で、グルーミングというのがあるらしい。関係を深めて信用させてから性的な加害をする。信頼してるから被害に気づきにくいとかなんとか。
以下自分語り。
高校に入ってすぐの頃、何もかもうまく行ってなかった。親は束縛が強くて監視するし(聞いてる音楽までチェックされて怒られた)、コミュ障で友人はいない。中学までは優等生だったが、偏差値高い学校に合格したら勉強には全然ついていけなくて親に詰められる。
きっかけはもうわからないけど、Twitter(今はXか?)に流れ着いた。もちろんスマホは親に監視されてるので、使うたびにログアウトするとか履歴消すとか痕跡は消す。
Twitter でとある人と仲良くなった。仮にAとしよう。Aはそれなりに有名な大企業のサラリーマンで、10歳上の男だ。周りの人間全員クズだと思ってた同時の自分に対して、Aは愚痴を受け止めてくれるし優しくしてくれた。当時唯一信頼している人間だった。
その程度で信頼とか今となっては笑えるが、当時は本気で信頼してた。子供なんてだいたい馬鹿だ。正直恋愛だと思ってた。同性愛は知ってたし、自分もそうなのを気づいたとか思ってた。
夏休み頃に、Aの家に泊まりで誘われて、喜んで親を適当に騙して泊まって、まあ色々された。
恋愛だと思ってたから、大人の階段を登ったとかその程度にしか思ってなかった。行為は楽しい体験ではなかったけど、そういうもんだとしか思わなかった。
10歳年下の高校生に手を出す時点でまともな人間じゃないなんてのは当たり前なんだが、そんなこともわかってなかった。
その関係はしばらく続いたけど、あるときに熱が冷めて連絡を切った。Aには悪いことしたとか思ったけど、あのとき切れてよかったんだろう。
そのあとAがどうしてるかは知らない。正直どうでもいい。
気づいてから一気に気持ち悪くなった。今でも時々思い出して気持ち悪くなったりはする。だからといってフラッシュバックするとか生活できないほどのトラウマはない。