はてなキーワード: 1775年とは
こまたがきれあがる【小股が切れ上がる】
https://extraordinary.cloud/komata.html
http://tak-shonai.la.coocan.jp/intelvt/intelvt_031.htm
このあたりをまとめると次のようになる。
「髪を結い上げた女性の襟足が二股に分かれていること」を指しているという説。
特に芸者は、首筋まで白塗りにしているところ、うなじだけは地肌を残していて、それがM字型になっている。
この説は「着物だと股なんて見えないだろう」という疑問から来ているようだ。
「目尻が切れ上がっている=切れ長の目」を意味しているという説。
無視してよさそう。
足の親指の付け根のことを小股と言うらしい。
その「小股」が切れ上がっていると足の指が長く見えて美しいという説。
下駄や草履の鼻緒が「小股」に食い込んでいるのは無粋で、浅く履いて「小股」が見えているのが粋なのだという説。
足の親指に力を込めて立つと美しい姿勢になるという説。
足の親指を反らすように立つと美しい姿勢になるという説などがある。
これはむしろ足の親指の「小股」から逆引きで考えたものではないかという印象。
着物の裾の切れ目から太もものあたりが見えることを言うという説。
相撲の「小股掬い」やエッチなほうの四十八手の「締め小股」などの「小股」は太ももを指すというのも補強材料だが。
柔道の「小内刈」「小外刈」のように「小」というのは「脚の内側」を言うのではないか?と思ったりした。
足首が引き締まっていること、アキレス腱のくびれがはっきりしていることを指すという説。
あるいは、足を揃えて立っているときの、足首から脹脛のあたりの隙間を指しているという説。
「大股」の対義語の「小股」、つまり「歩幅が狭くて淑やかに歩くことだ」という説。
この場合は「切れ上がる」が謎になるが、吉行淳之介は「自然と小股で歩けるようになる=意識して小股で歩くのを切り上げる」といったような意味だと書いていたらしい。
脚の付け根の部分(鼠径部の線)がハイレグのように切れ上がっていると脚が長くすらりとして見えるという説。
井上ひさしが古老に聞いたらしい。
股が切れてるって言ったらつまり女性器のことに決まってんじゃんという説。
折口信夫が唱えていたらしい。
「小腹が空く」が「腹が少し空く」という意味であるように「小股が切れ上がる」とは「股が少し切れ上がる」の意であるという説。
この場合は単に「股が切れ上がる=股の位置が高い=脚が長い」と考えることができる。
後出しになるが「小股が切れ上がる」という表現の初出は江戸時代で、
などといった記述があるという。
首、胴、腰、小股、腰より末、と順に説明されているのだから、やはり小股というのは腰のあたりの部位、もっと言えば「股」のことなのではないかという印象を受ける。
「小股」の意味はわかりませんでした!