推しが結婚するのはもう何回目かわからないけど、今回は過去の推し達の結婚と違う感情が生まれたので記録。
もともと青春のすべてを捧げて誰よりも愛していた推しがいた。その人が結婚した時現実逃避したくて別の推しができた。神推しの結婚をなんとか消化している間に2番目の推したちもちょこちょこ結婚したけど、最初の例があったからショックは受けなかった。
その後私生活でも色々あり、コロナ禍も重なって生きるのが苦しくなった。
そんな心境に寄り添うようなコンテンツを出してくれていたのが今回結婚した推し。
価値観や感性が変わっていて、浮世離れという言葉がとても似合う。考え方や言葉選びも好きだし、パフォーマンスも技術が伴った世界観で見ていて楽しかった。
それでいてシチュエーションによってはかわいくなったりかっこよくなったりと変化も激しくいつでも新しい姿を見せてくれた。
そんな推しが結婚した。正直この世界の誰も予想してなかったと思う。一報を聞いたときはびっくりしたけど、こんな時代に心穏やかに過ごせる相手ができてよかった。と思った。
でもそのあと相手を聞いて足元がガラガラと音を立てて崩れていく感覚になった。文字通り失神しかけた。
お相手とは約15歳の年齢差があった。それだけならまあよくある話か、と思えたかもしれない。ただ、初めてお相手と共演したのがお相手が未成年(高校生くらい?)のときだったのが本当に無理だった。
前日まで好きだった人の結婚なのに、気持ち悪いという感想しか出なかった。未成年のときから知っている人に手を出す感覚が本当に理解できなくてただただ吐き気を催すくらい気持ち悪かった。
結婚後数ヶ月経ったが、未だに推し関連のコンテンツは見られない。パフォーマンスは見られるかと思ったがやはり気持ち悪さが勝るので申込みもやめた。周囲の人は私が推しにガチ恋だったからショックをうけてるんだろうとおもっているが実際は違う。気持ち悪くて見られないから見ないし何も聞かないのだ。共通の推しで知り合ったフォロワーも多いのでポストが流れてくるがありとあらゆる関連ワードをミュートワードに設定している。
好きだった人をミュートワードに設定する未来なんて想定してなかった。
ガチ恋していた推しの結婚のショックは時間が経つとともになんとか消化できた。でも、気持ち悪いと思ってしまったその感情はもう消えることはないし、この先一生見るたびに思い出すんだろうなと思う。