高校生の頃に出会い、15年以上の時を共に過ごしてきたはてなですが、そろそろ終わりにしようと思います。
ここ数年は違いましたが、かつては私もはてなを楽しんでいました。
自分の知らない話題を沢山提供してくれたし、話題になるブロガーさん達は大なり小なり愉快で、彼らの痴話喧嘩を観測するのはいい暇潰しでした。
ですが、今では「言葉」や「価値観」というものが怖くて仕方ありません。
言葉をこねくり回して自らの正しさを証明する遊びは、生活や時間にゆとりがあるから出来ることです。
逆に言えば、そうした余裕さえあれば、誰だって正しく在れるのが私にとってのはてなでした。
何故なら多くの人はそういう物事に関わっている時間的余裕などなく、彼らがそれを理解しなかったり、机上の空論の権化である私たちを批判するのは当たり前だからです。
世の中に自らの生活以上に大切なものなどなく、そこに余裕のある私たちが主張する仮初めの正しさなんて世間的に支持されるべきものではありませんし、ましてや「それを理解しないお前たちはおかしい」と言える筋合いはありません。
自分と同じように主義主張を掲げている特定の個人を名指しした論争は絆も情もあり面白いですが、世間やユーザー全体に対して論戦を挑む風潮は不毛です。
どんな話題にせよ、「自分は正しく、お前達は間違っている」という優越的な理屈は、容易に他人を縛り、対立を生み出し、皆を熱狂させます。
でもそれは、本質的に「私たちは暇人だ」という大合唱にすぎません。
おう、また明日な!Aちゃん
特定の個人を名指しした論争 今日の増田はこれをすると削除されるんよな。 反論などなかったことになる。 批判なきブコメ、はてなブックマーク!