フジテレビのお昼にやってる番組「ぽかぽか」の観覧に行ってきた。
仕事の休みがとれる火曜日を狙ってたけど、火曜日はアイドルがレギュラー陣にいるのでなかなか当たらなかった。
観覧だとCM中や放送後の様子も見られるから、テレビで見てた芸能人の印象やイメージが変わったというのはよくあることだと思う。
今回もそうだった。大体、みんなイメージよりも面白くていい人たちだった。
そんな中でも一番印象変わったのは、OWVの浦野秀太くんだった。レギュラー陣のアイドルの1人。
こういう観覧行くと、だいたい客席からの接触や声掛けは控えるようアナウンスされる。
出演者から話しかけられたときや多少の反応はいいけど、ライブやコンサートみたいに大声でキャーキャー叫んで名前を呼んだり大きく手を振ったりするのはNGという感じ。
番組進行の妨げになるから、過剰に自分をアピールしてサービスを求めるのはやめてねってことだと思う。
多分客席には出演者のファンの人もいっぱいいたはず、というかほとんど誰かしらのファンだと思うけど、みんなちゃんとルール守って大人しく見てた。
で、それを踏まえた上での浦野くんのファンサービスがすごかった。
客席にいるファンであろう人と目が合うと、顔だけで合図する。目を合わせてニコッとかして。
今回席が後ろの方で観覧の人たちの後頭部も見てたけど、傍目から見てても「あ、今あの席の人と目合わせてる」となんとなく分かるくらいだから、やられた本人もしっかり分かったんじゃないだろうか。
しかもそれを満遍なくやる。CM中とかの客席の方を向いている時にくまなく客席を見て、前後左右目配せしてる。同じ人に何回もやらないで、みんな平等にやる。
たくさんやるけどやりすぎない、ちょうどいいサービス加減をしてくれる。
手を振ったりするとファンも振り返してしまうだろうし、動きがつくと番組的にも悪目立ちするから、目配せなんだろうなとも思った。
その上で、外で観覧しているファン(外はうちわや紙を持ってアピールできるので誰のファンが一目で分かる)にも都度サービスするし、修学旅行生が外の観覧スペースに来ていることを他の出演者と共有するし、視野の広さと気配り加減を目の当たりにした。
テレビで見てる時はいじられキャラのバラドルって感じだったから、こんなに周りを見てる人だとは知らなかった。
匙加減が本当に上手かったんだよな。
目の前の自分のファンを喜ばせるだけじゃなく、自分を売り込むだけじゃなく、ぽかぽかという番組の観覧に来たことへのお土産をくれるような感じ。
このバランス感覚、新人若手アイドルだと思ってたけど実は子役とかやってたのか?ってくらい絶妙だった。本当にやってたら知らなくてごめんなさい。
それにしてもこのファンサービスは、ファンの顔を覚えててやってるのか、実は服装とかで自分たちのファンだと分かるのか、それとも他に……とじっと見ていると、私も目が合った。それでニコッとしてもらえた。
これは自分を見てる視線を感じ取ってるのかな。しかし自分がやられてみると、今まで冷静に見れていたのに急にドキドキしてしまい思わず目を逸らしてしまった。後から思うともったいなかった。
知らないおじさんが知らないおじさんを持ち上げでキャッキャウフフしてる最高につまらない番組の話をするな
その子はジャニーズjr出身だしかなり芸歴長いよ