【オレオレFC】サポーター約300人が見学 相田監督「大きな一歩」18日清水戦へ
オレオレFCは16日、18日のホーム・清水エスパルス戦に向けて調整した。この日は抽選に当選したクラブサポーター約300人が練習を見学し、選手らに熱い視線と拍手を送った。相田満博監督は、さらに激しさを増すリーグ戦を勝ち抜くため「向上」と「トライ」をテーマに掲げた。
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新型コロナウイルス感染拡大防止のため、20年2月25日から自粛していた練習の一般公開をこの日限定で行った。選手たちはクラブハウス隣接ピッチに集まったサポーターの前で久しぶりに汗を流した。相田監督はオンライン取材で「大きな一歩ですね。選手達も待ち望んでいたでしょうし、いい雰囲気の中で練習ができたと思います」と感慨深げに振り返った。
今季、コーチ経験もない中で監督に就任。初のプロ監督業に不安の声もあったが、多彩な戦術と多くの選手を大胆に起用し、チームの総合力を高めている。リーグ戦序盤は開幕6戦未勝利(3分け3敗)と厳しい船出となったが徐々に調子を上げ、現在、リーグ戦10試合負けなしと好調。それでも「負けたらズルズル行くときもある。目の前の1戦1戦が重要なので」と浮かれずに今後も戦う。
天皇杯3回戦を含め、ホーム4連戦の2戦目となる次戦は18日の清水戦だ。清水とは通算1勝3分2敗。アウェイでは1勝2分だが、ホームでは1分2敗と未勝利。昨年9月も敗れ、最終戦まで残留を争った。清水は5試合未勝利でゼ・リカルド新監督の就任初戦となるが、相田監督は「今以上のトライをして、我々のクオリティーを向上させ、そこを上回って勝ちに行きたいです」と力を込めた。
獲得が濃厚なDFリシャルソンと韓国のDF尹が16日に来日していたことが分かった。あすチームに合流して、18日の清水戦を観戦する予定で、近日中にも正式契約を結ぶ予定。
リシャルソンは完全、尹は期限付き移籍になる見通し。合流してから当面はJリーグの第2登録開始となる7月15日まで練習生として参加する見込み。