2024-10-22

Twitterでオシャレだな〜〜と思ってる人がいた。

いたことないブランドにも詳しいし、その人のスタイルちょっと後になってトレンドを迎えてたりもする。

おれもミーハー心でNBやキコアシ買ってみたけどいまいち趣味じゃなかったな。サロモンは割と履いた。オムプリのプリーパンツはかなり好みだったけどブカブカ過ぎて諦めた。暑い時期に意外と快適らしいです。

かにファッションリーダー的な存在と思っていたけれど、ある日彼の格好はインスタとかで割と量産型に類されるものだと知った。

なんか、年上のオシャレな兄ちゃんの語る言葉雑誌受け売りだと知ったような気持ちになった。そういう体験ないけど。

アニメアイコンしからぬ存在だと思っていたけど、ファオタというか、そういう服垢的な存在は珍しくもないらしい。

音楽とかも詳しくてかっこいいなと思ってた。

ビートルズサカナクションくらい当たり前の存在かのように、知らないグループ名前をしれっと口にする。サブカルスノッブさよりもむしろ、日頃からの身近さに感じてた。

けどある日知った某サイトで取り上げられてるアーティストの面々が、ことごとく彼の口にするものと重なっていた。

他にも彼がシェアした曲を配信で聴いてみると、レコメンドや関連楽曲で見覚えのある名前が出るわ出るわで。

色んな音楽に詳しいというよりは、結局「その手のやつ」で括れるようなジャンルしかなかったのか。

これじゃ自分にハマる曲を勧められてんのか、受け売りの嗜好を形成されてんのか分からん

まあ気持ち良くなれさえすれば別に…

受け売りというか、まあ良く言えば感度の話なんだろうけど。

映画とかの感想でもこの人の視点面白いなあ、目のつけどころが鋭いなあ。と思ってたのがある種セオリー的な姿勢と知った時は、なんか結構底を見たような気持ちになってしまった。

大人に近づくにつれて、親の言ってたことにも結構嘘が混じっていた事に気付いたような……

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