面、角川のコンテンツにも関わらずメディアミックスについてはかなり弱めで、ゲーム一点突破の趣があったのは非常に特徴的である。
そんな艦これの勢いに明確なブレーキがかかったのはアニメである。覇権コンテンツが満を持して送る映像化ということで非常に大きな期待を
背負っていたが、蓋を開ければへちょい作画に迫力の無い戦闘、意図不明の演出とストーリー、しまいには最終話で眼鏡キャラの眼鏡を
結局モメンタムを失った艦これが覇権争いの主流に戻ることは二度となく、いつのまにかコンテンツの海に沈み、ひっそりとゲームのイベントを
更新している。
遥か古の時代に覇権コンテンツであったエロゲー「Fate」、その世界観を流用したソシャゲ。サービス開始当初はかゆい所に手が届かない
ゲームシステムや驚異の緊急48時間臨時メンテなど悪い印象が先行していたが、一方でストーリーの評価は高く、かつてFateや月姫に
そして2016年に行われた最終章イベントで大バズり。オタク界隈はFGOの話題一色になり、それまでのコンテンツを置き去りにして
覇権に躍り出た。その後は人気が人気を呼ぶ正のスパイラルに入り、うまい具合にライバルコンテンツが不在だったこともあって長きに
また重課金ソシャゲだけあって収益もすさまじく、最盛期はソニーの決算が好調な理由として名指しされるほどであった(運営会社が
ソニーグループ傘下のため)。
とはいえサービス開始当初に不評だったゲームシステムは中々改善されず、またストーリーについても長く続いて流石にマンネリ化が否めなく
なってきた。結局のところオタク側も同じことの繰り返しに飽きてきたようで、次に述べるVtuberの隆盛とともに覇権の座を譲った。
ことFGOに関しては長期に派遣の座に居すぎたことそのものが衰退の原因かもいれない。とはいえコンテンツ規模の縮小ペースは緩やか
2020年のコロナ禍を境に注目され始めたVtuber事務所。その特徴は何といってもメインとなるコンテンツの中心が「本物の人間」であること。
キャラクターの見た目こそアニメ調であるが、その楽しみ方としては三次元アイドルに近い。というか生身の人間に二次元のガワを被せることで、
三次元アイドルを毛嫌いしていたオタクを三次元アイドルの世界に取り込んだ。アイマスやラブライブのようなキャラクターと中の人のリンクを
究極まで推し進めた姿とも言える。またコンテンツの供給頻度も圧倒的で、全盛期にメンバー全員の配信を追うつもりであったのならば1日
48時間でも足りない。
一方で三次元アイドルコンテンツの長所と共に短所も取り込んでしまっており、例えばファンとの距離感調整の難しさ、メンバー間の人気
格差などひずみも拡大。そういったネガティブイメージも一因となったかは知らないが、ファンベースの拡大も鈍化。比較的最近デビューした
ReGLOSSの明らかな伸び悩みからも伺えるよう、ごく一部のトップメンバーを除けばかつての勢いはなくなった。運営側もそれを見越してか
現在はライブイベントやグッズ販売の拡大など既存ファンから搾り取る方向にシフトしている。その甲斐あってか会社の収益は好調なようだ。
とはいえこれまで獲得したファンの忠誠度は高く、覇権ではなくなったにせよしばらくは一定の存在感を持ち続けるだろう。
デレマス⇒FGOと続くソシャゲ覇権の系譜に連なるアプリゲー。当初は2018年にサービス開始予定だったが、リリースが遅れに遅れた結果
ゲームのサービス開始より先にアニメが放映されるというウルトラQを成し遂げた。
とはいえ元々ファンの多い競馬というコンテンツとパワプロ育成システムは食い合わせが非常によく、またサイゲームスの開発・運営も
(少なくともリリース後しばらくは)非常に丁寧だったこともあって、2021年のリリース直後からあっという間に覇権の座をもぎ取った。
また先述のホロライブとは覇権の期間がかなり被っているが、これは両者が競合関係になく、むしろホロライブのメンバーがウマ娘のプレイ配信
をすることで両者の知名度が上がるWin-Win関係にあったからである。そういう意味でこの時期の覇権は少し判断が難しい。
ちなみにサイゲームスはデレマスの開発も担当しており、それもあってかウマ娘のコンテンツ展開はデレマスと非常に似ている。何なら
ウマ娘が覇権から外れた理由は一つに絞れるわけではなく、対人コンテンツの先鋭化やファンから評価の低いアニメ3期など、少しずつ
熱量が失われていったところで別コンテンツが爆発的に流行ったというところである。
このリストの中では新しいコンテンツでもあり、恐らくFGOやホロライブと同じように暫くは適度な熱量を保ちつつ徐々に縮小していくのだろう。
韓国産のソシャゲ。リリースは2021年であったがウマ娘に話題をかっさらわれた上に不具合が多発し、暫くは早期サービス終了が検討
その後2022年に「プレイ報酬誤計算で一部のユーザのみ大量の報酬を得る」という最悪の不具合を「一部ユーザが得た報酬が霞む
レベルの大量補填を全ユーザにばらまく」というパワープレイで乗り切ったことにより話題になった。この騒動をきっかけとしてブルアカに手を
出したオタクから「シナリオが良い」という評判が出るようになり、ついに2023年頭の最終章イベントで一気に覇権をかっさらった。この
あたりの経緯はFGOに近い。
ブルアカは艦これと同じく二次創作主導型の覇権であり、23冬コミケではジャンル別サークル数でトップ。というかむしろ二次創作人気に
偏重しており、肝心のゲームは最終章イベント以降展開がおとなしいこともあってかセールスランキングがいまいち伸びていない。
学園アイドルマスターが覇権を奪う以前から全体的に熱量が落ちていたのは明白で、そのうえ4月に放送が始まったアニメの出来が正直
あまり良いものでなく、仮に学マスがなかったとしても早晩覇権を明け渡していただろう。
・学園アイドルマスター(学マス)
2024年5月16日にサービスを開始したソシャゲ。まだ始まって一週間のゲームを覇権扱いするのはどうなの、と思うあなたは多分オタク界隈に
住んでいないのだろう。
リリース開始直後からXのTLは学マスの話題で埋まり、かつてナイスネイチャやユウカのイラストを描いていた絵師がこぞって広やことねの
イラストを投下し、「話題になっているからプレイしてみるか」の層が大量に現れ、そしてまたそこから話題が生まれ……というサイクルが物凄い
ゲーム自体はアイマスにウマ娘とSlay the Spireをブレンドした育成ものである。デレマス以降オタク界隈でのアイマスブランド信仰はかなり強く、
「アイマスならとりあえずやってみるか」勢がプレイした結果非常にキャッチ―なキャラクター造形と中毒性の高いゲーム性ですっかり沼に落ち、
ファッション業界の現状について一考するに、確かに最近の動向にはいささかの憂慮を覚える。コレクションにおいてはデザイナーたちが尽力しているものの、実際の収益はダブルネームのコラボレーションに依存していることが多い。
特に、ギャルソンが例のハートマークのロゴを採用し始めた時から、業界の方向性が疑わしくなり始めたと言える。一昔前にはブランドロゴが目立つことが不格好とされていたが、今ではそれが主流となり、あえて堂々と表示されている。その理由は単純で、消費者にとって分かりやすいからだ。
しかし、ここにデザインの本質的価値を自ら否定している矛盾がある。ブランドの存在意義は、その独自性と創造性にあるべきだが、ロゴの露出に依存する現在の状況は、デザインの真価を軽視していると言わざるを得ない。このようなトレンドが続く限り、ファッション業界は本来のクリエイティブな価値を見失いかねない。
ーーーー(追記です以前の内容を読みたい人は❤️の多いところまでスクロールしてね!)ーーーー
えっ何めっちゃブコメついてるこわ…もうすぐ1000じゃん????
お察しの通り元ホビー女子だよ!!みんなもバトろうぜ!!
というわけでデュエリストの作法としてデッキを公開するよ。なおレギュレーションは基礎化粧品とします今回はメイクアップの方の化粧はナシね(でも男も顔にラメとか塗ろうぜ?キラカードとか好きだろ?)
なんだけど当方コスパ至上主義者なので大した成分使ってないんだが(ホントすいません)…てかコスパ度外視だったら美容医療一択でターンエンドなんだわ(もちろん何も塗らなければ0円だけどそれは肌断食っていうちょっと過激な流派で、昔精神的に参ってて自動的に肌断食状態だったときの古傷=ニキビ痕がまだ残ってるからもうやらないって決めてるんだぜ!)
前置きが長くなったな!俺のターン!
洗顔:セタフィルのジェントルスキンクレンザー。かずのすけ(ブコメのすみしょうも面白いよね)にめっちゃボコられてて草。でもあの後リニューアルして洗浄成分はココイルイセチオン酸naになってるよ。ナイアシンアミドとか色々あるけどキサンタンガム以下だからほぼ誤差かな?でもこれでナイアシンアミドおもしれーってなってそこから色々調べ始めた
化粧水:ごめん普通にハトムギ化粧水。理由は既に他のかたが指摘して下さってますね、ノンコメドジェニックだからです。既に言ったように基本化粧水の存在そのものに懐疑的でとりあえず時間稼ぎのために塗ってる派なのでなんでもよかった。無印のスプレーヘッド装着してカスタムしてるぜカッコいいだろ
化粧水なんかいらねえよ派がいっぱい釣れて嬉しいけど入れ食いすぎて怖いよお…
美容液:The ordinaryのナイアシンアミド10%亜鉛1%。安い。容器のフタが硬い。美容液がガラスって言ってたのはこれ。他のも欲しいけど字がちっさいから絶対間違えるわこれ。めっちゃモロモロが出てくる諸刃の剣な(厨二病ワイ大歓喜)。ナイアシンアミドブームの火付け役はさっきも出てきたかずのすけの無印のアンチエイジングのやつかな。友利新が韓国のお土産翻訳したら全部ナイアシンアミドだったのは爆笑した
乳液:ヴァセリンのボディローションアロエ。なんとボディ用を顔にも塗ってる。すいません。石を投げないで下さい。でも説明にはちゃんと顔または体用って書いてあるんです。匂いも好き。上原恵理が「大容量のは防腐剤多い」って言ってたけど、んなわけねーだろって反論してる人もいたし(誰か忘れた)とりあえずは気にしてない。でも他のも試したいなー
※基本、美容系インフルエンサーは全員オリジナルブランドでオリジナル化粧品を販売してます。つまり結論はいつも「自分のを買え」なので参考程度に聞いとくが吉。でもえりりん面白いから好きだよ。肌の保水力には上限があるからバシャバシャ意味ないとかもなるほど納得できるし。
オイル:NOWfoodsのシアバターナッツオイル。シアバターの液状のやつね。おい成分って言ったじゃねーかお前!と怒られそうだが余ってるので使い切りたいんです。でも暖かくなってきたからそろそろいらない。夏の間みんな余ったクリームとかオイルどうしてんの?ケツの片側に塗ってんの?てかその方法いいな、いただくわ
日焼け止め:アネッサのジェル(旧仕様)。今年からオートリペア技術とやらが搭載されてリニューアルしたから早く使いたいんだけどめっちゃ余ってるからこれを塗るしかない。あとバズり散らかしてたアンテリージェ大先生も試してみたいんだが近くにコスモスがねえよ。これ推してた人誰だっけ…薬屋のひとりごとみたいな人
効果に関してはあえて言いません。知らんけど薬機法とかステマ法とかで怒られたら怖いし、この顔面で外を出歩いてる時点でお察し下さい。(この上から化粧もしてるけど)
グリシルグリシン私も気になってる!!あとトロメタミンも!!どうもグリセリンが合ってない臭いのでグリセリンフリーにも興味ある〜〜〜
毛穴気になるのになんでジェントルに洗ってんだよバカ!って言われそうだけど、メイクのクレンジングでバニラコのクリーンイットゼロっていう結構強力なのを使ってるからバランスとってるつもり(一応石鹸落ち日焼け止めだけど、検証動画見たらぜんぜん取れてなくて笑ったからクレンジングしてるよ!)
昔2chではちょっと成分の話題になるとすぐ成分厨とか叩かれてたけど(なお当時は経皮毒だの発がん性だのそれはそれで疑似科学だったので残当)大っぴらに話せていい時代になったと思う!!でもあんまりステマしてると捕まるから気をつけろ!!
あとバトルって言ったけど、明らかに違法とか明らかに情弱から金をむしり取ろうとしてるとか明らかに健康被害あんだろ一生パン食べられなくなったらどうすんだバカ!!みたいなの以外は「うんうんキミはそういうのが肌に合ってるフレンズなんだねー」程度に優しく見守って下さると幸い。たぶん私もそれとそれを組み合わせたら意味ないとか、間違ったことたくさんやらかしてると思う。どうかその時はいきなりダーマペンやレーザーで焼き払うんじゃなく、泡を撫でるように優しく指摘してくれると嬉しい。それだけが私の望みです。
それじゃみんなも、合意とみてよろしいですね?マナーを守ってよい睡運瞑菜を❤️
ーーーー(追記終わり!以下本文)ーーーー
清潔感とかそういう話じゃない。
今、業界は空前の「成分」ブーム。これが面白いからお前らも来いよって話。
「大地の恵み❤️」
みたいな変なスピリチュアル感覚が横行してた。茶のしずく事件なんかみんなすぐ忘れるのだ。
それがやっといい風が吹いてきて数年。ユーザーのリテラシーも向上してきた。コロナ禍を経て、厚化粧で誤魔化すよりおうちでじっくりスキンケア需要が拡大したってのもあるだろう。
今や「天然だから安心」なんて口走った日にゃ「防腐剤が入ってないと腐るよ!」「防腐剤は人体に影響のない濃度に制限されてるから安全なのに」「アレルギーの可能性も」などの指摘がガンガン入る。
トラネキサム酸
ペプチド
セラミド…
といった具体的な成分名が入ってないと売れない時代。植物由来の精油なんてもはや邪魔なくらいだ。猫飼ってると使いづらいしな。
ほとんどの女性はこれらを塗る際、「レチノール投入!うおおおおお!!A反応来ます!!」などとスーパーロボットアニメばりに叫んでいるという(弊社調べ)
しかし、まだまだ撲滅とは言い難い。薬機法ぶっちぎりのヘンテコインフルエンサーが横行しており「エビデンスとか知らんけど、とにかくこの成分がなんか流行ってるからヨシ❤️」などといった雑な投稿に踊らされているだけの女性もまだまだ多いのだ。日本では許可されてない成分の入った海外化粧品を個人輸入して、トラブルも起きている。一過性のブームで終わってしまわないか危惧している。
乗るしかないだろ!このビッグウェーブに!君たちの力を貸してくれ!!
繰り返すようだが、これは清潔感とかそういった話じゃない。女より男の方がリテラシーが高いとか、そういうポリコレ勢に怒られそうな話をしたいわけでもない。
今、化粧品メーカーの技術競争が過熱していて、最新のプロダクトをキミの顔で試せる面白い時代なんだってこと。資生堂、ロート製薬、花王、ポーラあたりは面白い特許で戦ってる。
最近のAppleつまんないだろ?数千円、下手したら数百円(ナイアシンアミドやビタミンCなどは安価で試せる)であの頃のときめきを取り戻さないか?
男が化粧品を使うようになれば、単純計算で消費者は約2倍に跳ね上がる。化粧品業界にとって男は最後のフロンティアなのだ。だから化粧品業界はメンズコスメに力を入れてるようだけど、なかなか進まないのは「今増やしてもめんどくさい客が増えるだけ」ってのもあるんじゃないかと思ってる。成分ブームがオワコンになるまで待って、おバカなゆるふわ男子の刈りどきを狙ってるんじゃなかろうか。女心を知り尽くしたマーケティングの鬼が本気になれば男心を掴むのも簡単なはずだ。どう考えても手を抜いている。
なおタイトルに書いた「化粧水を使え」だが、そもそも化粧水に関しては不要論も根強い。欧米では化粧水を使わずにいきなり美容液や乳液から塗るらしい(実際、海外ブランドではそもそも化粧水がなかったりする)。私は洗面所に美容液を置きたくないので(ガラス瓶だから落としたら割れるし)、時間稼ぎのために一応塗っとく派。
漫画家の「儲け」にまつわる話には、ふたつの矛盾するように見えるストーリーがある。
世間一般の思う、一度当たれば「印税」でガッポガポというイメージ。
一方で、例えば「バクマン」に描かれる、(いちおう)漫画家自身の表現によると「連載が終われば数年で貯金も尽きる」という話。
どちらが間違っていて、どちらが正しいのか? というのは誰しも思う疑問。
しかし深掘りして考えてみると、これは「どっちも正しい」。だからこそ、漫画家って商売は他にない特殊な営業形態なんだとわかる。
※以下では、漫画家業のもっとも「売れる」形態として「週刊連載漫画」に限った話を考える。
まずほとんどの漫画家は雑誌に連載するという形で基本的な収入を得ている。
ここではわかりやすく、1万円とする。
すると、1万円×毎週20P×月4本で、月収は約80万円(100万円弱)くらいが一般的な週刊連載漫画家の最低収入の相場と言える。
ジャンプコミックスの場合約40円。連載が続けば年に約5冊出るわけだから、例えば単巻10万部売れていたら2000万円の収入になる計算だ。
もちろんこれは税金等を一切考慮していない売上高であり、これだけの額になれば実際には半分程度持っていかれるだろう。それでも、なかなかの高収入に見える。
しかし問題は、これだけ大きな売り上げが見込める週刊連載漫画には、実際にはスタジオ制作というコストのかかるシステムが必要なことだ。
最低限度で考えても、アシスタントを4人雇えばその人件費だけで40万は下らないだろう。さらに、それだけの人数で描くと、多くの場合自宅作業ではなく別途仕事場を借りる必要もある。
まあこのあたりは人により原稿料もスタッフの給料もさまざまなので一概に言えないのだが、一般論として原稿料の高いベテランほど、大きなスタジオと技術の熟れた固定メンバーを確保して経費も大きくなる傾向がある。
そんなこんなで、よく言われるのは、原稿料はこれらの諸経費だけで全部消えてしまうという話。
増田にも漫画を描いた経験があるが、20Pの原稿を1週間(弱)で仕上げるというのは信じられないような過酷な作業であり、アシスタント制をなくしては、現代の商業誌に載っている平均的なレベルの漫画を毎週仕上げるなんてことは、作家の「画力」がどれだけあろうとほぼ不可能に近い。
商業漫画のクオリティというものは、この自転車操業のほぼ利益0のシステムが必須であるということはよく覚えておきたい。
一方で、出版冬の時代といわれる昨今、単行本はどれだけ売れているのだろう。
実は、漫画雑誌の中でも押しも押されもせぬ発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」と言えども、信じられないような低い数字も珍しくない。
「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」の華々しい数字がメディアに踊るので勘違いしがちだが、ジャンプ連載漫画のほとんどは単巻10万部も売れていない。
例えば、最近アニメ化もした「アンデッドアンラック」や「夜桜さんちの大作戦」(どちらも20巻を越える長期連載)でやっと10万部前後だ(総発行部数を巻数で割って大まかに計算)。
ものすごいものになると、大人気漫画「磯部磯兵衛物語」の作者・仲間りょうの次回作「高校生家族」は、ネット上ではちらほら好意的な感想が散見されたものの、実は売り上げは単巻1万部以下(計測不可)で打ち切りとなってしまった。増田も好きだったのでショックを隠しきれない。ドラマ、絶対いけると思たのに!!!!!
閑話休題。そもそも、「磯部磯兵衛」も単巻ではやっと30万部売れたくらいだ。「斉木楠雄の災難」も同レベル。ギャグ漫画はヒット作でももともとそんなものだということも注意しておきたい。
上でも計算したように、10万部売れてやっと年収2000万、税金が多く引かれることを考えると、サラリーマンならそれなりに良い会社に勤めているというレベルだが、長くても数年で終わってしまう印税収入であることを考えると、はっきり言って少ない。これが一桁上がると一気に数億円になって生涯年収というクラスになるが、そういう「上がり」の漫画家は本当に一握りなのだ。
原稿料はスタジオ維持費で消える。「もうけ」は単行本売り上げ次第。この二重構造が生むのは、株の売買でいうレバレッジの危うさだ。
株のレバレッジ買いというのは、簡単に言うと「株価が上がった時は2倍儲かるが、下がった時は2倍損する」ような信用買いを言う。らしい。増田も素人なのでそこら辺は聞き流していただきたい。比喩なので。
漫画家の場合、ある意味でなお悪い。連載があるときは、定期収入でスタジオを維持しつつ、漫画が当たれば大きなもうけがザクザク入るが、当たらなければそれなり。連載がなくなるとスタジオの維持費を賄う原稿料もない上に、普通は昔の単行本もそこまで売れ続けないので、ただ金が減るばかり。
当たらない漫画を描くということは、その連載中の儲けが少ないだけでなく、連載を終わらせることのリスクも同時に上げてしまうのだ。
当たらない漫画ほど、原稿料の維持のためにしがみつきたくなるという負のインセンティブが働くのである。
こうした不思議な構造は、漫画家が作品を当てて印税収入で儲けを出すという「作家」の側面を持ちながら、スタジオを抱えて自転車操業で日々口に糊するという「中小企業の経営」を求められるという二面性を持つ仕事であることに起因する。
本来、トキワ壮くらいの時代の漫画家は、前者の性質しか持たなかった。小説家や他のフリーランスのアーティスト業と何も変わらない「作家業」であった。
しかし、彼らが売れていくにつれ、漫画産業が盛んになるにつれ、漫画家は「作家」ではいられなくなって来た。
当たれば天国、外れてもまあまあの貧乏暮らしという気楽な稼業でなくなった漫画は、作家としての挑戦に誘うものよりも、日々の仕事をキッチリキッチリで稼ぐ真面目な仕事という側面が大きくなってきてしまった。それでいて、やはり作家自身の成功の如何は、印税収入という儚い夢だけに支えられているのだ。
たまに当たりはあるけども、当たったところでそれはそれだけ、次の事業拡大には繋がらないビジネスなんて、他にあるのだろうか?
こうした漫画家業の二重性は、もしかすると将来の漫画産業に負の影響をもたらすかも知れない。あるいは、既に?
週刊連載をしないと、ここまでのスタジオワークは必要ない場合がある。
とは言え、多くのメジャーな月刊誌を見ている限り、やはりある程度売れる作品は週刊漫画と同じスタジオワークとクオリティで商品価値を保っている例が多いと感じる。
さらに、やはり週刊連載漫画は漫画界におけるある種の花形である。
「鬼滅」「呪術」の例に漏れず、誰でも知ってる大ヒット作というものは週刊連載作品が多い。
これは作品の展開が早いこと、露出が多くなり話題にあがりやすいことなどが理由としてはあるだろう。
ジャンプ連載作品というブランドがまだまだ強いとも言える。しかし、それでも上で述べたように、大半は10万部も売れない自転車操業なのが現実である。
逆に言うと、この状況を変えれば、週刊連載という危うい綱渡りに賭けなくても良いのかも知れない。
現代はネット社会である。作品を世に出す、露出させることについては技術の恩恵がさまざまに得られる時代である。
漫画産業がこれからの時代も伸びていくかどうかは、こういった状況をうまく利用して、漫画家という「稼ぎ方」をどれだけ変えていけるのかにかかっているのかも知れない。