2023-08-09

未婚化は労働者経済的レベルが下がったか

少子化対策が語られる際に、20代半ばで結婚して子供を2、3人産むなんて無理ゲーみたいに言われるけれど。

でもさあ、それって本当にそんなに難しい?結婚相手を見つけるのにそんなに時間かかるか?

実際自分の両親も40年以上前に、新卒一年目で出会ってその年度のうちに結婚して三年目で第一子を生んでるし

誰かと出会って結婚を決めるまでには一年もあれば十分でしょう。

あと実際には30代からでも結婚出産はそんなに遅くはないと思うし、そう考えると時間的余裕は10年以上になり、十分にあるんだよ。

ただしそれって結婚相手たり得る人間が周りに十分に存在するという前提の話。

周りがみんな偏差値50以上ならばその中から好みの相手を探せるけれど、偏差値50が100人に一人しかいないような境遇ではそれは難しいよね。

私は婚姻率が低下したのって労働者非正規化・低賃金化が進んで経済的レベルが下がった事、結婚相手として最低限の基準を満たせる人間の数そのものが減った事にあると思う

職場プライベート出会う異性の殆ど基準値を超えていれば、本来わざわざ結婚相談所やマッチングアプリで探す必要はないんだよね

でも実際はそうじゃなくて、現代の多くの女性労働者にとって、

職場出会う異性は安定高収入ゆえにとっくに結婚した家庭持ちか低収入過ぎて結婚相手に成り得ない独身かのどっちかしかいなかったりする

これって結局企業(や、公務員場合官公庁だったり市町村だったりするが)に従業員福祉を委ねる「日本型社会主義」が実のところ社会主義でも何でもなく

国が個人福祉雇用先に丸投げする剥き出しの資本主義しかなかったか

雇用不安定人生設計不安定に直結するって事だと思う。

そんな現状を改善するには「かつての日本社会主義だった」という誤った観念を見直す事がまず第一必要だと思うんだけど、見込みは薄い。

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