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2015-10-26

日本の製糸技術歴史経緯について

NHKドラマが叩かれ気味なので、擁護してみようと思う

ちょっと調べた程度で専門家ではない

背景

もともと日本蚕糸業は国内向けだったため、品質価格国際標準に届いていなかった。

しかし、蚕病により海外生産量が減っていたこから日本生糸世界の注目を集めることになる。

また、高品質生糸よりも安価な物が求められていて、日本の低品質生糸でも十分に需要があった。(日本の糸は、海外では横浜での相場の2倍ほどで取引されていた)

品質な糸の使い道は、織物の横糸など。

織物は縦糸と横糸で構成されている。

機織りの工程では縦糸は強く引っ張るが、横糸は縦糸にくぐらすだけなので品質の悪い糸でも問題なかったりする。

年表

1840年フランスで蚕病が発生
1853年フランスの蚕病がピーク
1860年横浜港開港 生糸輸出開始 蚕病の影響で日本の輸出増
1868年明治元年イタリアで蚕病ピーク
明治3年藩営藩営前橋製糸所を開設(日本で初の洋式器械製糸所)
明治5年富岡製糸場操業開始 "官営で"初の洋式器械製糸を導入した(日本で初とは言ってない)
明治6年星野太郎前橋製糸所を参考に、水沼製糸所建設民間洋式器械製糸所)
明治11水沼製糸所製、パリ万博で一等賞金牌を受賞)

ドラマでの描かれ方

ドラマでは富岡製糸場を視察に来た星野太郎

日本生糸世界一品質」なのに

「諸外国に不当に安く買い叩かれている」

発言

水沼村に器械製糸所を作った」と紹介されていることから明治6年~の場面だろう。

・「日本生糸世界一品質

日本全体で見れば嘘。

品質であっても安いから売れていただけ。

・「諸外国に不当に安く買い叩かれている」

これは本当。

前述したとおり、海外では2倍で取引されていた。

擁護してみる

日本生糸品質が悪かったのはどうやら事実らしい。

しかし、外国人技師を招き、洋式器械をそのまま導入した「前橋製糸所」「水沼製糸所」「富岡製糸場」においては品質世界にもひけをとらなかったのではないか、と推測している。

事実星野水沼製糸所は建設からわずか5年でパリ万博でのお墨付きを得るほどだ。

あの発言星野太郎が「せっかく高品質生糸を作っても、日本の糸というだけで外商に買い叩かれてしまう」という状況に苛立ちを見せたセリフであって、(そして現地で直接取引という話につなげるためで)

脚本家が「日本の製糸技術は昔から世界一ィィィィーーーー!」という認識を与えたかった、と考えるのは少々うがった見方ではないか。

参考文献

NHK大河ドラマ花燃ゆ」(群馬桐生市 水沼製糸所跡) 生糸輸出切り開いた2人の兄弟

産経新聞ウェブ版)

http://www.sankei.com/premium/news/151025/prm1510250007-n1.html

桐生市周辺3(群馬県ホームページ

http://www.pref.gunma.jp/07/p20210002.html

富岡製糸場ホームページ

http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html

藩営前橋製糸所跡 - 日本すきま漫遊記

http://www.sukima.com/35_maebashi_ito/08hanei.html

星野太郎とは【日本人による日本製生糸の輸出を実現した先駆者

http://www.jpreki.com/hoshino-c/

「なぜ、日本は高品質生糸提供することができたか?」

http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~hjm_kwmr/9/spring/anma.pdf

2007-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20071012220524

平均気温は上昇中だよね?

たしかに上昇中。

日本での過去の気温変化の一般認識日本wikipediaに書かれているような知識だよね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E5%8E%BB%E3%81%AE%E6%B0%97%E6%B8%A9%E5%A4%89%E5%8C%96

これがウソだというつもりもないけど統計には読み方がいく通りもある。

どこであつめられたデータなのかは知っておいたほうがいいのでつたないけど説明だけしておくね。

このグラフはさらりと1860年からデータが始まっているけれども

1860年日本江戸時代安政6年の話しだ。桜田門外の変の年ですよ。

このころはというと

http://homepage2.nifty.com/tsukaken/introduce/nakatsu/2003_1_12-1.htm

日本における気象観測の最古の記録は1838年から1854年にかけてのデータが『霊憲候簿』として残っている。

http://www.disaster-i.net/notes/1998kisho.pdf

幕末出島(長崎)における継続的な気象観測記録は、日本における最古の近代観測記録として注目される

こんなレベル

それでも世界的にみれば江戸時代日本は文化的には先進的で他の国ではこんな記録すら残っていない国ばかり。

そんな日本でも、いまのような方法で気温が測られるようになったのは1950年代から。

では、いったいどこの記録の平均なのか。

ずばりここ。

http://en.wikipedia.org/wiki/Global_Historical_Climatology_Network

世界の平均気温を算出するための観測ステーションはここにある。

詳しくはNASAさまをおたよりあれ。確かどっかに都市名の記述もあったはずだ。

http://data.giss.nasa.gov/gistemp/

アメリカ日本ばかり。

http://data.giss.nasa.gov/gistemp/updates/200708.html

なぜこの表の世界インデックスばかりが流用されるのか。

一重にインパクトがあるからという理由ではないのか?

気温計測は都市部ではじめられた。

過去においてはなおさら都市部だけだった。

過去50年、都市部で何がおきたか?

急速に工業化した都市に人が集中した。

道路が舗装され車が通るようになった。

夏にはエアコン、冬には暖房、常に放熱されるようになった。

家庭では冷蔵庫パソコン電気を熱に変えている。

車はまるで動く火力発電所だ。

アスファルトや鉄筋コンクリートでできた建物は熱吸収率が高く、ゆっくり冷えるので夜間でもなかなか気温が下がらないようになった。

ビル群が立ち並び地表付近では風が抜けなくなった街がでてきた。

河川は護岸が整備され、ところにより地中に埋められ雨が降ってもすぐに下水に流れ込んでしまうようになった。

これらは総じてヒートアイランド現象などとよばれたりするが、

これがつまりはこれが都市化による気温上昇の実態だ。

江戸時代神田神保町と現代の神田神保町の気温を比較して、

「ほら温暖化してますでしょ?」というのに二酸化炭素がなんの関係があるというのか。

それはひとくくりに地球でいいのか?

はたして「地球温暖化」なのか?

都市計画や廃熱利用が重要であれ、二酸化炭素スケープゴートにほかならない。

いや、二酸化炭素は便利なスケープゴートだ。でも本当の悪党ではない。

エネルギー効率をあげた結果、排出二酸化炭素が減ったっていうのならいいが、

二酸化炭素を減らすためにエネルギーを浪費したりお金をつっこんだりするんじゃ本末転倒だといいたい。

森林火災二酸化炭素が・・・など、非難したり心配するのは本末転倒もいいところだ。

森が燃えれば若返る。若返った森の二酸化炭素吸収量は古い森のそれとは比較ならない。

木が燃えるとまるで定着した炭素がすべて二酸化炭素になるかのようないいかたが気に食わない。

二酸化炭素がそこまでわるものでない証拠はほかにもある。

平均気温は地表部の気温だ。

上空の気温がどのように変化しているか確認してほしい。

http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/20th/1_4_1.htm

地球から逃げていく熱をビニールハウスのように二酸化炭素が保つというのなら、

温室効果ガスが集まる上空で地表と同様の気温上昇がみられないのはなぜだろう。

二酸化炭素はそれほど悪い奴じゃないよ!

と、擁護したところで動画を張っておく。

http://data.giss.nasa.gov/gistemp/animations/

こんなんみせられて恐怖するなってほうが無理な話しだなw

二酸化炭素はともかく人類の活動で世界的な気候変動がおきようとしているのは確かだとおもう。

そりゃ人類がこれだけ精力的に活動してたら海流ぐらい変わってもおかしくないわな。

だけど気候変動と温暖化は明確に違う。

IPCCが話しあっているのだって気候変動についてだ。

あまりこういうことを日本で声をあげていうと頭おかしいと思われる。

たぶん今だって思われてる。

だけど匿名なのでハッスルしちゃうぜ!

普段なら増田だって二酸化炭素が悪い奴だし、地球温暖化は心配事項のひとつだ。

と、ただ同調するだけさ。

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