2022-03-06

ずっとウクライナの状況が気になる。

ずっとウクライナの状況が気になる。

くそれを非難するつもりはないがゼレンスキー大統領をはじめとするウクライナの思惑に巧く乗せられている。彼らはソーシャルメディアを駆使して、この戦争ヨーロッパの、西側自由主義社会に対する侵略だということを繰り返し主張して、それに呼応して西側社会は打つことのできる手は、かなりのレベルで打とうとしている。

とはいえそれは前例のないほどの内容のものとはいえ経済制裁であったり後方から武器供給であったり、当たり前ではあるがロシアとの軍事的直接対決につながらない間接的なものに留まっている。ウクライナ領空の飛行禁止区域設定はオプションともなっていない。

果たしてこの戦争ロシアの思惑通り進み、キエフの陥落、現ウクライナ政府の解体ロシアによるゼレンスキー大統領の確保、最悪の場合殺害、というふうに展開して、それがTwitterリアルタイムにゼレンスキー大統領ウクライナ政府から発信されたとしたら、そして西側の直接的な介入を悲痛な声で求め続けたとしたら世界はどうそれに反応するだろう。

EUNATOアメリカは黙ってそれを見過ごせるだろうか。SNSウクライナの今よりもさらに痛切な叫びを直接受け取る普通市民たちは黙ってスマホの画面を消せるだろうか。

もちろんロシアとの軍事的な直接対立は、より破滅的な核攻撃に発展する可能性を持っている。

しかしそれが見通されるからと言って、ウクライナロシア化されてこの戦争は終わり、ウクライナの人たちは残念だったね、とタイムラインの向こうに埋もれていくのをよしとできだろうか。できない人の数はおそらくものすごく多いだろう。

まさに最後通牒ゲームだ。自分のリターンが損なわれても正義はなされなければいけないと感じてしまう。でも一般市民に何ができる?

もちろん世界リアリズムで動くべきだ。しかし、すでに高まった感情はどこかに持っていかれなければならない。

ここまで当事者以外の感情が高まった戦争世界経験したことがない。この戦争の落とし所が見えない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん