はてなキーワード: 大和堆とは
前提として国際条約によってすべての大型船舶は「AIS(自動船舶自動識別装置)」の設置が国際条約(SOLAS条約)によって義務付けられています。
AISは国際VHFの電波へ乗せて常に周囲へAISを搭載している船舶の情報を提供している(船名・船籍・GPS座標・航行方位など様々な情報)。
基本的には軍艦にも搭載されており、自身の座標を明らかにしてはいけないような任務を帯びていないとき以外には民間の大型船舶と同様にAISを運用しています。
日本国は火山帯に存在することもあり、地震予知のため、日本列島周辺の海底へ地震計を設置しています。
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/people/akuhara/Japan_Sea_jp.html
この海底地震計は東日本大震災以降積極的に日本列島周辺の海底へ設置され続けています。
一部では公然の秘密ですが、実はこの地震計、非常に微細な振動も感知できると言われており、地震計付近の海上を航行する大型船舶や、海中を航行する潜水艦の振動すら感知できるらしいのです。
大和海盆には地震を予知するための大事な海底地震計があるのですから。
つまり、P-1哨戒機はたまたま哨戒任務中に韓国駆逐艦を発見したわけでなく、そこに"何か"が居ることをわかっていて哨戒に向かったと考えられる。
日本の海上防衛が優れていると言われるのは、こういった強力な海洋調査能力を有しているからなのです。