2024-11-03

人を殺さないための喧嘩アンチパターン

近頃物騒な話題が増えてきています強盗に入られたらどうしようなんていう話も聞くことがあります

防衛の為に闘った場合でも期せずして相手殺害もしくは後遺障害を含む重篤ダメージを与えてしまうことがあります。この記事では相手を殺さないために、戦闘基本的に避けるべき行動を紹介します。犯罪教唆・推奨するものではありませんのでその旨をご承知願います

立っている相手の顔を殴る

選択率の高い行動と思われます。実際、素人手打ちパンチ顔面を殴打したところでその衝撃で死に至ることは少ないでしょうが

殴られたことに対する心理的なショックで硬直し、受け身を取らずドミノコマのようにパタンと倒れる方がいます

人間の頭が高さ150〜180cmから自由落下することになり大変危険ですので避けてください。ハイキックもってのほかです。

馬乗りになって相手の頭を揺らす(地面に叩きつける)

仰向けに押し倒した相手に乗って肩を掴み、地面を利用し後頭部を破壊する行為を指します。

そんなことする奴いるのかよと思われるかもしれませんが、女性同士の喧嘩でもみられるポピュラーかつ凶悪攻撃です。

頭部または頚椎に大きな衝撃を与え高確率で死亡させますので絶対に行わないでください。

顔面のガードを捨てて後頭部を守るという行為は格闘経験者でもなかなかできないことと思いますので実質的にガード不能です。

もし自分がやられそうになった場合、横向きの体勢になって丸まったほうがいくらかマシかもしれません。

袈裟固め

相手を取り押さえる、というと大抵の方がこれをイメージすると思いますがなかなかに危険です。

体勢によっては肺を圧迫し、首のとり方によっては気道を狭め呼吸を阻害します。特に気道は一度潰してしまうと元に戻りづらいため触れないほうが良いでしょう。

窒息しそうになった場合ほとんどの人はもがいて暴れると思いますが、これは逃げようとして暴れているのと区別できないため、より強く抑えようとして結果殺してしま事故がたびたび発生します(声も出せないため、息ができないことを伝えられない)

投げ技

多くの格闘未経験者は受け身の取り方を知りませんし、知っていてもコンクリートアスファルトの上で投げられることまでは想定していません。室内で投げる場合でも窓や照明などのガラス、あらゆる家具凶器となる恐れがあります

また、投げられる方もめちゃくちゃな暴れ方をするため事故がおこりやすいです。頭から落ちた場合などには即死もありうる大変危険行為となりますので選択しないでください。

  • この記事では相手を殺さないために、戦闘時基本的に避けるべき行動を紹介します そっちか! そっちじゃなくて「取るべき」行動を教えてほしかった

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