2024-08-18

熱気があって面白そうだなーと思って特に後先考えずに入った職場がわりとカルトだった。トップ有名人メディアにもよく引っ張られてるんだけども、それは聴衆を心地よくさせる夢物語を語るのが上手いからで、本人の技能はたいしたことない。それだけなら良いんだが、当人自分がすごく賢いと思っていて、社内のいろんな業務にいっちょ噛みしてくる。能力がないもんだから指摘は的外れかつ理不尽で、でも組織が彼の対外的プレゼンス依存している以上、表立って「お前は馬鹿だ」とも言いづらい。で、心理的矛盾に耐えかねた人たちの一部が、防衛機制によってさらトップ神格化するというループが発生してしまっている。ひどい境遇に置かれている人ほど自分境遇意味を見出すというやつである自分がいま理不尽に詰められている(ように思われる)のは、彼の偉大な考えを自分理解できていないからに違いない!みたいな感じ。みんながみんなってわけじゃないんだけど、トップに近いマネジメント層ほどそうなりがちで、影響を受けて組織全体がなんか気持ち悪い熱気に包まれている。それを最初自分は活気だと思ってしまったわけだけど、どっちかというとカルト煮詰まった高揚感というか酩酊感というかそんな感じである社員の一人なんて最近周知された意味不明な企業理念独自解説チャットアプリに延々と書くようなっちゃったし、とにかく気持ち悪い。正気を保っている人たちはみな疲れている。というわけで自分はさくっと逃げることにした。素敵な同僚も何人かいたので残念だが、自分精神のほうが大事である。それはそれとして、組織カルトパターンとして興味深かったので、今後あの場所がどう変化していくのか、いつ崩壊するのか、そのまま行くところまで行くのか、外から眺めていようと思う。

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