はてなキーワード: 赤耳とは
10年くらい前に下北沢のセレクトショップでサイモンミラーのデニムをおすすめされた。
値段は30,000円もして、当時の自分には踏み込んだことのない価格帯。
デニム界で名を馳せるサイモンミラー 氏が作ったというこのデニムは、履いてみるとシルエットがすごくきれいで、やはりいいものは高いなぁと実感した。
加えて、
・セルビッジという、古い織機を使い生地の端から切り出すといったこだわりの証がある(その時は赤耳という呼び方も教えてもらった)
・アメリカ製🇺🇸
などなど推しポイントをたくさん聞き、結局かなり思い切って購入。
それから、履くほどに洗うほどに風合いを増していくデニムはすっかりお気に入りになった。
5〜6年ほど履いた頃、そろそろ2本目が欲しくなり件のセレクトショップに向かうも、すでに取り扱いは終わっているとのこと。
ネットで色々調べてみると、どうやらサイモンミラー氏はロンハーマンというブランドのディレクションに就いている、という話があった。
ロンハーマンはよく知らないけどデニムに携わっているらしいなら同じクオリティのものが手に入るだろう、と千駄谷まで足を運び入店してみると、そこにはオシャレを詰め込んだような光景が広がっていたのでした…。
サーファーのように陽気で高価なあれこれにクラクラしながら(8万円くらいのカーディガンがあった)、お目当てのデニムエリアへ行き試着もそこそこに無事購入。値段はやはり30,000円くらいだった。
このデニムは赤耳ならぬ青耳で、買った当初はしゃがむのが大変なくらい固かったのを覚えている。
そんなこんなで出会いから10年ほどが経ち、1本目もさすがにくたびれ、お尻付近に穴が開いてきたので次のデニムを探そうとした時ですよ。
公式から買おうかなーなんてsiminmillerusa.comに行ってみるとWomenはあれどMenはない。
検索結果からはたどり着けたものの(TOPからの動線消してる?)、メンズカテゴリのアイテムは軒並みSale中。さらに2点デニムを買うとTシャツが無料で付いてきそう。
またおしゃれの巣窟まで行くしかないの?まぁ最後はそれでもいいけど、そもそもまだロンハーマンのディレクションやってるんですか?
サイモンミラーで調べるとボンサイバッグとかばっかり出てくるけど、違うの!
岡山のデニムをつかった!こだわりの!デニムが!欲しいの!LAの!
まだまだニーズがあることを教えてあげましょう。