https://anond.hatelabo.jp/20240623011829
漫画もやたら絵描きに評価されてるけど絵の素人にはよくわからない
後追いだとそういう評価になるのは別に間違ってない。ただし漫画家はじめ玄人層からの絶賛も正しい。
「大友克洋の漫画技法」というのは日本のマンガの歴史においてソルトラークそのもの。
斬新さと完成度を兼ね備えていたが故に「特定作家の個性」ではなく絵柄(もう少し広く「作劇手法」でもいい)丸ごと咀嚼されて、以後日本でストーリー漫画を描く上での必修科目になった。
これが起きたのはAKIRA(連載83年~90年)以前の、「ショートピース」刊行(79年)や「童夢」掲載(80年~81年)の頃。
(もちろんどれだけ大友を取り入れたか、という作家個々の選択にもよるが)70年代以前と80年代以降で「なんか古臭い絵柄のマンガ」の比率が大きく違うのはそういう事で、
(ある意味その後の絵柄の進化が大きくないとも言えるわけだが)現在でも80年代のマンガの多くが絵柄の違和感なく普通に読めてしまう、というのは実はとんでもないことだ。
例えば80年代には40年代のマンガなど大半が絵柄の時点で古臭くて読むのに努力がいるものだったが、本来は文化、特に流行という側面のある大衆文化の変化はそういうものである。
ところが、現在のマンガ読みにとっては(少なくともストーリー漫画については)、「40年前でも普通に読むに堪える絵柄の作品が多い」という妙な事態になっているわけで、
これには「作劇手法面での十数年分のマンガの進化を大友克洋一人で先食いしたせい」というのは多分にある。
「大友以前・大友以後」と良く言われるのはそういう話であり、ゾルトラークが一般攻撃魔法になったように、我々はまだ「大友以後の時代」に生きているのだ。
革命は起こしたけど、支配者にはなれなかった。 漫画家としてもアニメ監督としても中途半端で、いつまでもAKIRAの話しかされない。 そりゃあ漫画史上でいちばんデカい一発だったかも...
AKIRAもイマイチどういう文脈で評価されてるのか後追いからするとわからない アニメの作画がすごいのはわかるけど、話ははぁ?って感じだし 漫画もやたら絵描きに評価されてるけど絵...
https://anond.hatelabo.jp/20240623011829 漫画もやたら絵描きに評価されてるけど絵の素人にはよくわからない 後追いだとそういう評価になるのは別に間違ってない。ただし漫画家はじめプロ層か...
長々書いてるけどエポックメイキングな作家は後進がフォローしまくるので後から見ると凄さがわかりづらいってよくある話以上の内容なくて草 具体的に大友前はこれがなかったけど大...
AKIRA読んだことあるけど普通につまらんかったやで。
AKIRA読んだことあるけど普通につまらんかったやで。
大友克洋がいなかったらたとえばチェンソーマンのような漫画はこの世に存在しなかったかもね 藤本タツキは漫画家にはなっていたかもしれないけど今とは違う作風だったかもね
でもチェンソーマンもAKIRAも厨二臭いだけで全然面白くないよね。
ショートピースで革命的なアニメ技術披露しとったで ただ視聴者側もだれもそんな凝った演出より美少女がパンチラするほうに需要があったし 制作側も安く発注して高く売る以外をアニ...
AKIRA読んでからBANANAFISHも読めよ
一発屋でも一発それぞれのレベル違うからなぁ 右から左に受け流すやつは本当に右から現れて左に流されたけどなんでだろうやゲッツは営業で強いしパワーも強いし誇張したモノマネも...
「一発屋」という言葉が不適切なんで大喜利化してるけど、AKIRA以降見るべき仕事をしていないとは誰かがはっきり言うべき。 特に、映像作家と称してやったアニメの仕事はみんな並以...
大友は革命家であってヒットメーカーではなかったということやね。 んで、革命家っていうのはたいてい人生で一回くらいしか革命起こせんからね。 辻褄はあってる。 革命家の悲しい...
akira以前の短編集から業界に衝撃を与えていたぞ なんなら衝撃でいうと童夢あたりが1番凄かった
あまりに影響が大きすぎた。のだと思う。 もはやこれ以後を第二期漫画と表現していいのではないか。という様相。