ネットで、あるいはリアルでも、「この人は頭が良いのか悪いのかわからない」と思ったことがないだろうか?
学歴があり、高い能力があるはずなのに、何か言っていることがちぐはぐで要領を得ない。
確認すると知識はあるのに、それを日常的に活かして仕事することができない。
これまでいわゆる知性とされてきた、知能テストで図れる能力を認知能力という。
かつてはこれがいわゆる頭のよさだとされてきたが、徐々にそれだけではバランスが悪いことがわかってきた。
IQ以外の能力指標というと、EQと言うものは大分前から知られている。
これは非認知能力とも呼ばれるもので、簡単に言うと「心の強さ」だ。
どれだけ試験のできがよくても、難しい問題にトライしたり、困難な状況でも努力を継続する心の力が弱ければ、大きな成果は得られない。
しかし近年はこれらに加え「メタ認知能力」というものも重要だということが知られてきた。
メタ認知能力とはその名の通り、「認知をメタ認知する能力」だ。
「自分が何を知っているか知らないか」「相手が何を知っているか知らないか」を認知する能力だ。
この能力が低いとどうなるか?
相手の視点に立ってものを考えることができない。適切な情報交換をしたり、確認がとれない。
こういう人が仕事につくと起こる典型的な事例が、報連相ができない、他社とのやり取りで言った言わないのトラブルを起こす、等である。
考えてみれば当たり前だが、本人の知識や論理的判断力を試すだけの試験では、こういう能力は測れないのだ。
ここからは私の推測になるが、論理的に言って間違いのないことだと思う。
ネットでトラブルを起こす変な人たちというのは、往々にしてこのメタ認知能力が他に比べて著しく低い人たちである可能性が高い。
というのも、単に認知能力が低ければ、ネットというハイテクや、文章投稿あるいは動画投稿のような形で情報発信すること自体のハードルが高いだろうし、非認知能力が低ければ、炎上やトラブルを気にせずに暴れ続けることは困難なはずだからだ。
認知能力、非認知能力が十分高いのに、メタ認知能力だけが著しく低いという場合でないと、ネットのようなハイテクコミュニケーションツールを使ってトラブルを引き起こし続けるということは考えられない。
メタ認知能力こそが、現代社会の数々の問題を理解するための最重要キーワードなのだ。
ここまでソースなし
バカみてえなことでキレてる男女は全員コレがひくい
メタ認知能力があって悪用している可能性もある。
学歴が高くて、かつ計算能力的な意味での知能も高いがアスペ的な意味で認知能力が極めて低い人というのは存在するけれども、 ネットで暴れてるのは、基本的には学歴も低く能力も低...