2024-06-06

人生初のストリップ、興奮しなかった。エロくなかった。

美しすぎた。

アートすぎた。

ギュスターヴ・クールベ

世界起源』すぎた。

女性身体は美しい。

そんなことは知っていたはずなのに、

圧倒されてしまった。

美しすぎる。

以前からストリップという存在が気になっており、

一度見に行ってみたいとは思っていた。

ストリップとは一体どういうものなのだろうかという好奇心が湧いていた。

よく分からんが、どうやらエロいものなんだろう、知らんけど。

今日行ったのは夜勤明けでムラムラしていたからだ。

ただ単にエロい事がしたい気分だった。

そんな軽い気持ちで、天満にあるストリップ劇場

東洋ショー劇場』の門戸を叩いた。

(実際には門戸は無い、なんなら目隠し用の暖簾すら無い。)

1時間後、俺が目にしたのは、

テレビタレントよりもかわいい容姿踊り子が、

激しい音楽に合わせ、全裸で、プロダンサー顔負けの表現をしている姿だった。

この時点でエロい事を考える気持ちは完全に吹き飛んでいた。

俺は、その演技、世界観、表現力に圧倒されていた。

(後に聞いた話ではステージライティング音楽など、演出はすべて自分で考えて行い、小道具衣装も自費で買い揃えているらしい。(バケモノか。))

俺は今日、いやらしいものを観ようという気持ち劇場へ向かったのに。

ただ単にエロい事がしたいだけだったのに。

まさか岡本太郎展を鑑賞したときと同じ気持ちで帰らされることになるとは思いもしなかった。

とにかく俺は、その芸術性に圧倒されていた。

人生経験として一度は観劇しておくべきだろうと思うくらいには高度な作品群であったよ。

おすすめする。

近場にストリップ劇場があって行ったことのない人はぜひ行ってみるといい。

今日ストリップは、うまくあったし。きれいであったし。ここちよくあったよ、太郎先生

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん