2024-05-30

見慣れた景色聖地になった心持ち

 

かつて通学路として毎日のように通っていた場所が、アニメポスターになって、ターミナル駅など色々なところにに貼られてるような事態となった。

最初に見たときは、まじで?となって、二度見した。

パット見はどこにあるのかわからない景色から、他の人がみればどこだろう?となるところだが、自分からすればピンポイント特定可能だった。

  

今でも、その風景日常の一部に組み込まれている。

  

自分にとって、オタク文化は、常に日陰者である

学校アニメ話題したことはないし、漫画ジャンプ限定に絞って会話していた。

サンデー異端であり、アフタヌーンモーニングは、禁忌である

文化部の隣の部室でルリルリ~とラノベ愛を語っていた中学時代の友人は、疎遠になってしまい、大学に進んだ後に、若くして亡くなったと聞いている。

彼の性格理由なのか、オタク趣味理由なのかは、知るすべもない。

 

ただオタク的な話をしていると、イジメにつながる可能性がある。

その一点において、避けるべき話題としていまでも認識している。

話すことが許されるオタク趣味と、一線を越えたオタク趣味の間には、未だに大きな壁がそびえ立っている。

 

今回のアニメは、線の向こう側にあるアニメだ。

フリーレンや鬼滅なら良い。子供が見てるアニメからゆるキャンギリギリセーフ。ただ、このアニメは声には出せない。

 

誇らしいのだけど、誇れない。

自分が住んでる町は、アニメ舞台になったぐらい良いところ。とは口には出せない。

アニメの完全に外側から人気あやかってありがとうございます。とも言えない。

 

それでも、この景色を綺麗と思ってもらえるなら、嬉しい限りあり、できるかぎり長く続くよう願っている。

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