はてなキーワード: アウロラとは
http://anond.hatelabo.jp/20151117174656
ブコメが興味深かったので。オススメしているしていないに関係なく、筆記具っぽいコメントをピックアップしてみました。ちゃんとコメントした人の意図通りの検索結果になるかは未確認。ボールペン、万年筆で分けようかと思ったけど面倒だったのでこれで完成ということで。ミスってたらごめんなさい。
いや本当。万年筆って高い・おっさん臭い・手入れが面倒ってイメージがあったんだけど、無印で千円だったんで試しに買ってみたら、これが良すぎ。
まず、書くのが楽しい。紙にサラサラって滑らせるだけで、それっぽく上手に書ける。横書きでアルファベット筆記体をたくさん書く人はやめられないと思うよ。日本語を書くときもちょっとプチ文豪気分が味わえる。ちょっとした伝統ってのを手軽に味わえるね。こりゃ万年筆にハマる人がいるのもわかるわ。まあ、本当に高いやつはもっとすごい書き味してるけど、値段のわりに無印のはいい。
それからインクが黒くて読みやすい。けっこうベットリつくんで、書いてすぐ触ったりすると手が汚れるくらい。乾くと色が変わってとても読みやすくなる。インクを詰め替えて使えるから、ランニングコストも安い(このインクカートリッジもヨーロッパで主流のやつだから、モンブランのやつとか入れて遊べる)。
デザインもいい。モンブランとかアウロラとか悪くないし欲しいけど、なんつうかどうしてもいかにも成金なイメージがあって抵抗がある(ただし、パーカーは別)。蒔絵万年筆なんて最悪の部類だよ。あれはヤクザの持ち物。でも無印のはアルミの単なる棒で、そういうイメージがないのがいい。ミニマリズムの極致。まあ長時間握ってると指が痛くなるけど、おっさん万年筆を持ち歩くよりはマシ。
そして、何よりも一番大切なのは「安い」ってこと。千円ですよ。万年筆として破格の安さだと思う。これぐらい安いと、なくしたり盗られたりするのを恐れずに外に持ち歩いて使える。便利。やっぱり文房具は使ってナンボですよ。おいらは定番のモレスキン、ではなくて、無印の黒手帳と一緒に持ってメモとったりスケッチ描いたり一句ひねったりしてる。紙はやっぱり便利だなあ。
まあ安いと言っても、おいら「極黒」インク&コンバータとか買ったりしてるんですでに万年筆本体よりも金を使ってるんだよね。これは万年筆道楽に走る人がいるのもわかるなあ。足を突っ込んだらきりがない。まあ、千円だし、だまされたと思って買ってみたらいいよ。それじゃ。