事態の発端は数年前。
実家に帰省してゴロゴロしてたら姉に「この人のこと知ってる?」と言われてX(そのときはTwitterだけど)の画面を見せられた。スマホには暇空茜のアカウントが写っていた。暇空がColabo問題でネットを賑わせていたことは知ってたので「知ってる」と答えた。
すると「どう思う?」と聞かれた。なので「東京都が都民の税金を不正にしろ杜撰にしろ変なところに送ってるなら是正されるべきだ。まぁこの暇空ってやつもColaboと同じくらい胡散臭いけど」と自分の感想を述べた。
そのときから敵視が始まった。姉はツイフェミでColaboを支援してた。あの回答が姉にとってColaboを非難して暇空茜を支持してるように聞こえたのだ。
前者については間違っていない。実際、俺自身ツイフェミは嫌いだしワイドショーでアニメ広告の性的搾取が〜みたいな話題が取り上げられたときは姉の前で「いちいち騒ぐなよ馬鹿だな〜」と発言したこともある(そのときからすでにColaboを支援していたようだが、知らなかった)
ただ、暇空茜は支持していない。東京都に対する監査を請求することは別にすごいことではない。税金の使い道を正しく精査するのは都民、及び国民の責務だからだ。まぁ俺自身そんなことはしてないので偉そうなことは言えないが、だからといって彼を祀りあげるほど偉業をしたわけではない。ただ国民の責務を果たしただけなのだ。また、あの陳述書は素人目でも酷いと分かった。
なので俺がColabo問題に対する感想は「胡散臭いやつらの蠱毒」であり中立の立場だった。それが姉にしてみたら自分の正義を否定されたように感じたようだ。
それまでは帰省したときにちょっとしたディベート程度で収まっていてそれ以外はほぼ会話はなかったが、惨敗してからは俺に対する人格攻撃に変わり、姉の友人やご近所に暇空アノンだとかあることないこと言いふらしているそうだ。もっとも、こんなインターネットの最底辺みたいな内容が伝わるほど、姉の友人やご近所はネットに毒されてないと思うけど…
そんななので今年の年末年始は帰省しないことを決めた。社会人になるまで結構仲が良かったのでこんなことになったのが悲しいが、いつか姉が丸くなり和解できる日がくることを信じよう。