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はてなキーワード: 国益とは

2010-01-27

http://anond.hatelabo.jp/20100127165554

有効かどうかはともかく、秩序は暴力を背景につくられるものだろ。常識的に考えて。

そしてその秩序は当然、より強大な暴力を持っているものに有利につくられる。

暴力では連鎖を断ち切ることはできない。

「強制力」なら、必要になるけどな。

また、「自衛」という形では常に後手にまわることになるので、本当に自衛するだけで充分なのかどうかも検討する必要がある。

検討の必要もない。

過去歴史で実証済。

個人的には国益にこだわってはいないが、「国にとってどうすればいいか?」という議論で国益を中心に据えなくて、何を中心に据えろと?

国民生命だろ。

しかしそれでも日本がどうすればいいのか?という議論においては、ベストオプション戦争ならばそれを推し進める議論をする。

過去はいざ知らず、現在以降の日本において戦争というオプションはあり得ない。

国以外のものの都合によって議論を捻じ曲げるべきではない、と思うしね。

国家主義もここまでくるとたいしたもんだな。

http://anond.hatelabo.jp/20100127154334

逆に世界の中で自国が有利になるように立ち回り、他国にワリを食わせていれば悪口くらいは言われるわな。

悪口を言われるくらいで済めばいいがな。

個人的には払った犠牲よりは多くのものを得られたように見ているが。

秩序というものは暴力を背景にしてつくられるものだから、常に強力な暴力を見せ付けてきたことで、自国に有利なように世界秩序を構築していった面は見逃せない。

じゃあ、何故テロはなくならない?

暴力を背景にして作られた秩序が有効なのであれば、テロがなくならないとおかしい。

差別貧困暴力だしな。

同時に平和な時代が終わったときのための備えも必要となるね。

自衛を超える程度はいらんけどな。特に核武装

鎖国しろって話じゃない。柔軟に対応しようぜ、って話だ。

柔軟に対応するなら、国益に拘らなくてもいいんじゃないの?

2010-01-26

http://anond.hatelabo.jp/20100126161817

歴史事実の存在自体は否定しないが、否定的評価を下してはいけないということはない。

えーっと。それは君が否定的評価を下すから命題は偽であることになるわけで。

そいつはすなわち「俺の価値観に沿ったものしか国益とは認めない」と言っているようなものだとお気づきで?

おいおい、切り文で引用して趣旨をねじ曲げるな。

その前の文には何て書いてある?

http://anond.hatelabo.jp/20100126133707

横だが、中国の西沙諸島への侵攻(1974)はどうだ?

国益にかなった侵略の好例だと思うが。

http://anond.hatelabo.jp/20100126132353

昔は「姉弟」だったらしいが、国益を考えるなら「兄妹」だろう。

つーか、人妻とかいってる奴なんなの?「不倫国益に適う場合がある」ってなに。

愛人相続権付与するより重婚容認した方がよいんじゃない?側室復活!

http://anond.hatelabo.jp/20100126121149

おいおい「侵略戦争国益に適う場合がある」という命題が偽だというのかよ。アメリカどころか侵略によって成立してきた先進諸国が今までやってきた行為全てを否定すんのかよ。

偽だよ。

少なくとも、国連加盟国においてはな。

歴史事実の存在自体は否定しないが、否定的評価を下してはいけないということはない。

法律をたてに好き放題やられる可能性があるからな。法律武器であり、使うかどうかは本人次第。わけのわからん奴に武器を与えてトクになることはないだろう。

なら、法律に反してでも抵抗すればいいじゃない。

法律にウェイトを置かないというなら、違法かどうかを気にする必要がなかろう。

まぁ、重国籍容認でもしない限り、地方参政権付与したところで、法律までは好きにできないがな。

2010-01-25

化けの皮

ttp://plaza.rakuten.co.jp/yotaro802/diary/201001250002/

子供手当てですが

 両親がいない孤児は対象外だそうですね。

 理由は票に結びつかない相手は関係ないからだそうですね。

 票に結びつく層に対して受けが良いことは何かだけを徹底的に考える。

 別に国益とか国民のためとか、そういうのは最初から考えないそうですね。

 事業仕分けも、あれで削った金が増えても具体的に国民還元されるのではないそうで。

 テレビでやることが大切だったからタレント議員さんを使ったようで。

http://anond.hatelabo.jp/20100120184704

条件を並べてみた。

Q9:帰化の条件には,どのようなものがありますか?

帰化の一般的な条件には,次のようなものがあります(国籍法第5条)。

 また,これらの条件を満たしていたとしても,必ず帰化が許可されるとは限りません。これらは,日本帰化するための最低限の条件を定めたものです。

1 住所条件(国籍法第5条第1項第1号)

 帰化の申請をする時まで,引き続き5年以上日本に住んでいることが必要です。なお,住所は,適法なものでなければなりませんので,正当な在留資格を有していなければなりません。

2 能力条件(国籍法第5条第1項第2号)

 年齢が20歳以上であって,かつ,本国法律によっても成人の年齢に達していることが必要です。

3 素行条件(国籍法第5条第1項第3号)

 素行が善良であることが必要です。素行が善良であるかどうかは,犯罪歴の有無や態様,納税状況や社会への迷惑の有無等を総合的に考慮して,通常人を基準として,社会通念によって判断されることとなります。

4 生計条件(国籍法第5条第1項第4号)

 生活に困るようなことがなく,日本で暮らしていけることが必要です。この条件は生計を一つにする親族単位で判断されますので,申請者自身に収入がなくても,配偶者やその他の親族資産又は技能によって安定した生活を送ることができれば,この条件を満たすこととなります。

5 重国籍防止条件(国籍法第5条第1項第5号)

 帰化しようとする方は,無国籍であるか,原則として帰化によってそれまでの国籍喪失することが必要です。なお,例外として,本人の意思によってその国の国籍喪失することができない場合については,この条件を備えていなくても帰化が許可になる場合があります(国籍法第5条第2項)。

6 憲法遵守条件(国籍法第5条第1項第6号)

 日本政府暴力破壊することを企てたり,主張するような者,あるいはそのような団体を結成したり,加入しているような者は帰化が許可されません。

 なお,日本と特別な関係を有する外国人日本で生まれた者,日本人配偶者日本人の子,かつて日本人であった者等で,一定の者)については,上記の帰化の条件を一部緩和しています(国籍法第6条から第8条まで)。

永住許可に関するガイドライン

法律上の要件

(1)素行が善良であること

法律を遵守し日常生活においても住民として社会的に非難されることのない生活を営んでいること

(2)独立生計を営むに足りる資産又は技能を有すること

日常生活において公共の負担にならず,その有する資産又は技能等から見て将来において安定した生活が見込まれること

(3)その者の永住が日本国利益に合すると認められること

  ア 原則として引き続き10年以上本邦に在留していること。ただし,この期間のうち,就労資格又は居住資格をもって引き続き5年以上在留していることを要する。

  イ 罰金刑や懲役刑などを受けていないこと。納税義務等公的義務を履行していること。

  ウ 現に有している在留資格について,出入国管理及び難民認定法施行規則別表第2に規定されている最長の在留期間をもって在留していること。

  エ 公衆衛生上の観点から有害となるおそれがないこと

 ※ ただし,日本人,永住者又は特別永住者配偶者又は子である場合には,(1)及び(2)に適合することを要しない。また,難民の認定を受けている者の場合には(2)に適合することを要しない。

2 原則10年在留に関する特例

(1)日本人,永住者及び特別永住者配偶者の場合,実態を伴った婚姻生活が3年以上継続し,かつ,引き続き1年以上本邦に在留していること。その実子等の場合は1年以上本邦に継続して在留していること

(2)「定住者」の在留資格で5年以上継続して本邦に在留していること

(3)難民の認定を受けた者の場合,認定後5年以上継続して本邦に在留していること

(4)外交社会経済文化等の分野において我が国への貢献があると認められる者で,5年以上本邦に在留していること。

国籍防止条件と国益合致要件をどう考えるかによるかな。

http://anond.hatelabo.jp/20100125185312

だから仮定の話なんですけど?

侵略することが国益に適う場合があり得ない。

せいぜい近代までだろ。古くさい。

証拠、と言われても建前として有効に機能しているからでしょ。

あと、まだまだ日本アメリカの影響下にあるし、下手に平和憲法いじくってアメリカ様に機嫌を損ねたくないから、ってのが大きいと思うぞ?

仮に本音が違っていようと、有効に機能しているのであれば、コンセンサスを得ていることになる。

建前に過ぎないというのであれば、形骸化くらいはしてないとな。

自衛隊イラク空輸活動が違憲だとする判決も出されるくらいだし。

形骸化してるなら、原告の請求を退ける判断だけすればよくて、わざわざ違憲判断をする必要もない。

あと、アメリカ様は、集団的自衛権を容認して欲しいんじゃなかったっけ?

http://anond.hatelabo.jp/20100125142024

では、他国を侵略したほうが国益に適いそうな場合は?

侵略すると、後で袋だたきにあう。

よって、国益には適わない。

憲法憲法として、建前として機能しているから改正する必要はないだろ。

実質そんなコンセンサスはとれてないし。

憲法前文にも、法規範性がある。

国の機関である総理をはじめとする公務員には、憲法尊重擁護義務もある。

建前にとどまらん。

しかし「他国の不幸の上に自国の幸福を築かないこと」が日本国目的である、だなんていったいどこに書いてあるんだ?

それくらいは読み取れよ。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威国民に由来し、その権力国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐ国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想目的を達成することを誓ふ。

まぁ、少なくとも、一国中心主義ではないということは確かだろ。

平和」ってのは、単に戦争のない消極的平和意味しない。

貧困差別といった構造暴力のない積極的平和こそ、ここでいう「平和」。

「恐怖と欠乏から免れ」と言ってるだろ。

「(圧迫や偏狭などを)地上から永遠に除去しようと努め」とも言ってる。

これを一言でいえば、「他国の不幸の上に自国の幸福を築かないこと」となるだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20100125132936

じゃあ、たとえば、対立して戦争を起すことがもっとも国益に適うだろうという判断が下された場合、君はどういう立場をとる?

戦争を起こされて、回避することが叶わず、受けて立つしかないというなら受けて立つだろうな。

それは君の目的だ。

自分の」と限定してんだから当然だな。

ロジックとして国の内部から語ろうとするなら「他国の不幸の上に自国の幸福を築かないこと」が日本国目的である、というコンセンサスを得る過程が必要。

憲法の前文読み直せば?

気に入らないなら、憲法改正するしかない。それこそ、コンセンサスを得ないといかんのでは?

http://anond.hatelabo.jp/20100125133352

個の利益が動機であっても、目的が共益と合致してるならいいってこと。

だから、共益を目指すという点で一致するなら、動機が国益だろうが私利私欲だろうが問わない。

ただ、動機もエゴでない方が、よりいいよねって話。

http://anond.hatelabo.jp/20100125123046

支持を得たいなら利益に訴えろと。

そして君の訴えている利益は国の利益ではないのだから、他所の議論でやってくれと。

もしくは外野であることを自覚した上でやってくれ。

いや、国の利益にはなるけど。

日本鎖国して、完全に自給自足経済確立し、それでやっていけるというなら、話は別だけど。

因果を気にしろと。

「結果として国益に合致」するんじゃダメだろ。

因果を気にしろというなら、結果がダメなら話にならんだろ。

国益に適うから」win-winの関係を築くんだ。

だからそう言ってる。

その関係が築けないところに、持続的な国益など存在しない。

君のは、目的があくまで「協調」に置かれているように見える。

本質的に必要なのは「国益」であって「協調」ではない、ということが理解できていないようだ。

では、対立しかないところに「国益」はあるのか?

少なくとも、日本において。

国益のみを追求して、結果として破滅したのが大日本帝国だよな。

まぁ、自分にいわせれば、国民を不幸へと導くこと自体が国益に反するといえるが。

同じ目的のために動く人間のことだ。

自分目的は、あくまでも自他共栄であり、「他人の不幸の上に自分幸福を築かないこと」だ。

個人の尊厳というのは、結局のところ「自他共栄」の原理だよ。

それはそれとして、私的な組織内のことであれば、その通りだろう。

でも、国となると、そういうわけにはいかない。

全体主義国家を目指すというなら、話は別だけどな。

http://anond.hatelabo.jp/20100125091820

「あるべき姿」を論じている地点が、内部の地点ではないことが不誠実だ。

意味不明

国民が自らの思いを語ることが何故不誠実?

「内部の地点」とは何を意味するの?

自分外野からモノを言っている自覚がない。

こちらは、実務を担わなくても「内野」だという認識

内野」だと認識してるんだから、「外野」でないと自覚がなくて当然。

そこで、その共同出資者と会社の選択について話すとき、自分だけの「あるべき姿」というものを論じるところに、内部の意識、言い換えれば当事者意識の足りてなさがある。

それは違う。

自分だけのあるべき姿というのは、自分の内部に留まってる限りにおいてだろ。

外部に表れたら、留保がない限り自分だけのものではなくなる。

問題は、どれだけの人の支持を得られるかどうかだろ。

「これこれこうすることが我々のためになるからこうしていきましょう」と、共同の利益に訴えかけることこそが、当事者のやりかたというもの。

だから、そう言ってるだろ。

「善」を進めること、協調してwin-winの関係を構築することが、共益に資するのであり、結果として国益にも合致すると。

足下だけ見て進んでも、転ばないでいるだけだろうが。道に迷ったら何にもならない。

前を見据えた上で、足下にも気を配りつつ進むというのが、普通のあり方じゃないの?

君がこの国の独裁者なら「べき論」を振り回すだけで充分だろうが、他人の協力を取り付けなくては何もできない立場でそれをやるのは、何もする意思がないと言っているのに等しいだろ。いや、別に本気でどうこうする必要はないんだが、せめてそういう内輪の人間であるというポーズだけでもとってくれ。

だから、啓蒙してるんだろうが。

で、「内輪の人間」の定義って?

自分の気に入らない人間は「内輪の人間」じゃないってか。

2010-01-24

Re: 植民地主義者の欲望

http://d.hatena.ne.jp/usoki/20100122/1264167020

元増田です。原論文に当たる労を取ってくださったことに感謝します。

そもそも「有益」か否かで論を立てるのであれば、それが誰にとっての利益であるかをはっきりさせないといけないはずだ。そうではなく、単に統計数字を見ただけで言っているのであれば、何の疑いもなく「資本主義=good」「近代=good」と思い込んでいるだけである*1。また、その問いがなければ「善政かどうかはともかく」と言いながら、結局は植民地支配肯定論となってしまうだろう。

なんだか1段落でいくつもロジックが飛んでいて文意が取れません。まず、なぜ有益か否かを立論するに当たって受益者を特定する必要があるのかが分かりません(国レベルでの特定が必要であることは自明ですが、そういう話をしているわけではないでしょう。もしかして、就学率上昇の受益者は朝鮮人子供日本政府、とか全て特定しろということですか?)。「はず」で済まさずにその理由を説明してください。

さらに、受益者を特定しなければ『何の疑いもなく「資本主義=good」「近代=good」と思い込んでいるだけである』という文章も論理が飛躍しています。付け加えれば、私はGood/Badを議論しているわけではありません。有益であるかどうかとGoodかどうか(または、善であるか悪であるか)は別の問題です。だからこそ「善政かどうかはともかく」という但し書きを入れています。そもそも、「日本植民地政策は正しかった、善政だったというコンセンサスがある」と主張するなら、私がCumingsの『日本人には、信じるに足る「自らを正当化する神話」は存在しない。』という言葉引用した段階で、その主張は破綻してしまいます。

更に加えて、受益者が誰であるかという問いがなければ植民地支配肯定論となる、という文章も論理が飛んでいて意味が分かりません。それから植民地支配肯定論というのは「植民地支配には肯定的な側面が存在した」という議論であると定義してよいのでしょうか。

それにしても、増田はKohliのOn the state and lower classesのパラグラフを紹介しながら、「日本植民地は有益なものだった(というコンセンサス英語圏の学界にはある)」という増田の理解が揺らぐことはなかったのだろうか。

国家権力を後ろ盾とした労使関係の(強制的な)改善とその経験は、戦後韓国経済の離陸に当たって有益なものであったと思います(もちろん、日本政府意図していたのは、日本統治下での朝鮮生産性を向上させて日本利益資することであって、戦後韓国の成長など考えてもいなかったことは当然です)。経済発展の初期段階で賃金が上がりすぎれば、適切な資本形成が妨げられるだけでなく、インフレと(unsustainableな)貿易赤字を招来して最終的には国民生活水準に甚大な被害をもたらしますから。

ちなみに増田が省略してる結論部では「日本朝鮮植民地支配は無慈悲で屈辱的なものであったが、それと同時に後に韓国の高度成長へと進化することになる政治経済を形成するためには決定的な影響を持った」「植民地時代からの(経済発展の)連続性を強調することによって、日本国益のための残虐な植民地支配を免責することはできない」って書いてあるぞ(強調は引用者)。

そんなことは、私のCumingsからの引用に同じことが書いてあります。『日本人には、信じるに足る「自らを正当化する神話」は存在しない。』私がエントリーの中で一度でも日本植民地支配が慈悲深く思いやり溢れたものだと書きましたか?植民地支配の残虐性はその有益性を持って免責されると書きましたか?そんなことを思っているならCumingsもKohliも引用しません。この段落は私のエントリーのどこに対する反論として書かれたものなのでしょうか。

ところで、私のエントリーは「有益性についてのコンセンサス」を書いたものであり、冒頭で『・・・ことについては、学者の間である程度のコンセンサスがある”という考えにはとても同意できないな、と思った。』と書かれていますが、コンセンサスの存在に対する不同意の理由がどこにも見当たりません。この点についても説明を加えていただけますか。

2010-01-22

個人が幾ら「善」をしようとかまわんし、

アフガンで首を落とされる覚悟のボランティアも少しは理解しているつもりだ(多少、国に迷惑をかけてもね)。

でもさ、国(の代表)にそれをやれというのは違うと思うな。

もちろん、日本が出来る範囲で、国際貢献もすべきだよ。

でも、「世界平和日本国益につながる」という建前がないと理解できない国民がいるのも当然だと思う。

「和をもって~」の国ならなおさら、「日本は自爆覚悟で国際貢献すべきだ」というのは傲慢な考え方だと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20100121111939

それが下位が上位のために、国民国益を最優先に考えなきゃいけない理由になるの?

何で、国民国益を最優先に考えないといけないの?

人類益なり、善の価値を最優先にしてもいいじゃない。

それとも、どうせ下位は上位に許される範囲でしか動けないようにしているので、強いて上位の利益について考えなくてもちゃんと上位の利益に適うようになっているのだから、国が国益よりも大きな人類益を考えて行動する必要はない、という俺の意見を補強してくれているのかな?

必要はないってことはないだろ。

合理性を追求するならなおさら。

むしろ、上位のための利益追求の方向にいくんじゃないの。

必ずしも合理的に動かないからこそ、目先の利益に飛びつくこともあるよな。

今、何をしているのか理解しているのだろうか。

日本国益のために日本はどうすべきか?という議論をしている。

議論において、合理性を追求しないで、何を追求しろというんだ。

利益の追求だろ。そちらが主張してるのは。

もし、こちらが合理性の追求を否定するような趣旨のことをいっていたのであれば申し訳ない。そこは撤回する。

肯定しないのは「利」であって、「合理性」ではない。

追及すべきは「善」の価値だろうな。

財産権が保障されてさえいれば、ろくな企業インフラもない国で日本と同じだけ収入をあげられるとでも?

人権と無関係な例を出せといってるのに、人権そのものを出してちゃいかんだろ。

まぁ、私人経済活動自体が、営業の自由という経済的自由権だから、人権なんだけど。

2010-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20100120175449

国益の絶対的な最大」って何なの?

これたしかに不思議言葉だね。

最大ってのは絶対的なもんじゃなかろうかと。

相対的な最大化は極大化と言うのではないかと思ったり。

2010-01-20

埼玉】「そもそも在日の3世、4世になっても日本国籍を取得しないことに違和感上田知事外国人参政権に反対

ttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1263893953/

外国人参政権法案に対する、各党のスタンス

民主党 - 賛成(結党以来の基本政策、幹部や大臣クラスの閣僚を中心に多数の議員が賛成、一部議員被選挙権まで要求、一部議員は反対)

国民新 - 反対(党首の亀井静香は性急な採決には反対と明言、一部議員は賛成)

社民党 - 賛成(ほぼ全員が賛成と思われる、一部議員被選挙権まで要求)

自民党 - 反対(これまで実際に参政権法案の実現を阻止、一部議員は賛成、連立相手だった公明党や党内賛成議員に配慮する苦しさも)

公明党 - 賛成(ほぼ全員が賛成と思われる、連立相手だった自民党とは異なり非常に熱心)

共産党 - 賛成(ほぼ全員が賛成と思われる、公明党と同じく非常に熱心、被選挙権まで要求、朝鮮籍在日外国人にも付与するべきと主張)

みんな - 反対(党首の渡辺喜美は反対、川田龍平は賛成)

新党日 - ??(田中康夫は民潭大会で媚びる程の熱心な推進者であったが「急に懐疑的になった」と亀井静香との対談で発言)

改革ク - 反対(西村眞悟は断固として反対、中村喜四郎は賛成)


外国人参政権法案に対する、各メディアスタンス

朝日新聞 - 賛成(「地上の楽園」を思わせる「わいわい共同体」や「多文化共生社会」というスローガンを用いる社説)

毎日新聞 - 賛成(記事の論調から明らかに賛成、納税や在日外国人の「苦境」を強調、憲法判断は傍論を支持)

読売新聞 - 反対(社説で反対を明言、地方でも当然許されないと主張、憲法判断は違憲と強調、納税と参政権は無関係)

産経新聞 - 反対(社説で反対を明言、地方でも当然許されないと主張、憲法判断は違憲と強調、納税と参政権は無関係)

日経新聞 - ??(中立的な社説、慎重な議論を要求、納税を参政権の根拠と理解、憲法判断は違憲認識安全保障の面で懸念)

北海道新 - 賛成(社説で納税や「植民地支配」を強調、憲法判断は傍論を支持、外国では外国人参政権を認めるのが主流と大嘘)

中日新聞 - 賛成(記事の論調から明らかに賛成、日本より特定アジア国益が大事、東京本社である東京新聞も同一)

共同通信 - 賛成(配信記事の内容から明らかに賛成、日本より特定アジア国益が大事、配信記事が多くの全国紙蔓延し「全ての元凶」となる)

日放協会 - 賛成(恐らくメディアで一番狡猾、バラエティーやドラマなど何でも利用して印象操作、中立を装う悪質性)

http://anond.hatelabo.jp/20100120190944

上位にくるということは、それは主体が違うということだ。

基本的に、下位は上位に許される範囲内でしか動けないんじゃないの。

国は地球人類利益を最優先に考えて行動しない。

これは、国民国益を最優先に考えて行動しない。あくまで自分自身の利益を追うのが当然であるのと同様だ。

国に人類益に基づいて行動すべきだと説くことは、個人に国益に基づいて行動すべきだと説くようなものだろう。

合理的経済人を前提とするなら、確かにそうなるんだろうけど。

必ずしも、そうじゃないんじゃないの。

国益を最優先に考えるなら、竹島とかの領有権よりも、漁業権などの利用権を得た方が合理的なような。

国内の企業なり金融なり法律なり、そういった金を稼ぎ出すことに使えるもの全て。

金融はともかく、法律人権制約をするものだから、無関係じゃないような。

仮に国内の企業証券取引所やその他もろもろ商売に使えるもの一切を失ったとしたら、現状と同じだけ収入が得られる人間は(ほぼ)いない。

それは、財産権が保障されているからじゃないの?

http://anond.hatelabo.jp/20100120175158

主体にとって利益のない行動を要求することが理性的ではないという例で出したのに、「金銭債権を有している」などという条件を勝手に付け加えて、主体にとっての利益を発生させているからだろ。前提条件を勝手に変えて理性的でない要求を理性的なものに変えている。それを指摘しているだけだ。

だから、「それだけじゃ理性的かどうか判断不能。」といってるだろうに。

で、金銭債権ってことだと、権利義務関係に基づくものであるから云々というレスが帰ってくることが予想されるから、

もっといえば、“お前”が“俺”に与えられる金銭を有している場合だって、理性的意見となる。

ただ、任意の諾否をさせないような態様であれば、不法な行為ということにはなるというだけの話。

“お前”が金をもってないことが明らかなのに金を要求するのは、理性的とはいえないだろうけど。

とも付け加えておいたんだけど。

少なくとも、「それだけじゃ理性的かどうか判断不能。」だということの説明にはなってる。

誰にとっての利益

国にとっての利益とみなすなら、それは国益だろ。

そうだよ。

利益」とより抽象化してるだけで、国益を除くとはいってない。

また、それが国にとっての利益でないのなら、国がその基準に沿って行動する理由がない。

まぁ、そこまで利益に固執するなら、それはそれでいいんじゃないの。

国を超えて人権を尊重したいなら、国以外の主体を据える必要がある。

国連」なり「地球」なり「人類」でもいいんじゃないの。

差別でも何でもなく、「国」がその国民以外の利益を斟酌して行動する必要はない。

外国人利益は、その外国人が所属する「国」が斟酌すればいいだけの話だ。

その外国人が、国籍の有無以外で日本人とまったく違いがないという場合でもというなら、もう価値観の違いとしかいえんな

会社で言えば自社の社員利益を斟酌することは合理的だが、他社の社員利益を斟酌する合理性はない。

強いていうのなら、他社の社員利益を与えることで間接的に自社の利益になることを見越せる場合くらいだ。

会社の場合は営利企業だから、その点で国とは異なるけどな。

具体例というなら「先進国に生まれたというだけで、途上国に生まれた人間よりもより財産を得やすい立場」

経済的活動の自由なら人権だし、財産そのものならやっぱり財産権という人権なんじゃないの。

http://anond.hatelabo.jp/20100120175449

知らん。

そもそも、国益の量定もよくわからん

国益の最大化」という基準を提示した方に聞いてくれ。

http://anond.hatelabo.jp/20100120171040

では、日本はすでに「のっとられて」いるのか。そんなはずはない。



すでに半分以上、乗っ取られている、というのがウヨさんの主張じゃないの?

具体的には、国益無視のまともに機能しない政府とか。

例のYouTube日本裏社会に乗っ取られているという動画を真に受けるかはともかく。

http://anond.hatelabo.jp/20100120170355

国益の最大化」が基準だといってるから、それの最大化。

http://anond.hatelabo.jp/20100120163440

まだ勘違いしている。「国益」というのは国の行う活動のすべての基準が収束するところだ。

個人の行動はその個人にとって益か害かで判断し、国の行動はその国にとって益か害かで判断されるもの。

勘違いしてるのはそちら。

その説明は、国益ないし利益が基準たりえるという主張についてのもの。

人権尊重自体が利益だといった場合は、利益を基準とした場合の説明になる。

それとは無関係に、人権尊重こそなすべきであって、人権資するかどうかという基準も成り立つ。

“俺”が“お前”に対して、金銭債権を有しているのであれば理性的意見となる。

この例で言えば、金銭債権を有していることで法的権利が発生し、相手方が義務を履行しない場合はその履行を国の力をもって求めることができるという背景のもと、義務を履行しないことによる社会的・個人的信用を損なうリスクをとるよりは義務を履行したほうがトクである、というコンセンサスがとれているからだ。

この場合のように、暗黙の了解が得られている条件については強いて明文化する必要はない。

おいおい。

理性的かどうか考えてみろ」って問う趣旨は、「こんな要求理性的じゃないだろ」って言いたいんじゃないのかよ。

現在の」国民ではないので「現在の」我々がその利益を斟酌する必要がない。

なるほど。まぁ、それはそれで合理的だわな。

差別をここまで徹底できるというのは、到底真似できない。降参だな。

で、人権と無関係な国益の例は?

それを想定してないと、「人権だけが国益でもない」とはいえないだろ。

たとえば、日本人アメリカ人のような先進国国民は、先進国に生まれたというだけで、途上国に生まれた人間よりもより財産を得やすい立場を与えられる。

つきつめれば、投資等によって国民全員に働かなくても一生暮らせるくらいの配当を得られる国が理想だろう。

つまり、国民全員に生活保護をするってことか。

そりゃ、理想ではあるな。

共産主義の究極みたいな。

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