2024-09-19

任天堂ステルス特許って経済害悪じゃないか

特許制度というものゲーム業界と合っていないように思う。業界常識をわかっている同業ならクロスライセンスで許すけど、空気を読まない新規参入は幅広い基本特許で刺す、というのは寡占市場邪悪企業がやっていることだ。特許制度によって経済厚生が下がるケースに思える。

特許制度重要性はよくわかる。薬品業界の発展は特許制度がないと遅れるだろう。画期的材料の開発とかもそうなると思う。ただ、ゲームソフトウェア面に関しては、ブランド名著作権、それに不正競争防止法あたりで保護すれば十分で、それ以上の保護はいらないんじゃないか特許制度ゲームソフトには適用されない、となったとしても、そのことでゲーム業界の発展が遅れたりして消費者に害を及ぼすとは思えない。ある程度の操作性はゲーム会社を超えて統一されたほうがユーザーにとってはプラスなことを考えると、特許制度ユーザーに直接害を与える制度に思える。実際大手ゲーム開発会社間では適用されてないわけだし。

たぶん、ゲーム業界が日々急速に発展していて、すれ違い通信とか今までできなかったことがどんどんできるようになり、あまり基本的特許を取れてしまうことが問題なんだと思う。自動車業界でいうと、ブレーキペダルを踏むと後ろのランプが光る、とか、曲がる方向にランプを出す、みたいな特許許可されるようなことが起きているのではないか

ちなみに、薬品とか材料ゲーム業界の違いは、基本的技術革新業界内で起きているのか、外部の産業、とくにゲーム業界なら、電子部品産業の発展を受けて作っている要素が大きいのか、の違いだと思う。すれ違い通信とか、基盤となる電子技術の発展には任天堂関係してないでしょう。だから特許制度存在依存するような研究開発はあまりないのではないかと見ていて思う。現在のこの技術を前提とすると、こういうソフトウェア自然だよね、というのが特許になってしまう、というか。

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