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はてなキーワード: 静岡県知事選とは

2024-05-27

静岡県西部からみた他地域県知事選

静岡県知事選が行われ、鈴木康友浜松市長が新県知事となった。

いろいろ言われているが、西部出身で、中部東部にも在住経験がある増田が思うことをつらつらと書いてみた。

西部からみた他地域



住む前のイメージ

中部伝統に誇りを持っている、お公家っぽい(今川さん)、変化を嫌う、ゆっくり

東部伊豆温泉リゾート観光業サービス業が多くて金銭的に大変そう

てか正直遠すぎて(特に東部バチバチ意識しているというより無関心に近い。

住んだあと(西部中部

西部中部というのは、わかりやすく言えば大阪京都なのだと思う。商いのまち大阪歴史伝統公家さんのまち京都

西部は名だたる企業を輩出した工業のまち。

中部静岡市)は公家に通ずる今川さんのお膝元。

中部引っ越してきて驚いたのは、この令和の時代高齢者のみならず、1020代若者まで当たり前のように伊勢丹近くの元城下町のことを「おまち」と呼んでいたことだ。わたしはいまだにちょっと恥ずかしくて言えない。いつまで駿府城下町を引きずってるだよとちょっと思ってしま()

でも、観光資源国宝久能山東照宮などの歴史世界遺産三保の松原梅ヶ島温泉エスパルス)と都市バランスは良いと思う。西部工業は栄えているけどわざわざ遠くから遊びに来たくなるような楽しいところ全然いから。

住んだあと(西部東部

正直住む前は、東部伊豆であり、田舎というイメージで、三島沼津御殿場に対する印象がすっぽり抜け落ちていた。しかし住んでみると沼津三島御殿場などは関東圏に近いことや、御殿場アウトレットに外国から観光客がたくさんくるのでかなり栄えているしハイカラな感じがある。関東圏に近い洗練された東部にくらべると、西部はもう田舎臭すぎる。全然違う。

選挙について

鈴木康友氏を支持した。

理由は彼以外の候補から「稼ごう・財政を潤わせよう」という気を感じられなかったからだ。

正直自分一般市民で、どの程度某自動車メーカーと彼がズブズブなのかはネットの噂程度しか知らない。メガソーラー水道民営化については彼のマイナスポイントだと思っている。それでも彼に投票したのはただ、稼ごうともせずに福祉防災の話ばかりする人間が信用できないと思ったからだ。

これこそ上記であげたとおり、工業のまちである西部民の気質であり、今回の康友氏の西部票の一因でないかと思う。(ちなみに一番多いのは、「市長やってた」「名前知ってる」とかその程度でなんとなく入れてる人だと思う… 西部vs中部とか、打倒自民とか、組織票とかそんな大した陰謀論みたいな理由はあまり関係ないと地元民的には思う)


今後の県政について

今回の選挙結果から、正直西部の支持が重要だと可視化されてしまった感は否めない。ゆえに西部はこれから優遇されると思う。東部に関しても、個人的にはある程度優遇されると考えている。なぜなら中部優遇するよりは、下記の2点でメリットがあるからだ。

東部優遇したほうが票につながる

正直中部人間が、少しくらい優遇したところで寝返る率は東部優遇したときほど高くないというのは西部人間の肌感としてある。となれば、「ちゃん東部を見ている」というアピールをすれば票になる東部はある程度優遇されると思われる。実際今回の結果を踏まえると、西部を盤石にしたうえで、東部にそっぽを向かれなければ次も安泰だろうし。

東部優遇したほうがお金になる

かつて廃墟と化したらしい熱海が、最近インスタ映えで栄えている。隣県だが、箱根若い人すごくたくさん旅行に来ている。伊豆半島も、鉄道地理観光資源すべてにおいて上記に続けるポテンシャルがある。票が稼げるうえにお金も稼げるなら投資する価値はある。

中部はなんというか都市としても観光としても中途半端。住む分にはいろいろあって楽しいんだけどね。県外や国外から人を呼ぶにはちょっと弱い(≒投資しても無駄)感がある。清水港に豪華客船来るからそれは活かしたいけどね。ちょっと海外旅行需要を生むほどの観光地化は難しそう。

観光地以外の方法お金を作ろうにも、いまだにおまちを引きずっていて、旧静岡市内にはイオンモールを建てられないくらいに商工会議所かなんかの発言力がある中部(というか静岡市)を工業開発・商業開発するのもめんどくさそう。それなら新幹線も停車して関東に近い東部のほうがいい。

土地静岡は高いところわりとあるし。


おわり

他府県民から見た静岡県知事選の謎

静岡県知事選前浜市長から浜松市圧勝なのは理解できる。同じ遠州なので湖西とか遠州地域で強いのも理解できる。

でも静岡市内では想像以上に得票が伸びてない。

やはり静岡市内には同じ静岡県でも潜在的遠州人間に対する嫌悪感というか余所者感があるんだろうか。

静岡県知事選2024 大村慎一が勝利した理由

anond:20240526201503

静岡県知事選2024:劇的勝利の裏側とその真実

2024年5月26日静岡県知事選自民党推薦の元総務官僚大村慎一が勝利を収めた。この選挙結果は「劇的な逆転勝利」と報じられたが、県政ウォッチャーとしては予想通りの展開だった。ここでは、その背景とプロセスについて詳しく分析する。

大村慎一の戦略的準備

4月初めに川勝前知事が辞任を表明した直後、大村は速やかに出馬を表明。彼は3年前の知事選でも自民党の対抗馬として名前が挙がっていたが、準備不足を理由に辞退していた。その後、彼は静岡県内の中東政財界とのコネクションを築き、次の選挙に向けた準備を着実に進めていた。

地元紙は公示から大村が川勝前知事の4期目の間に自民県連を通じて影響力を強化し、次の知事選への布石を打っていたと報じていた。また、川勝辞任直後から総務省に影響力を持つ自民党幹部が各市長に「大村を頼む」と直接依頼するなど、密接な連携が見られたという。

メディア戦略県内の支持

鈴木康友浜松市長出馬表明後、県内テレビメディア候補予定者の人となり報道を開始。しかし、その報道内容は明らかに大村寄りだった。各テレビ局は大村スローガンオール静岡」を強調し、分断解消への決意を伝えた。一方、鈴木候補については、スズキ自動車鈴木会長から支援を中心に報じられ、企業色を強調される形となった。

さらに、連日のように「今日伊豆市市長大村支持を表明」「今日伊東市市長大村支持を表明」「今日島田市長が大村支持を…」というニュースが報じられ、県全域が大村を支持しているかのような印象を与えた。ここで県民は「次の知事大村だろう」と確信するに至った。

浜松市のある県西部には大企業が集まっているが、県内論調が形作られるのはテレビ局が集まる県中部静岡である。このため、多くの静岡県民は早い段階で大村勝利予測していた。

西部VSオール静岡 最大争点は浜松野球場建設の是非

県内メディアは、選挙争点をリニア問題などよりも「県営浜松野球場建設の是非」に重きをおいて報道し続けた。大村建設計画をゼロベース判断するという白紙撤回もありという立場を主張し、県民VS浜松という対決構図が強調されるようになった。

今回の選挙は「県西部VS県中部」と報じられることが多かったが、正確には「浜松市VS浜松市以外のオール静岡」の対決だった。大村県内全域の支持を獲得し、浜松市のみが鈴木候補支持基盤となった。負けは確定的だったと言えるだろう。

情勢調査の誤解と知名度向上

日刊ゲンダイなどのタブロイド紙では4月下旬自民党情勢調査に基づき、大村惨敗すると報じた。しかし、この調査4月前半に行われたものであり、大村知名度がまだ低い時期のデータに過ぎなかった。元副知事であった大村は、県民には「誰それ?」状態であったが、4月半ばからメディア攻勢により知名度が急上昇し、4月後半には鈴木候補との差が一気に縮まった。この勢いを見た岸田自民党は、確実な勝利を見込み、大村への推薦を正式に決定した。衆院補選で三連敗して後が無い岸田自民党が、負ける候補者に推薦を出すはずがないのだ。

公示後の戦術選挙

大村選挙戦はさらに激化した。出陣式には現静岡市長難波喬司が登場し、官僚出身のエリートとしての信頼感を強調。県西部での出陣式には、「Suzuki政治を許さない」と書かれたプラカードを持つ集団応援に駆けつけ、強烈な鈴木康友批判を展開した。

リニア問題でも、大井川流域の島田市長に「川勝が作った県の専門部会解散させるべき」と発言させ、リニア工事の早期許可公約とするなど、川勝前知事方針とは一線を画す姿勢を示した。このように、公示前に穏健な印象を与えつつ、公示後には支持者・支援者向けにやや過激戦術を展開するという二面性の戦略が奏功した。

自民党の執念と戦略的勝利

前回の知事選で自民が敗北した際、自民県連は「次は必ず勝つ」と誓い、準備を進めてきた。川勝の失言を徹底的に攻撃し、彼の人間性問題視するキャンペーンを展開。浜松市を含む施策戦略的に抑え込み、対川勝の選挙戦を想定して準備を進めてきた。結果、川勝は思わぬところで自爆して対戦相手は別人になったが、その成果は相手が誰であれ、与野党対決の選挙において通用するものとなった。

総じて、大村慎一の勝利は偶然ではなく、長期的な戦略と綿密な準備、メディア戦術の成果であった。静岡県知事選2024は、まさに大村慎一のための選挙戦だったと言えるだろう。

https://gyo.tc/1c1pp

静岡県知事選の結果でやたらと「自民の今後は厳しいぞ」のほうを強調する報道が多いから気になって川勝の時はどこの推薦だったかウィキペディア見てきた

結局民主社民国民新党の推薦で出てきてたから、元々の傾向と今回でそんな変わらないじゃないか

anond:20240526201503

まりはいつも通りの静岡県知事選だった、と。

浜松球場問題しかり、浜松自民党鈴木の方についたり、といった形で静岡市vs浜松市の構図という長らく続いたいつもの風景が見られたわけだ。おそらく、誰がやってもどんな戦略をとっていても、結局はそこに辿り着いたと思うよ。それが静岡県というものなのだろう。

2024-05-26

備忘再録 (たぶん)自民党静岡県怪文書

静岡県知事選2024 大村慎一が勝利した理由

静岡県知事選2024:劇的勝利の裏側とその真実

 

2024年5月26日静岡県知事選自民党推薦の元総務官僚大村慎一が勝利を収めた。この選挙結果は「劇的な逆転勝利」と報じられたが、県政ウォッチャーとしては予想通りの展開だった。ここでは、その背景とプロセスについて詳しく分析する。

 

大村慎一の戦略的準備

4月初めに川勝前知事が辞任を表明した直後、大村は速やかに出馬を表明。彼は3年前の知事選でも自民党の対抗馬として名前が挙がっていたが、準備不足を理由に辞退していた。その後、彼は静岡県内の中東政財界とのコネクションを築き、次の選挙に向けた準備を着実に進めていた。

 

地元紙は公示から大村が川勝前知事の4期目の間に自民県連を通じて影響力を強化し、次の知事選への布石を打っていたと報じていた。また、川勝辞任直後から総務省に影響力を持つ自民党幹部が各市長に「大村を頼む」と直接依頼するなど、密接な連携が見られたという。

 

メディア戦略県内の支持

鈴木康友浜松市長出馬表明後、県内テレビメディア候補予定者の人となり報道を開始。しかし、その報道内容は明らかに大村寄りだった。各テレビ局は大村スローガンオール静岡」を強調し、分断解消への決意を伝えた。一方、鈴木候補については、スズキ自動車鈴木会長から支援を中心に報じられ、企業色を強調される形となった。

 

さらに、連日のように「今日伊豆市市長大村支持を表明」「今日伊東市市長大村支持を表明」「今日島田市長が大村支持を…」というニュースが報じられ、県全域が大村を支持しているかのような印象を与えた。ここで県民は「次の知事大村だろう」と確信するに至った。

 

浜松市のある県西部には大企業が集まっているが、県内論調が形作られるのはテレビ局が集まる県中部静岡である。このため、多くの静岡県民は早い段階で大村勝利予測していた。

 

西部VSオール静岡 最大争点は浜松野球場建設の是非

県内メディアは、選挙争点をリニア問題などよりも「県営浜松野球場建設の是非」に重きをおいて報道し続けた。大村建設計画をゼロベース判断するという白紙撤回もありという立場を主張し、県民VS浜松という対決構図が強調されるようになった。

 

今回の選挙は「県西部VS県中部」と報じられることが多かったが、正確には「浜松市VS浜松市以外のオール静岡」の対決だった。大村県内全域の支持を獲得し、浜松市のみが鈴木候補支持基盤となった。負けは確定的だったと言えるだろう。

 

情勢調査の誤解と知名度向上

日刊ゲンダイなどのタブロイド紙では4月下旬自民党情勢調査に基づき、大村惨敗すると報じた。しかし、この調査4月前半に行われたものであり、大村知名度がまだ低い時期のデータに過ぎなかった。元副知事であった大村は、県民には「誰それ?」状態であったが、4月半ばからメディア攻勢により知名度が急上昇し、4月後半には鈴木候補との差が一気に縮まった。この勢いを見た岸田自民党は、確実な勝利を見込み、大村への推薦を正式に決定した。衆院補選で三連敗して後が無い岸田自民党が、負ける候補者に推薦を出すはずがないのだ。

 

公示後の戦術選挙

大村選挙戦はさらに激化した。出陣式には現静岡市長難波喬司が登場し、官僚出身のエリートとしての信頼感を強調。県西部での出陣式には、「Suzuki政治を許さない」と書かれたプラカードを持つ集団応援に駆けつけ、強烈な鈴木康友批判を展開した。

 

リニア問題でも、大井川流域の島田市長に「川勝が作った県の専門部会解散させるべき」と発言させ、リニア工事の早期許可公約とするなど、川勝前知事方針とは一線を画す姿勢を示した。このように、公示前に穏健な印象を与えつつ、公示後には支持者・支援者向けにやや過激戦術を展開するという二面性の戦略が奏功した。

 

自民党の執念と戦略的勝利

前回の知事選で自民が敗北した際、自民県連は「次は必ず勝つ」と誓い、準備を進めてきた。川勝の失言を徹底的に攻撃し、彼の人間性問題視するキャンペーンを展開。浜松市を含む施策戦略的に抑え込み、対川勝の選挙戦を想定して準備を進めてきた。結果、川勝は思わぬところで自爆して対戦相手は別人になったが、その成果は相手が誰であれ、与野党対決の選挙において通用するものとなった。

 

総じて、大村慎一の勝利は偶然ではなく、長期的な戦略と綿密な準備、メディア戦術の成果であった。静岡県知事選2024は、まさに大村慎一のための選挙戦だったと言えるだろう。

静岡県知事選2024 自民推薦候補が敗北した理由

2024年5月26日静岡県知事選挙において、自民党推薦の元総務官僚大村慎一は敗北した。その敗因を分析することで、選挙戦術課題静岡県政治情勢を明らかにしたい。

大村慎一の出馬と初期の戦略

川勝前知事の辞職表明後、真っ先に出馬を表明したのが大村慎一だった。彼は、川勝前知事によって生まれた分断を解消する「オール静岡」を掲げ、静岡県未来を担う候補として期待された。地元紙によれば、3年前の前回知事から自民推薦候補としてリストアップされており、その時は準備が整わず辞退したが、前回選挙直後から県内中東部の政財界コネクションを築き、出馬の地固めを進めていた。総務省に影響力を持つ自民党幹部も、県内各自治体の首長らに「大村を頼む」と支持をお願いする電話をかけ回っていたという。

結果、出馬表明後、県内各自治体の首長が続々と大村支持を表明し、地元メディアも連日「今日は〇〇市の市長大村支持を表明しました」と報じた。特にリニア問題で注目されている大井川流域市町の盟主である島田市長の支持表明は大きく取り上げられた。一方、対抗馬の鈴木康友に関しては、スズキ自動車会長とのつながりくらいしか報じられなかった。

また、大村鈴木も「環境を守りつつリニア推進」と表明したことで、争点がリニアから浜松球場建設問題に移った。何百億円も県予算をかける工事見積もりのため、浜松市以外の人から見れば反対が多い。メディアは最大争点として浜松球場問題を扱い、大村は「ゼロベース見直し」を掲げて支持を広げた。

ここまでは完璧だった。

自民党内部の情勢調査によれば、4月前半は当初は鈴木康友氏に大幅リードを許していたが、下旬になると一気に差を詰めていたという。

その結果、岸田率いる永田町自民党本部大村に推薦を出した。

敗北ルートの始まりだった。

過激選挙戦術リニア問題

選挙戦が本格化する中、大村陣営は「SUZUKI政治を許さない」といった過激プラカードを掲げ、対抗馬の鈴木康友への批判を強調した。この手法は、川勝前知事JR東海批判して支持を集めた「分断を煽る」戦術のものであり、県民の一部から逆効果となった。

リニア問題でも、「1年以内に解決する」と表明し、リニア工事環境アセス審査に期限を設けた。しかし、岐阜県の水枯れが報道され、大村演説先で急遽公約が書かれたプラカードの「1年以内に解決」の部分をステッカーで隠し、公約を取り下げるという失態を犯した。このような混乱は、有権者の信頼を失わせた。

浜松球場問題地域対立

争点として浜松球場問題を強調しすぎたことも問題だった。この戦術浜松市との対決色を強調しすぎる結果となり、地域対立を煽る形となった。西部VS中部の構図が目立ち、東部伊豆選挙への関心が低下し、更に浜松市鈴木陣営の結束を固めさせる結果となった。

自民党本部の推薦とその影響

自民党本部の推薦も裏目に出た。自民党裏金問題国民から拒絶されている現状では、推薦がむしろマイナスとなった。応援演説には地元上川陽子以外、政権幹部応援演説に入ることはなかった。その上川陽子演説も「失言」として報じられ失点にしかならなかった。

鈴木康友選挙戦術

鈴木康友選挙戦は、謙虚姿勢で始まった。東部地域市長から挨拶に来ないのは東部を軽視しているからだ」と批判された際には、出陣式を地元西部ではなく東部で行い、批判をかわした。特定政策を強調することなく、リニア問題岐阜の水枯れが報道された時も「拙速には進めない」と上手くかわした。さらに、河村たかし名古屋市長など民主党時代の同期を動員し、幅広い人脈をアピール立憲民主党議員応援演説を行い、与野党対決を前面に出すことで、大村側の自民党色を目立たせた。一方で、鈴木全面的支援したのは自民党浜松支部であり、また、菅義偉首相との蜜月関係も報じられるなど、自民支持層にも食い込んだ。

結論

大村慎一の敗北は、逆効果選挙戦術リニア問題での混乱、地域対立煽り自民党本部の推薦の裏目など、複数の要因が重なった結果である。これらの要因を総合的に考慮すると、大村が敗北したのは必然とも言えるだろう。この選挙結果は、静岡県政治情勢に新たな課題を投げかけている。

2024-05-23

静岡県知事選誰に投票すればいいんだ

基本的自分行政サービスの縮小(not民営化)や福祉の縮小希望で、企業誘致観光資源ブランド化など、静岡県には稼いでほしいので、鈴木康友候補推したい。

しか水道民営化メガソーラーが嫌すぎる。

以下自分語り

リニアは慎重派

水枯れが嫌すぎるけどリニアのものが嫌なわけじゃない。水が守られるなら開通はしてほしい。理想を言うなら迂回ルートでさっさと開通してほしい。


浜松アリーナ

別になくてもいいかなあ。

給食や保育料の無償化

反対。子供嫌いな自分に利がないのが一番な理由だけど()子供が大切な存在というのは認識している。しかし正直そんな焼け石に水みたいなことで少子化改善できる気もしないのでやはり反対。周り見てるとこの程度の支援なくても子供欲しい子は産むし産まない子はこの程度の支援じゃどうにもならないくらい金が足りないか自由がなくなるとか子供嫌いとかそもそも子供産む気ない人。そのわりにお金はかかるし、他のことに使った方が有意義

伊豆地方道路整備など活性化

賛成。

企業誘致

大賛成

行政サービスの縮小

大賛成。但し市役所の窓口対応休日開庁とかそういうホスピタリティ系。インフラ民営化絶対反対。

福祉の縮小

賛成。とにかく全体的に福祉をもう少し手薄くして、稼ぐ方に注力してほしい。


メガソーラー

大っ嫌い。景観悪すぎ。太陽光パネルどうせ大して発電できないのにコスパ悪すぎ。そんなことするなら原発安全性を高めることに資金投入してさっさと再稼働してほしい。

2024-05-19

「うまずして何が女性か」上川陽子外相静岡県知事選応援演説

この件に関して、切り抜きだ!印象操作だ!ってネトウヨ共が沸き立ってるけど、日本マスコミ伝統的に恣意的な切り抜きで世論操作しようとするなんてのは政治家なら誰でも知った上で対策を取っておくべき初等教育レベルであって、自党の不祥事支持率が落ちて有権者から厳しい視線を向けられている時に、いかようにでも切り抜ける発言をしてしまうのは本人とその任命者に政治家としての最低限の能力のないことの証拠しかならないだろ。

ましてや共同親権の成立で結婚出産育児が女ばかりが不利になるネガティブ行為として認識されている今、選挙出産に例えるのは反感を煽るだけだろ。もはや立憲共産から金貰って自民ネガキャンしているとすら思える。

2021-07-05

都民バーカ!バーカバーカ!

ついにこれを言うときが来た!やったー!

数週前の静岡県知事選の結果を受けて「静岡県民全員バカ」とか言い捨ててきた都民に言える!

東京都民全員バーーーーーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!!!!

2017-06-27

2017年静岡県知事選県議補選のこと

既にこの話題について書いている人もいて、あまり異論はないのだが、ちょっと思ったことを書いてみる。

https://anond.hatelabo.jp/20170626103958

今回の県知事選勝敗は始まる前から決まっていて、8時当確になるのかならないのかが勝敗だと思っていた。

結果的に8時当確になったが、溝口は現職批判票をそれなりに集めたと思っている。

森友・加計共謀罪・このハゲーは、自民党の実質支援を受ける溝口にとっては可哀想だったが、

県知事選にはそれほど影響しなかったのではないか

静岡新聞の事前の情勢調査RDDはやっていないっぽい?)では、溝口と川勝が競っていたのは静岡市葵区駿河区浜松市中区ということだが、結局中区は川勝が圧勝している。

http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election_chiji/371552.html

しかし、競っているという旧静岡市域では溝口がそれなりに勝っている。

溝口地元磐田で、ここは若干溝口票が多めに出ているが、結局は川勝が勝っている。

結局、一番の溝口の後押しは静岡市長静岡市自民との確執ということだろう。静岡市自民普段選挙以上によっぽど頑張ったと見える。

というのは、静岡市は必ずしも自民党地盤というわけではなく(むしろ比例の得票をみると県内では浜松同様弱め。三島ほどではないが)、

静岡市においては必ずしも自民票をまとめきれば川勝を上回れるというわけではないからだ。

今回の選挙で驚いたのは県議補選自民党が全敗したことだった(富士市伊東市で行われ、両方とも自民党が負けた)。

上の記事の人は「民進地盤が強い東部伊豆でも川勝全勝です。」と言っているが、伊豆は実際には自民党地盤である(それでも川勝が勝てるというのは、自民支持層の約半分が川勝に流れているから)。

確かに三島市沼津市函南町長泉町では民進党の票が強く出るが、それ以外では自民党が上を行く。

からこそ、富士市細野地元で、強固な民進党地盤)はともかく、伊東自民候補が負けたのは意外だった。

それでよく見てみると今回、共産補選候補を出さなかったのだが、表だって野党共闘」を訴えはしなかったものの、共産票が自民対立候補に流れているという。

http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/374064.html

実は自民党地盤伊東も、共産票を足すと自民を上回ることができるのだ。

というわけで、個人的には、地方地盤地方議員を地道に増やすことは大事だよということのほか、

政党間の共闘・協力関係大事だよということも強調しておきたい。自民党だって公明党と「与党共闘」をしているのだから

2017-06-26

2017静岡県知事選結果 現職が自民支部推薦の新人を破って当選

結果が出ました。民進党共産党支援を受けた現職の川勝平太知事が、自民党市町村支部の推薦を受けた新人無所属溝口紀子氏を破って当選しました。事前の予想通りです。

投票率は46.44%。得票割合は6:4です。溝口氏批判票を集めきったと思います

 

静岡県知事選NHK選挙情報開票結果

http://www.nhk.or.jp/shizuoka2/senkyo/

 

市町村別の結果を見ると、静岡市葵区駿河区けが溝口氏勝利。あとは全部川勝知事が上回る結果となりました。

静岡市葵区駿河区で川勝知事が負けたのは、静岡市長との確執市長応援する声が上回ったからでしょう。

一方で、同じ静岡市でも清水区(旧清水市)で、川勝知事が勝ったのは、静岡市長との確執の一因でもある病院移転問題で、地元では市長のやり方に胃を唱える声が大きいことの表れでしょう。

 

溝口氏が頼みの綱だった地元西部浜松市で全て負けたのは、自民県連もショックだったかと思います

川勝知事静岡県議会自民との対決の原因となった浜松野球場建設問題で、知事推進の球場建設の反対を訴えた溝口氏でしたが、球場批判票は広がりませんでした。

球場知事3期目の成果として完成することになるでしょう。

 

民進地盤が強い東部伊豆でも川勝全勝です。

沼津駅高架化で揉める沼津市なんかも、知事が変わったらせっかく合意できてきたところがまたリセットされかねないとでも考えてのことだと思います

東部地域には東京から小池百合子都知事が川勝氏応援に入ったこともあります都知事選への打撃になることなく良かったですね。

 

出口調査では自民支持層の半数が川勝氏に投票したとの結果が出ています

自民党は県連では「川勝氏を応援しない自主投票」を決めていますが、各市町村支部溝口紀子氏推薦に回っていました。

独自候補を出せなかった時点ですでに負けていた自民党ですが、この結果で再び負けたことになります

 

国政では自民支持率圧倒は変わりませんが、地方では非自民がまだまだ入りこめるということです。野党第一党民進党必要なのはとにかく地方の固定票です。都市部浮動票だけで勝てる時代は終わってるのだから地道に頑張ってほしいところです。

 

 

過去記事

2017年静岡県知事選についての情勢分析

https://anond.hatelabo.jp/20170502150217

静岡県知事選情勢分析その2~「三つ巴で面白くなる」と書いた途端に自民棄権

https://anond.hatelabo.jp/20170502185435

[国会ウォッチャー]消極的与野党全面対決となった’17静岡県知事選6・25

https://anond.hatelabo.jp/20170615143222

[国会ウォッチャー]小池都知事参戦で都議選前哨戦に。静岡県知事選

https://anond.hatelabo.jp/20170621214813

2017-06-21

[]小池都知事参戦で都議選前哨戦に。静岡県知事選

6月25日投開票日が迫る静岡県知事選増田レポート第4弾。

前回の記事で、このたびの静岡県知事選消極的与野党全面対決の構図となったことは書いた。

 

さらいすると、民進党系の現職川勝知事おろしたい自民県連。だが前の知事選で圧倒的ボロ負けしたことで誰も自民党公認出馬してくれる候補が見つからず、公示前に独自候補を出さないことを決定する実質不戦敗宣言。「川勝だけは応援しない」とだけ決めて、無所属出馬表明していた溝口紀子勝手連支援することに。一方、毎回知事選独自候補を立てていた共産党は、自民党溝口支援し始めたのを見て、「国政と歩調を合わせたほうがいい」と判断独自候補を辞めて民進の川勝を応援することを決める。こうして、あまり表に出てこない民進党も含めて、消極的与野党全面対決の一騎打ちの構図が出来上がった。

 

この静岡県知事選に、小池百合子東京都知事が参戦することになった。民進党応援する川勝平太応援として。本日の大雨の中、民進・細野豪志議員地元三島市で、選挙カーの上で細野、川勝、小池スリショットが並ぶ。小池都知事と川勝県知事のつながりは何か。小池東京五輪での開催自治体首長会合での縁と話す。負担金で揉めた会合のことである。あの会合では埼玉千葉神奈川県知事ばかりが目立ったが静岡県知事もいたのだ。しか小池応援演説に入った実際のところは、細野豪志による依頼によるものだろう。民進党での細野の盟友だった長島昭久都民ファーストとの連携を水面下でしている。そのつながりで小池演説が実現したのだろう。

 

小池都知事の川勝応援は、静岡県メディアでも大きく伝えられた。相手溝口応援する自民陣営も衝撃だったことだろう。

これにより、今回の静岡県知事選東京都議選前哨戦位置づけにもなった。

森友・加計共謀罪採決によって失われた自民党支持率は、どれだけ投票行動に影響しているかを図る物差しになる。

 

情勢は現職川勝がリード。これは最初から分かっていたことだ。負け戦を覚悟しているからこそ自民溝口紀子公式に支持も推薦もしていない。本来はあまり国政とは関係ないと思われた。しか小池都知事が入ってきたことで、地味な田舎選挙は、国政、東京の色がついてくる。溝口紀子自民党候補に様変わりしたのだ。

 

溝口紀子知事選勝利すれば、森友・加計共謀罪は何ら選挙に影響しなかったということ。都議選自民第一党として勝利するだろう。

ただ現職が有利なのは変わらないので注目するのは、自民応援する溝口がどれだけ川勝に肉薄できるかという点だろう。特に無党派層がどれだけ溝口投票するかで、森友・加計共謀罪採決がどれだけ影響を与えたか知ることができる。その結果は都議選にも当てはめられる。

 

投開票日は6月25日である

 

 

過去記事

2017年静岡県知事選についての情勢分析

https://anond.hatelabo.jp/20170502150217

静岡県知事選情勢分析その2~「三つ巴で面白くなる」と書いた途端に自民棄権

https://anond.hatelabo.jp/20170502185435

[国会ウォッチャー]消極的与野党全面対決となった’17静岡県知事選6・25

https://anond.hatelabo.jp/20170615143222

2017-06-15

[]消極的与野党全面対決となった’17静岡県知事選6・25

静岡県民以外は(静岡県民でも)知らない人が多いだろうけど10日後の6月25日静岡県知事選がある。全国メディア東京キー局共謀罪や森・加計W学園問題都知事選に夢中で、静岡田舎ことなんて完全スルーしているけれども、実は今回の静岡県知事選では国政と同じ構図で与野党対決となっている。ただし消極的な。

 

さらいとして、過去2回の与野党対決となった県知事選について解説。現職の川勝平太知事2009年民主社民ら当時の野党の推薦で選挙を戦い自公推薦候補をやぶって当選した。この時の知事選政権交代直前の与野党対決の地方選で、総選挙の結果を占う選挙として全国的に注目されていた。その後、2013年に2回目の選挙。当時は安倍自民政権復帰したばかりで民主党支持率は一桁。民主党支援を受ける現職・川勝には絶対不利な選挙のはずだったが、1期目の評判が以外と悪くなく県経済界支援を全面に受け且つ自民県連が出してきた候補があまりにしょぼかったため、アベノミクス全盛期だったにも関わらず民主支援の川勝が過去最高の得票数勝利した。

 

そして今回の3期目をかけた選挙。前回の選挙で「選挙に強い」イメージをつけた現職・川勝に対して自民県連は早々に公認対立候補を出すことを諦めて不戦敗を表明した。そんな中、無所属候補溝口紀子が「川勝の人柄が知事に相応しくない」と出馬表明自民県連は今回の県知事選方針を「川勝を応援しない自主投票」とだけ定めたことで、自民の各市町村支部は次々と溝口紀子支援を表明した(一部は個人立場で川勝応援に回る地方議員もいた)。

一方で、今までの知事選で毎回独自候補を立てて川勝と戦ってきた共産党静岡支部。今回の知事選では国政の構図に合わせて、自民支援する溝口紀子と対決する現職・川勝を支持する方針を取り決めた。

民進党民進党で、川勝平太支援はするが、公認はせずという立場で、自分たち全国的に人気ないことを理解した上で民進党名前を前面に出すことはしない。

 

ということで、今回の静岡県知事選は、

現職・川勝平太(民進・共産

V S

新人溝口紀子自民

消極的与野党全面対決となった。

 

ここ1年の県内メディアでは知事言動批判が定期的に行われているので、単に現職有利とはならないだろう。

静岡県は大きく4地域に分けられるが、イギリス選挙みたいに地域によって、現職支持と新人支持の色合いがくっきり分かれそう。

 

投開票日は6月25日である

 

関連:

2017年静岡県知事選についての情勢分析

https://anond.hatelabo.jp/20170502150217

静岡県知事選情勢分析その2~「三つ巴で面白くなる」と書いた途端に自民棄権

https://anond.hatelabo.jp/20170502185435

2017-05-02

静岡県知事選情勢分析その2~「三つ巴で面白くなる」と書いた途端に自民棄権

笑いが止まらんwwwついさっき↓の記事で「現職勝利決定の静岡県知事戦が三つ巴で面白くなる」と書いた直後に自民静岡県連が独自候補者を出さないことを決定したんだとwwwwww

http://anond.hatelabo.jp/20170502150217

 

昨日自民県連幹事長地方議員トップってこと)が出馬表明とか記事出たばかりなのにな。「必ず代表を立てる」という前言撤回しての勝負前の敗北宣言となった。

でもまあ前言撤回は現職川勝の「投票率50%切ったら当選してもその場で辞職する」発言もあったからイーブンということで。

 

ということで静岡県知事選勝敗予想をやり直し

 

前回(http://anond.hatelabo.jp/20170502150217)は、「川勝VS溝口自民支持)だったなら川勝が勝っていた」と書いた。

じゃあ自民棄権して川勝VS溝口一騎打ちになったんだから川勝が勝つと思っているんじゃないの?とかいうとそうとも思えない。

前回書いたのは、溝口紀子自民が支持表明した候補であったなら、という仮定での一騎打ち予想だからだ。

今回自民独自候補擁立断念したからといって、反川勝の溝口紀子を支持するというわけではないらしい。溝口紀子浜岡原発再稼働に消極的見解を出してるっぽいのでそういう点でも相容れないだろう。

支持表明なしで自主投票にする判断のようだ。

ということは自民党票は川勝、溝口棄権票の3つに分かれる。投票率も50%切るまでに落ちるだろう。現職川勝知事が「投票率50%切ったら知事辞める」宣言撤回してなければ自民戦略的勝利であった。

投票率が低いともちろん現職有利となるが、溝口紀子はどれだけ自民党票を棄権票にさせずに自分のものにできるかにかかっている。県知事資質批判や県営野球場建設批判に争点を絞って投票率底上げを図るしかない。

あとは在静メディアがどれだけテレビで「資質」を争点化して県民を煽ることができるか。静岡県民はテレビっ子いからね。

でもやっぱり最大の敵「知事野党自民」不在で盛り上がるはずがないので、現職の川勝平太当選確実だろうな。

2017年静岡県知事選についての情勢分析

ネットで誰も興味なさそうで話題にもなってない選挙だけどにわかに波乱が起きそうな展開になってきたのでご紹介。

 

【現状】

現職静岡県知事川勝平太。前民主党支持で2期勝ち続けた。次の選挙に3期目をかけて出馬宣言2013年の前回の選挙では安倍政権の天下だったにも関わらず自民候補に3倍以上の差をつけて圧勝した。京都出身で以前の職業静岡県内の公立大学学長。その縁で2009年民主党の勧めで県知事になった。

県議会自民党与党知事議会で「ねじれ」の状態が続く。前回の選挙では自民に有利な空気だったにも関わらずショボい候補しか立てられなかったことで惨敗した。今回も同じ失敗を繰り返そうとしていた。

静岡県知事選は他の県と同じく現職が有利。テレビ地元紙で名前が上がり県政特集では必ず写真付きで紹介されているからだ。

 

【現職への批判

2期目の川勝知事大阪の橋下元知事の態度を真似てか周辺への強気批判をすることが多くなった。静岡市長との対立ともいえない口喧嘩は在静メディアも呆れた面持ちで伝えている。

知事野党自民党は県西部への県営野球場建設批判しており在静メディア自民論調に乗って問題視して伝えている。

東部では沼津駅高架化に知事が口出ししているが解決は見えていない。

川勝知事出馬宣言前に「投票率が50%切ったら当選してもその日に辞表を出す。再選挙有権者へのペナルティだ」と発言して物議を醸した。正式出馬会見でこの発言撤回した。

 

【当初の予想】

静岡県内のメディア県知事放言をどれだけ批判したところで川勝 VS 自民候補の対決になれば川勝が圧勝すると思われていた。自民がよっぽどの知名度があるタレント候補をもってきて全国キー局で持ち上げ報道をしない限り(民進党細野議員自民推薦で川勝対抗馬になるとかでない限り)現職の知事には勝てないだろうと思われていた。

 

【一転三つ巴に】

 突如、県出身の元五輪柔道メダリスト溝口紀子出馬宣言をした。最初自民候補かと思ったが自民とは関係ない無所属候補だった。川勝の放言批判野球場建設批判を争点にしたいという。これが東京からUターンで戻ってきただけの人なら単なる泡沫候補しかないが、溝口紀子は県教育委員の目玉として何度も在静メディアに報じられた。現職川勝が県教委と激しい対立をした時に頻繁に名前メディアで報じられたので五輪メダルを取ってから何年立っていようと知名度は抜群なのだ。単にスポーツタレントというわけではなく「政治ニュースに出ていた人」枠で、しか女性

 自民は前回の知事選と同じく有力候補者を決めることができなかった。「独自に対抗馬を出す」と言った手前溝口紀子に乗ることもできずに県連トップ宮沢正美幹事長出馬することとなった。

 

勝敗予想】

仮に、川勝VS溝口自民支持)だったなら川勝が勝っていただろう。川勝VS宮沢自民推薦)なら言うまでもなく圧勝だっただろう。

ただし川勝VS溝口VS宮沢になると勝敗想像付かない。川勝の放言にはイライラしているけど自民も古くて胡散臭いと思っている県民メディアを含め多数いると思われるからだ。溝口紀子が削るのは川勝の票。スポーツ出身からといって「脳筋」のレッテルは県教委の経験で克服している。今や政治行政の人であり且つ重量級の体格の良さは安心感も与える。

現職川勝は民進党が推薦や支持をしたところで票を伸ばせることはない。スズキ会長や県経済界の支持を得ているのが頼みだが確実に票は減らしていく。

その中を当初は惨敗と思われていた自民候補がどう動けるか。川勝VS溝口の票の奪い合いを横目に国政自民が全力で応援にくるならば漁夫の利を得られるかもしれない。

とここにきて断然勝敗行方がわからなくなったのだ。上手く盛り上がれば当初の現職川勝知事の「公約」であった「投票率50%」は越えられるだろう。

  

共産党候補出馬予定だが泡沫の泡沫なのでスルーした。

 
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