自己啓発本や伝記を読むのは負け犬だと聞いたことがあります。因果関係が逆なのです。読むから負け犬になったのではなく、負け犬だから読んでいるのです。
そういう私もいくつかのミニマリスト本を読んだことがあります。足るを知るというのは、本当に重要だと思うので、その哲学を深めたいと思っています。
しかし単にエンタメが目的なら、アメコミでも買って読んでいた方がよいでしょう。
いえ、私はヤングシェルドンを見て、アメコミに興味を持ったのです。例えばXMenは、人とは違うミュータントが活躍するストーリーですが、統合失調症の私に共通することがありそうです。
しかし私はシェルドンとは性格は違います。私は潔癖症でもないし、若い時のIQは低かったです。
確かに小学生の時に1から10(あるいは100だったかもしれない)までの和を出せと教師に言われて、ガウスと同じことをして褒められたことはあります。
しかしなんというか、常識とか倫理とか、そういった人々が共通して持っている知識の欠如が私を苦しめてきたのです。
その点はシェルドンに似ているかもしれませんが、シェルドンは自然に善人になっているのに対して、私の子供時代は悪人のソレでした。
私に対して道徳感の重要性を説得できた身近な大人はいませんでした。大人になって本を読み、聖書を読み、獲得したのです。
しかし道徳といっても、日常の行動の細かな点を見つければ悪が潜んでいるものです。
ソロモン王は舌の罪について述べています。現代は匿名ダイアリーやTwitterなど、舌の罪を犯す場が多すぎて、しゃべらないほうが本当はいいのです。