はてなキーワード: 1860年とは
もともと日本の蚕糸業は国内向けだったため、品質も価格も国際標準に届いていなかった。
しかし、蚕病により海外の生産量が減っていたことから、日本の生糸は世界の注目を集めることになる。
また、高品質な生糸よりも安価な物が求められていて、日本の低品質な生糸でも十分に需要があった。(日本の糸は、海外では横浜での相場の2倍ほどで取引されていた)
機織りの工程では縦糸は強く引っ張るが、横糸は縦糸にくぐらすだけなので品質の悪い糸でも問題なかったりする。
1840年頃 | フランスで蚕病が発生 |
1853年 | フランスの蚕病がピーク |
1860年 | 横浜港開港 生糸輸出開始 蚕病の影響で日本の輸出増 |
1868年(明治元年) | イタリアで蚕病ピーク |
明治3年 | 藩営藩営前橋製糸所を開設(日本で初の洋式器械製糸所) |
明治5年 | 富岡製糸場操業開始 "官営で"初の洋式器械製糸を導入した(日本で初とは言ってない) |
明治6年 | 星野長太郎が前橋製糸所を参考に、水沼製糸所建設(民間洋式器械製糸所) |
明治11年 | 水沼製糸所製、パリ万博で一等賞金牌を受賞) |
「諸外国に不当に安く買い叩かれている」
と発言。
「水沼村に器械製糸所を作った」と紹介されていることから、明治6年~の場面だろう。
日本全体で見れば嘘。
これは本当。
前述したとおり、海外では2倍で取引されていた。
しかし、外国人技師を招き、洋式器械をそのまま導入した「前橋製糸所」「水沼製糸所」「富岡製糸場」においては品質は世界にもひけをとらなかったのではないか、と推測している。
事実、星野の水沼製糸所は建設からわずか5年でパリ万博でのお墨付きを得るほどだ。
あの発言は星野長太郎が「せっかく高品質な生糸を作っても、日本の糸というだけで外商に買い叩かれてしまう」という状況に苛立ちを見せたセリフであって、(そして現地で直接取引という話につなげるためで)
脚本家が「日本の製糸技術は昔から世界一ィィィィーーーー!」という認識を与えたかった、と考えるのは少々うがった見方ではないか。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(群馬・桐生市 水沼製糸所跡) 生糸輸出切り開いた2人の兄弟
http://www.sankei.com/premium/news/151025/prm1510250007-n1.html
http://www.pref.gunma.jp/07/p20210002.html
http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html
http://www.sukima.com/35_maebashi_ito/08hanei.html
星野長太郎とは【日本人による日本製生糸の輸出を実現した先駆者】
平均気温は上昇中だよね?
たしかに上昇中。
日本での過去の気温変化の一般認識は日本のwikipediaに書かれているような知識だよね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E5%8E%BB%E3%81%AE%E6%B0%97%E6%B8%A9%E5%A4%89%E5%8C%96
これがウソだというつもりもないけど統計には読み方がいく通りもある。
どこであつめられたデータなのかは知っておいたほうがいいのでつたないけど説明だけしておくね。
このグラフはさらりと1860年からデータが始まっているけれども
1860年は日本は江戸時代安政6年の話しだ。桜田門外の変の年ですよ。
このころはというと
http://homepage2.nifty.com/tsukaken/introduce/nakatsu/2003_1_12-1.htm
こんなレベル
それでも世界的にみれば江戸時代の日本は文化的には先進的で他の国ではこんな記録すら残っていない国ばかり。
そんな日本でも、いまのような方法で気温が測られるようになったのは1950年代から。
では、いったいどこの記録の平均なのか。
ずばりここ。
http://en.wikipedia.org/wiki/Global_Historical_Climatology_Network
世界の平均気温を算出するための観測ステーションはここにある。
詳しくはNASAさまをおたよりあれ。確かどっかに都市名の記述もあったはずだ。
http://data.giss.nasa.gov/gistemp/
http://data.giss.nasa.gov/gistemp/updates/200708.html
一重にインパクトがあるからという理由ではないのか?
気温計測は都市部ではじめられた。
道路が舗装され車が通るようになった。
夏にはエアコン、冬には暖房、常に放熱されるようになった。
車はまるで動く火力発電所だ。
アスファルトや鉄筋コンクリートでできた建物は熱吸収率が高く、ゆっくり冷えるので夜間でもなかなか気温が下がらないようになった。
ビル群が立ち並び地表付近では風が抜けなくなった街がでてきた。
河川は護岸が整備され、ところにより地中に埋められ雨が降ってもすぐに下水に流れ込んでしまうようになった。
これらは総じてヒートアイランド現象などとよばれたりするが、
これがつまりはこれが都市化による気温上昇の実態だ。
「ほら温暖化してますでしょ?」というのに二酸化炭素がなんの関係があるというのか。
それはひとくくりに地球でいいのか?
はたして「地球温暖化」なのか?
都市計画や廃熱利用が重要であれ、二酸化炭素はスケープゴートにほかならない。
いや、二酸化炭素は便利なスケープゴートだ。でも本当の悪党ではない。
エネルギー効率をあげた結果、排出二酸化炭素が減ったっていうのならいいが、
二酸化炭素を減らすためにエネルギーを浪費したりお金をつっこんだりするんじゃ本末転倒だといいたい。
森林火災で二酸化炭素が・・・など、非難したり心配するのは本末転倒もいいところだ。
森が燃えれば若返る。若返った森の二酸化炭素吸収量は古い森のそれとは比較ならない。
木が燃えるとまるで定着した炭素がすべて二酸化炭素になるかのようないいかたが気に食わない。
二酸化炭素がそこまでわるものでない証拠はほかにもある。
平均気温は地表部の気温だ。
上空の気温がどのように変化しているか確認してほしい。
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/20th/1_4_1.htm
地球から逃げていく熱をビニールハウスのように二酸化炭素が保つというのなら、
温室効果ガスが集まる上空で地表と同様の気温上昇がみられないのはなぜだろう。
二酸化炭素はそれほど悪い奴じゃないよ!
と、擁護したところで動画を張っておく。
http://data.giss.nasa.gov/gistemp/animations/
こんなんみせられて恐怖するなってほうが無理な話しだなw
二酸化炭素はともかく人類の活動で世界的な気候変動がおきようとしているのは確かだとおもう。
そりゃ人類がこれだけ精力的に活動してたら海流ぐらい変わってもおかしくないわな。
だけど気候変動と温暖化は明確に違う。
IPCCが話しあっているのだって気候変動についてだ。
あまりこういうことを日本で声をあげていうと頭おかしいと思われる。
たぶん今だって思われてる。
普段なら増田だって二酸化炭素が悪い奴だし、地球温暖化は心配事項のひとつだ。
と、ただ同調するだけさ。